2023年12月27日(水)
『ナンテン』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ナンテン]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「福をなす、よき家庭」でありました。また、次のような解説もありました。
「難を転じるという語呂合わせがありますが、その言葉からも福をなすというのもピッタリです」
「このナンテンは昔から日本に自生していて、日本だけでなく中国とかアジアでも自生している植物で、
ヨーロッパにこちらからケンテルという人が紹介して、向うにも広まった」
「春に小さい花が咲いて、赤い実が今頃生っていることで、12月27日の誕生日の花となった」
「花のように美しい実が生るナンテン、それが今日の誕生日の花で、葉っぱも大変可愛らしい形をしている」
「ただ姿が美しいだけではなくて、ナンテンには様々な薬用植物としての効果がある」
「ナンテンで、のど飴を想像する方も多いと思いますが、咳を鎮めたり、喉の痛みを鎮めたり、殺菌薬としての薬効があるということです」
「葉っぱは、胃や解熱にも使うことがあるそうで、よくお赤飯の上に、ナンテンの葉っぱを飾ったりしていますが、飾りではなかったようです」
「腐るのを予防したりして、殺菌を目的として、お赤飯やお魚料理、煮物などの上に載せて、腐らないように添えたのがスタート」
「綺麗だし効果もあるので、食べてしまえという人があるかも知れませんが、それは危ないんだそう」
「薬学大学のサイトによると、薬効はあるけれど弱毒性で、そのまま実を食べたりすると身体に影響があるので、
絶対に食べてはいけないということでした」
「見て可愛らしくて、そして難を転じるということで、福をなすがピッタリで、縁起物として玄関に植えられている」
「赤い実だけでなく白い実もあり、江戸時代から明治にかけて、たくさんの園芸種が作られたと言われているが、
今でもその内の何種類かは、栽培されている」
「白い実のナンテンだけでなく、葉っぱが糸のように細い錦糸ナンテンというのも、園芸品種で出来ている」
「私がよく見掛ける、背の低い葉っぱが丸みのあるお多福ナンテンというのが、冬の花壇を彩っているが、
ナンテンよりも紅葉が真っ赤で、とても綺麗で、よくガーデニングに使われている」
「ナンテンも紅葉すると赤みが指すが、お多福ナンテンほど真っ赤にならないので、赤い色が欲しければ、お多福ナンテンを植えるといいかなと思う」
「庭木としても、ガーデニングとしても、お多福ナンテンはよく活用されている」
「難を転じて福となすということで、火災除けとか、災い除けとか、様々な意味でお庭に植えられてきた」
「ほんとうに繫殖力の強い丈夫な木で、実が落ちると、そこからナンテンが生えたりして、こんなところからナンテンがとびっくりすることがある」
「可愛いうえに、丈夫な灌木が今日の誕生日の花でした」などと。
この見出し画像の[シロミナンテン]は、2023年11月12日に妙見山に行った折、日蓮宗霊場の裏口から入った処で撮影したものです。
また、今日の誕生日の花の解説にあった“オタフクナンテン”は、2021年2月22日の朝歩きのときに訪れた、
打上川治水緑地で6時22分にカメラに収めたものです。
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