山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ほしだ園地(ホナガタツナミソウ)

2012年06月16日 | 山野走
Sii198_2

◆撮影:2010年6月12日、私市より睡蓮池への路にて

(タツナミソウ)

201268日(金) 

『山野走』

<私市駅~飯盛霊園・往復>

[私市駅]55000→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→60826[ピトンの小屋]61200(さえずりの路)62411[やまびこ広場]62700(まつかぜの路) 64333飯盛霊園・境界]64700(せせらぎの路) →(管理道)→[やまびこ広場]→(つつじの小路)→70354[展望スポット]70700→(つつじの小路)→(さえずりの路)→[ピトンの小屋]→(かわぞいの路)→73618[私市駅]

<ホナガタツナミソウ>

磐船街道入口に設置された「電光道路情報表示板・気温計」に往路でプラス18℃とあった、因みに帰路は21℃で、今年に入って20℃を超えたのは初めてだろう。

本来なら明日“ほしだ園地”にやって来るつもりであった。ところが、今日午後から降り始め明日土曜日は雨という天気予報ゆえ、今朝走りにやって来た。早朝東の空は絹層雲に覆われていて、太陽は雲の向こうから心なしか弱い輝きを放つ。頭上の淡い青空中に少しばかりのちぢみ雲がじっとしていた。

“ピトンの小屋” 右横に紫陽花があり、丁度淡紫色の花が満開であった。大振りの緑葉の上に二匹のカタツムリが居た。角をちょこっと触ってみると、それを僅かに縮めただけで直ぐにしっかりと伸ばした。小屋前では、光沢のある黄花の金糸梅と紅紫色のシモツケが最盛期を迎えていた。シモツケが繁茂する中に黄花の松宵草(?)を二輪見つけた。

“やまびこ広場”より“展望スポット”へ向かう道の左傾斜地にササユリが4輪咲いていた。それは如何にも植栽して戴いているという様子であったが、いずれにしても“ほしだ園地”内でササユリに出合うのは何年振りだろう。僕が草花に興味を持ち始めたころ、ササユリに初めて出合ったのは“ほしだ園地・まつかぜの路”であった。

先日より“せせらぎの路 の路傍を賑わす立浪草が、如何なるそれなのかを確かめたいと再度観察してみた。そして僕なりの結論に至ったのだ、しかしどちらかというと分からないからそうしておこうと決めたようにも思えるのだが、その名はやはりホナガタツナミソウであった。

木橋手摺上に蝶が停まった。裸眼の老眼であってもその蝶がテングチョウだと直ぐに解った。翅を閉じて停まったのだが、その特徴的な翅形から間違いなく天狗蝶に違いなかった。その他、陽陰をヒラヒラと舞う数頭のジャノメチョウも見たのだが、それが如何なるジャノメチョウなのかは分からない。今日の山野走は森中の景観に眼を奪われ続けたそれとなった。嬉しい山野走となった。

コメント
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