昨日は6月12日から開催される松井光夫さんの写真展「空からのタヒチ ブルーとグリーンと」の第1回目のプリント校正でした。ただこのプリント校正ですが展示作品の大きさがB全(B1)と全倍サイズが90%のためワイズ1階でプリントを見るスペースを確保するのが大変でした(地下だと蛍光灯照明だけなので?)。大きめのスチレンボードを敷いてプロラボクリエイトの牟田さんが1枚1枚を提示して行きます。これを主役の松井光夫さんとワイズスタッフがポジと見比べ校正します。凄い!大きいのです!B全プリントに伸ばすと今まで気付かなかった情報が浮き出し「こんな所に舟がある!」「波の一つ一つが分かる!」と色校正とは関係ない言葉が飛び出します。そうです。今回の写真展は大判カメラ・リンホフで撮影した航空写真なのですからプリントを大きくすればするほどいろいろな情報が見えてくるのです。さすがは大判カメラで撮影しただけのことはあり、デジタルカメラではここまでの情報を得ることは出来なかったはずです。いや~っ、役得で早くも松井光夫さんの写真展を見てしまったのでしたが、おっと、どっこい松井光夫さんは、このゴールデンウィークにも最後の取材でまたタヒチを訪れます。そして何枚かの作品が更にクオリティを高めるために差し替えになる予定です。絶対に注目の写真展ですから皆さんもご注目下さいね。
松井光夫写真展
「空からのタヒチ ブルーとグリーンと」
2015年6月12日~18日
富士フイルムフォトサロン 東京
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