大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

大判カメラインドア勉強会は被写体が大事なのです。

2011年09月04日 | 日記

ワイズクリエイトでは大判カメラの勉強会等を定期的に開催しています。次回も9月10日(土)にインドアでの勉強会を予定しています。よくインドアでは面白くないので実際に撮影できる東大構内でのアウトドア勉強会の方が為になる等の言う方もいますが、おっとどっこいです。実はアウトドア勉強会では近景から遠景まで全てにピントを合わせる「パンフォーカスアオリ」や高い建物の上層部が先細りになるのを修正する「形の修正アオリ」の勉強をするにはそのアオリに対応する場所、建物を探して移動しなければなりません。これは結構な時間と労力がかかるのです。ところがインドア勉強会では意図するアオリ撮影に合わせて被写体をセレクトし並べれば該当するシチュエーションが再現できるのです。早くて移動する事もありません。ワイズクリエイトではこのインドア勉強会の為に沢山の被写体を用意していますが、それは積み木であったりビンや箱でもあります。そしてこれらを手軽に購入するために良く100円ショップに行きます。ただ100円ショップはやはり100円ショップの製品で撮影した時の被写体の重厚感や高級感がどうしても欠けてしまいます。「ジャーン!」実は先日、コレド日本橋でパンフォーカス撮影に最適な木のおもちゃ(写真)を見つけ衝動買いしてしまいました。やはり数千円だとモデル(被写体)としても十分成立します。早速今度の勉強会で使用しようか等と考えています。大判カメラのアオリに興味のある方は是非が参加ください。