大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

業界紙のインタビュー取材はワイズ撮影会についてでした。

2016年04月22日 | 撮影

昨日はある業界紙の取材が入りました。取材目的は「界隈シリーズ撮影会」や「大判カメラ勉強会」「中判デジタルバック勉強会」等についてのものでした。特に「界隈シリーズ撮影会」は従来の大判カメラを中心にしたイベントと比べると異質のものに思えたらしく、大判カメラとの関連性についてもインタビューされました。確かに参加者の多くはデジタルカメラで撮影していますし、ワイズではデジタルカメラ(中判は除く)の販売していないのですから。そこで、その理由は二つあることをお答えしました。それは2020年開催の東京オリンピックに向け東京は大きく変貌しようとしています。今まで在った古い家屋がマンションになったり、銭湯や小売店もどんどん無くなっています。その変わりゆく東京の風景を単純に写真の持つ最大の特長である「記録性」で残して行きたいというのものです。そしてその中から「こんな建物(風景)ならば大判カメラを持ってきて再度撮影したい」と思われる事への期待もあります(事実これと同じ例はあります)。そしてもう一つが大判カメラ撮影へのトレーニングです。半年も1年も大判カメラで撮影しないと、だんだんに写欲が無くなってしまう事を良く耳にします。ただその間に中判にしろデジタルにしろ撮影に出掛ければ、写欲を維持することが出来ると思うのです。メイン撮影とメイン撮影の間のサブ撮影の存在のようなものです。写真は界隈シリーズ撮影会に皆勤賞で参加頂いているYさんの向島界隈と雑司が谷界隈の作品プリントです。どうですか?素晴らしい作品と思いませんか?そして多くの方がこの写真を見て「私も撮ってみたい!」と思われるのでは・・・。楽しいことを継続すれば更に楽しさが増大します。皆さんも一所懸命写真撮影をしてくださいね。

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大判カメラマニュアル
木戸嘉一
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