2023年11月15日(水)
『ミゾソバ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ミゾソバ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「純情」でありました。また、次のような解説もありました。
「金平糖のようなプチプチとした花が付くので、金平糖草と言われているとても可愛らしい花」
「溝のような湿った場所で、日本全国に自生していて、蕎麦に似た植物というところで、ミゾソバという名前が付いている」
「別名として、金平糖草だけでなく、牛の額と言っている地域もあるのですが、それは、葉っぱの先を下に向けてみると、
牛の顔を正面から見たところに似ているということで、牛の額と呼ばれている地域もある」
「見た目が金平糖みたいなプチプチとした花が、いっぱい茎の上に付くので、なるほどなと思われると思うのだが、
花屋で売っているというよりは、ちょっと湿った場所で、7月辺りから咲いて10月辺りまで咲き続けている」
「枝先に十数個の花が集まって咲いていているが、咲いたときの5枚の花弁に見えるものは、実は萼」
「可愛らしい花を付けるミゾソバは、ほんとうに可憐で、純情という花言葉がぴったりかな思うのだが、
その花も、淡いピンクから白の色の如何にも純情がピッタリの透明感のある、とても可愛らしい花」
「それで花言葉が純情になったんかなと思いますが、実は生命力の強い植物で、ちょっと種がこぼれると結構増えてゆく」
「ただ可愛いだけでなく、乾燥させて煎じて服用すると、リュウマチに効果があるとか、生の茎には、止血作用や沈痛効果があるとか、色々漢方としても役立てることが出来る植物」
「新芽とか柔らかい葉っぱは、ちょっとアクがあるので、アク抜きをして茹でて食べると、お浸しとか佃煮とかの食用にもなる」
「ものの本によると、アク抜きをして、ミゾソバご飯なんていうのも作ることも出来るそうで、アク抜きをした葉っぱを刻んで、お花の部分を綺麗に飾ってご飯にすることが出来るようです」
「しかし、生の茎が止血作用や鎮痛効果があるということで、採って来ようと思ってうかつに触ると、茎に細かい棘があり、植物も身を守ろうとしているんだと思いますが、その辺はご注意ください」などと。
この見出し画像の[ミゾソバ]は、2021年9月12日に、京阪・私市駅より生駒山縦走路を歩くときで、
撮影場所は、むろいけ園地の湿生花園で、13時25分にカメラに収めています。