大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

ワイズのマスコット「ピーちゃん」と「チュンちゃん」パート2。

2010年08月11日 | 日記
先週はワイズのマスコットスズメの「ピーちゃん」を紹介しましたが、今日は「チュンちゃん」(写真上の左)の紹介です。「チュンちゃん」は昨年ワイズファミリーになった未だ新人(新鳥)です。ある日、後楽園近くの交番に子供達が「スズメが道に落ちていました。」と卵から孵って間もない状態で届けられました。通常の落とし物と違い生き物、それもヒナの状態で勤務当番が変わる交番ではとても預かりきれないとの理由で警察署に移管されました。警察署でも大困りです。親鳥から餌をもらわなければ直ぐ死んでしまう事は予想したそうです。取り敢えず保護用の鳥籠や餌を購入するのに婦警さんを中心に有志警察官からカンパが集まりました。問題はひな鳥に何をどのようにして与えるかが解らず苦慮したそうですが、その時ある婦警さんが「確かあそこにスズメが居た」と巡回連絡時に訪ねたワイズを思い出したのでした。その直後に婦警さんが来社。ワイズでは「ピーちゃん」を育てた実績から、餌を与える時のピンセットの使い方やら事細かなアドバイスを行いました。婦警さんはメモをとって警察署に戻って行きましたが翌日再度ワイズを訪れ、スズメはなかなか餌を食べずにだんだん弱っている様子なので暫く保護することが出来ないか?との相談がありました。スズメは一度飼うとなかなか自然に戻れない等を説明しましたが、このままでは確実に死んでしまうとの観点から保護を引き受けてしまいました。それまで餌を食べようとしなかったスズメもワイズの魔法のピンセットを使うと、まるで親鳥から給餌されるがごとく積極的に食べ始め、更に先住の「ピーちゃん」にも餌をねだる仕草が見られました。なんやかんだでワイズに落ち着いてしまったのが「チュンちゃん」のの誕生でした。写真は未だ数ヶ月の幼鳥の時で、くちばしが若干黄色く個体も小さめです。ただ今は「ピーちゃん」とあまり変わらない大きさまで立派に育ちました。ただ気がかりなのは「ピーちゃん」と「チュンちゃん」が雄と雌でこれ以上スズメが増える事です。

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