◆撮影:1999年6月、ほしだ園地にて
(金糸梅)
2012年6月6日(水)
『山野走』
<私市駅~飯盛霊園・往復>
[私市駅]5:50:00→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→6:08:34[ピトンの小屋]6:12:00→(さえずりの路)→6:25:01[やまびこ広場]6:28:00→(まつかぜの路) →6:45:26[飯盛霊園・境界]6:49:00→(せせらぎの路) →(管理道)→[やまびこ広場]→(つつじの小路)→7:02:31[展望スポット]7:10:00→(つつじの小路)→(さえずりの路)→[ピトンの小屋]→(かわぞいの路)→7:37:37[私市駅]
<立浪草>
磐船街道入口に設置された「電光道路情報表示板・気温計」に往路でプラス18℃とあった、因みに帰路でも18℃。帰路、車道に出るや否や南からの涼しい風を感じたが、森中を駆けるとき、我が顎より汗が滴り落ちた。
“ピトンの小屋”前に黄色に輝く金糸梅が開花していた。しかしそれはまだ極僅かで最盛期に至るまで数日を要するのだろう。またその前には紅紫のシモツケが開花していたし、“やまびこ広場”ではヤマボウシが白花をつけていた。
圧巻はタツナミソウ(立浪草)であった。“せせらぎの路”を下るとき、3日前よりも更に繁茂していて、路傍の其処彼処で所狭しと、夏を思わせる緑葉の上に紫色の数多の花冠を持ち上げていた。帰宅後、その立浪草が如何なるそれなのかと植物図鑑で調べてみた。結果として、ホナガタツナミソウか、もしくはシソバタツナミだろうと考えた。その理由は、葉っぱの裏面が紫色を呈しているのはそれら二種だけだからであった。その次に記されていたことが僕には理解できない。それらふたつの違いが記されていたのだが、それは、「シソバタツナミに似ているが、萼には腺点がほとんど見えない」という件であった。併しだ、「生時には葉に光沢がなく」という説明から思考すると、ホナガタツナミソウなのかもしれない。