山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

滑落事故の後遺症(左顔神経麻痺)

2016年11月09日 | 健康・病気
2016年9月24日(土)
『滑落事故の後遺症』
<左顔神経麻痺>
2013年9月の山行における滑落事故で生じた「左顔神経麻痺」は、後遺症として今も僕の左顔に残っている。食事時に「左目から涙が出る」「左鼻から鼻水が出る」などがそうなのだが、咀嚼する時や喋るときに「口というか顎に何処となく違和感がある」も少しばかりだが感じる。また「認知症の検査をしてもらったら?」と上さんや次女に言われるのも、上さんや次女が僕の言動に何かを感ずるからだろう。思考能力の減退が生じているのは間違いのない事実だ。
夜中の2時頃に運び込まれた「三重県立総合医療センター」に二週間入院していたのだが、病院ではこの神経麻痺にかかわる治療はなかった筈だ。治療が始まったのは我が家に戻って来て近隣の病院に通い始めてからだ。処方された薬は「レチコラン錠500μg」と「ATP腸溶錠20mg」であった。薬の説明書に、「レチコラン錠500μg」は「ビタミンB12です。末梢神経の働きを助けて手足の痺れ、痛み、麻痺などの症状を改善します。」と、「ATP腸溶錠20mg」は「体の臓器や筋肉のエネルギーになるお薬です。腸で溶けて作用するので、噛まずにそのままお呑みください。」と記載されていた。これらの薬の効果も大きかったのだろうし、医師に言われたように、左顔要所部分を我が手でマッサージをしたのも麻痺改善に役立ったのかも知れない。当時、器から直接、汁物や飲料を上手く飲むことが出来ないためにストローを使用していたのだから。また、酷い目眩があったのを思いだす。

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