ユリ科と思われる名前が分からない花
2019年07月09日(火)
『我が街中歩』
<その向こうにいるのが青鷺>
寝屋川沿いの散歩道に入ると、河野さんらしき人が橋上におられた。
川を見ておられたので、僕の方から声を掛け暫時話をする。
昨日もこの辺りで河野さんらしき人が前から来られたのだが、
さて、河野さんなのだろうかと思っている内に、その人は僕の横を通り過ぎてしまったのだ。
そこで今日は僕の方から「河野さんですよね」と声を掛けてみたのだ。
河野さんは寝屋川を見つつ、
「あそこにいるのが白鷺」「その向こうにいるのが青鷺」「横にいるのが…」
「週に何回くらいやって来るのか?」などと僕に話し掛け、
鳥の名称を三~四種くらい教えてくださったのだが、
併しだ、僕は白鷺と青鷺しか覚えていないし、次にそれらの鳥を見ても分からないに違いない。
河野さんとは、この7日に寝屋川沿いのベンチに坐っておられた方だ。
この辺りを散策しておられる方なら、しかも御歳を召された方であれば、
花の名称を御存じかも知れないと思い教えを乞うたのだ。
75歳と仰った河野さんは、5年ほど前に患い、脚がちょっとばかり不自由であった。
鹿児島生まれで18歳の時に大阪にやって来られたという河野さんは、
草花よりも樹木の知識に詳しい人で、
桜やイチョウ、やまもも、寒椿…などについて蘊蓄を語られた。
しかしそれらの事柄を肝心の僕が覚えられない。
今日は、河野さんとはその場で別れ寝屋川左岸の道を歩く。
対岸に白い花が見られるので、途中より右岸へ移る。
それはユリ科と思われる白花であったのだが、我が植物図鑑に記載されていない。
最近は園芸種が多いらしく、この白花も園芸種なのだろうか。
その後、打上川治水緑地に入り外周を歩く。
緑地には赤や白の薔薇が其処彼処に多く見られた。
ハナゾノツクバネウツギも満開を迎えていた。