山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

イヌタデ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月11日 | 山野歩
2023年11月04日(土)
『イヌタデ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[イヌタデ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「あなたのために役立ちたい」でありました。また、次のような解説もありました。
「赤い粒のように見える花が、密集して穂のように垂れ下がる」
「広い草むらに群生していると、深い緑の中の赤い花は、ぽっとスポットライトを浴びたように輝いて見える」
「イヌタデの別名はアカマンマ」「子供達が飯事に、イヌタデを用いていたことに由来するそうです」
「花穂の花をむしり、器に盛り付けて、赤飯に見立てて遊んでいました」
「イヌタデには稀に、白い花もあるそうです」などと。
この見出し画像の[イヌタデ]をカメラに収めたのは、
2018年9月23日に、京阪・私市駅より、ほしだ園地、むろいけ園地経由で、四條畷駅まで歩いたときに、
私市駅とほしだ園地を結ぶ“かわぞいの路”で撮影したものです。
俳句歳時記にも「粒状の紅色の花を赤飯になぞらえ『赤のまんま』ともいう」「高さ20~50㌢ほど」
「夏から秋にかけて、赤色にやや白色を交えた5弁花を、枝先に穂状に群がりつける」との記載がありました。

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キク(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月09日 | 植物
2023年11月03日(金)
『キク』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[キク]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「わたしは愛する」でありました。また、次のような解説もありました。
「花言葉は“私は愛する”或いは“高潔”」
「仏様にお供えする花の代表なので、故人を偲んで、いつまでも忘れない、私は愛するという花言葉が生まれたのではないでしょうか」
「他の草花が実を付ける時期に、美しく堂々と花を咲かせる特徴から、高潔という花言葉でも親しまれている」
「キクは中国が原産で、日本には奈良時代中期に、遣唐使によって品種がもたらされたと考えられている」
「中国で多くの品種改良が行われ、日本でも渡来後、独自の品種改良が進んだと言われている」
「その結果、キクには数千種が存在していて、現在もまだ新品種の開発が進んでいる」
「花の大きさによって、大きい菊、中くらいの菊、小菊の三種類に別けられる」
「食用にされることはよく知られるが、中国では薬用として用いられて、日本にも本来、薬用として渡来したようです」
「しかし実際に薬効があるかどうかは疑問とされている」
「キク科の植物としては、除虫菊が蚊取り線香の材料になったり、タンポポが胃薬として用いられたりしていた」
「中国ではキクの別名として、マリと呼ばれている」「マリ球形(?)で、球は宇宙とか世界、人生などを現す象徴とされている」
「その為に、人の一生にも例えられ、お葬式や仏壇にもお供えする花とされている」「また、キクには魔除けの効果があると信じられている」
「このキクが最近では、マムという西洋の名前が付けられ、ポンポンマムなど可愛いキクが今、花屋さんには沢山並んでいる」などと。
この見出し画像のタンポポは、2003年5月25日に伊吹山の北尾根を歩いたときに、カメラに収めた[セイヨウタンポポ]です。
タンポポにはセイヨウタンポポ始め、カンサイタンポポやカントウタンポポと数種類のタンポポが存在し、
また、他のキク科の花も写真を撮って植物図鑑を紐解くのですが、判別が難しいのが常です。

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ナギナタコウジュ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月07日 | 植物
2023年10月30日(月)
『ナギナタコウジュ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便今朝で、[ナギナタコウジュ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「匂い立つ魅力」でありました。また、次のような解説もありました。
「山や林の中の道端で、紫色の花が刀のように伸びた野草で、草全体に強い香りがあるのがナギナタコウジュ」
「コウジュという名前は、香りのある薬草という意味」「そんな特徴が、匂い立つ魅力という花言葉の由来になっている」
「ナギナタコウジュはシソの仲間で、茎が直立して葉は茎を中心にして対生し、葉の付け根から枝を出して、
その先に長さ4~9㌢、幅8㍉程の小さな花が集まった花穂を出す」
「小さい花が茎の外側に偏って沢山付き、花が開くと花穂が薙刀状に曲がり、草から強い香りもするということで、ナギナタコウジュと名前が付いた」
「秋に葉や茎を摘んで干して薬草として使え、解熱剤や利尿剤にも用いられる」
「ナギナタコウジュの属するシソ科には、紫蘇を始めとして、ラベンダー、ハッカ、セイジ、タイムなど、ハーブや精油、香料、薬用として使われるものが多い」と。
この見出し画像の[ナギナタコウジュ]は、2002年9月22日に、伊吹山南西麓を歩くときに撮影したもので、
当時の日記の一部に、「その横狭い草原は現の証拠の群落だ。そして紫の薙刀香薷と気を抜く間が無い程に、美しく華やかな姿形や色彩で花花は僕の行く先々に待ち構える。
路傍左に祠を見て八合目道標を過ぎるとき速歩の小学生男子が追い抜いて行く」などと記しています。

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ウメモドキ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月06日 | 植物
2023年10月29日(日)
『ウメモドキ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ウメモドキ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「明朗」でありました。また、次のような解説もありました。
「漢字だと、梅に擬態の擬を書く」「梅に似た実をイメージしましたが、写真を見ると、小さくて赤い実がぎっしりと付いている」
「ウメモドキという名前は、葉っぱや木の様子が、ウメに似ていることから付いたようです」「花言葉は他にも、知恵、深い愛情、と言った言葉もあるようです」
「明朗という花言葉は、赤い実がびっしりと付いて、周りまで明るくするようなそんな雰囲気や佇まいを持っているから」などと。
この見出し画像の[ウメモドキ]は、この15日に訪れた六甲山でカメラに収めたものです。
その時の山日記に次のように記述しています。
「また、9月3日には見掛けなかった多くの花にも出合えたのは嬉しいことであった。なかでも、ウメモドキの果実との出合いは初めてのことで、
六甲高山植物園から六甲ケーブル山上駅間の道は往復歩いたのだが、往路では目に留まらなかった、
シュウカイドウやキツリフネ、そしてアキノキリンソウが、帰路では目に留まるという不思議なことがあった」などと。
ところで、俳句歳時記を紐解くと、「山中や湿地に生えるモチノキ科の落葉低木」「赤い実を鑑賞するため庭園にも植える」
「雌雄異株」「6月頃、淡紫5弁の小花が葉腋につく」「雄花は黄色の雄しべが、雌花は緑色の子房が目立つ」
「秋、雌株に小球形の核果がつき、晩秋に紅または黄熟する」「落葉後も長く枝に残り美しい」と書かれていました。


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金剛山(カトラ谷~山頂~伏見峠)

2023年12月04日 | 山野歩
2023年10月22日(日) 
『山野歩』
<金剛山>
<カトラ谷~山頂~伏見峠>
[コースタイム]
◆[金剛登山口] 8:57 → 9:15 [車止め] → (黒栂谷道) → 9:54 [カトラ谷・出合] → (カトラ谷) → 12:34 [山頂広場(お昼)] 13:20 → 13:22[転法輪寺] → 13:29[葛城神社] 13:35 → 13:41 [一ノ鳥居] → 14:09 [伏見峠] → (念仏坂) → 14:58 [ロープウエイ前バス停]
◆所要時間:6時間01分
<カトラ谷をなんとか完登する>
今年の8月20日に、イワタバコを探して妙見山の初谷渓谷を歩いた。しかし見当たらなかった。がっかりして、“タマゴ&キバ”の処に設置してある椅子に腰掛けていると、
「川の水嵩があって渡れない」と言って戻って来られた年配の男性2人と女性2人組から、金剛山のカトラ谷に行けば、イワタバコは見られますよと教えて頂く。
また以前に、同じ初谷渓谷の道で、ヤマシャクヤクは、カトラ谷で見られると聴いたことがあったので、来年の4月と8月に、カトラ谷に行ってみようと考えた。
昭文社の解説文によるとカトラ谷は、「短い沢登りになるのでグレードは中級、とくに第三の滝の巻き道はハシゴ、源頭部はロープ頼りとなる」との記載があり、
今の僕に歩けるのだろうかと思い、来年の春に来る前に下見をしておく必要があるのではないかと、先月の24日にやって来た。
しかし24日の、カトラ谷に至るまでの黒栂谷道は花盛りで、花と戯れている間に時間が経過してしまい、カトラ谷に入ったのが11時55分であった。
上さんに渡してきた、その時の計画表と比して既に1時間40分も遅くなっていた。
順調に歩いても、金剛山山頂広場到着が15時になってしまうので、バスの最終時刻に到底間に合わないと思い、
カトラ谷出合より少し前進した処で、立った儘の姿勢でお昼にして20分間休憩する。
13時なれば引き返すことにして、偵察も兼ねてホンの少し前進すると小さな滝が現れ、
左手にロープが設置されていた。ロープ頼りでそこを上ったのだが、身体力に自信がないゆえ、そこで引き返した。
そして今日は、何が何でも完登したいと思い、24日よりも1時間早くやって来た。
前回と比して、黒栂谷道に咲く花は極めて少なく、シラネセンキュウ始め、アキチョウジなど数種類のみで、計画よりも早くカトラ谷に到着する。
併しだ、一つ目の滝をロープ便りで上って以降道が狭くなったり、踏み跡が判然としない処もあったりするようになる。
怖かったのは、沢の流れまで30㍍くらの高さの道幅が狭い所を歩かねばならない時であった。
張ってあるロープをしっかりと握り前進する。ロープが其処彼処に設置されているので、安全ではあるのだが、慎重に慎重にと呟きながら足を運ぶことが度々であった。
カトラ谷を下るのは難しいゆえ、登り切る必要があるとの思いで懸命に前進した。途中、6人に抜かされる。
傾斜が緩くなると、ちょっとした面積の平坦地に飛び出した。そこで一人の男性がお昼にしておられ、
「上は人でいっぱいだから、此処まで下りて来た」「春には此処に、ニリンソウがいっぱい咲くんです」などとおっしゃった。
最後の急坂を上り切ると、大勢の人が集う広場に飛び出す。
しかしそこは、山頂広場という様子ではないので、お昼にしておられた方に教えてもらい、山頂広場に到着すると、やはり老若男女で溢れていた。
山頂広場に設置されている気温計は「7度」で、陽射しがないこともあり寒気を感じるので、坐る処もないということもあり終始歩きながらお昼にする。
その後、転法輪寺、葛城神社へと進み、一ノ鳥居を潜り、伏見峠より計画通り念仏坂を下る。
15時過ぎのバスに乗りたいと思い、しっかりとした下り道を懸命に歩くが、幸いこむら返りに陥ることはなかった。
しかしバスに乗ってからこむら返りが生じ、慌てて芍薬甘草湯を一服呑むと、治まってくれた。



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アキチョウジ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月02日 | 植物
2023年10月22日(日)
『アキチョウジ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[アキチョウジ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「秘めやかな思い」でありました。また、次のような解説もありました。
「山地のやや湿った林の中に生えるシソ科の多年草」「花言葉は秘めやかな思い」
「山の中の林の中で、薄紫色の可愛らしい花を付けます」「細い茎にぶら下がって、儚げについている」
「密やかに咲いていて見過ごしそうにもなる」「秘めやかな思いという花言葉にピッタリですね」などと。
この見出し画像の[アキチョウジ]は、2003年7月27日に、伊吹山の北尾根を歩いたときにカメラに収めたものです。
当時の日記に次のような記述が残っていました。
「国見峠に着く頃には、それまでの晴天が嘘のように変化し天空は雲に蔽われ夏の陽射しは遮られてしまう。
しかしそのお蔭で、盛夏にもかかわらず強い陽射しに殆ど晒されることもなく、北尾根に別れを告げるまで疲労感を覚えることはなかった。
しかも今の季節、北尾根はまさしく百花繚乱真っ只中に位置し、咲き乱れる花花の姿を夢中になって追い続けた」などと。



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