関東地方が梅雨明けした翌日の6月30日(土)に今年4回目になる出漁をしました。ボートから撮った熱海の海を見てください。もう完全に夏ですよね。「よ〜し、やるぞ!」と勇んでロッドを出したのですが・・・・この日は大潮で潮の流れが速いのと風が強いので、水深70m地点での釣りでもラインが100m以上出てしまうのですね。また着底した途端に更にラインが出てしまいます。いや〜っ、アタリをつかむのが難しく「なんちゃって漁師」の腕ではウッカリカサゴなど数匹を釣り上げるのが精一杯でした。そして釣りが終了し港に戻ると丁度大潮の最干潮時に当たってしまいました。港のスロープ最先端は急に段差になっていてボート後部のドーリー(タイヤ)が丁度段差に引っかってしまい引き上げる事が出来ないのです。頼みの改造運搬車もエンジンスターターロープが外れてしまい役に立ちません。そこで考えたのが、こんな気持ちよい天気なんだから潮が上がるまで港でゆっくりしようとする事でした。そんな訳で何時も使わせてもらっている港を観察すると「あれ〜っ!」海の中に大量のウニを発見です。丁度ウエイダーを履いていたので幾つかウニを獲ってボート管理をしてくれているのオヤジさんに「このウニ食べられます?」と聞いたところ「ほとんど中身がないよ!」との事でした。少ない漁獲をカバーするために、刺身の横に盛られたウニの夢は一瞬にして消滅してしまったのです。それにしても沢山のウニがいるもんだと改めて感心した一日でした。