世の中にはいろいろなビジネスモデルがあります。
「業種」とは取扱商品による商売の区分ですが、
「業態」では、同じ商品を販売していても「売り方」が変わります。
例えば、魚を売っているのは「〇〇魚店」とかですが、
例えば、スーパーマーケットでも魚を販売しています。
スーパーで販売されることで同じ商品でも販売手法(業態)が異なるわけです。
これは、野菜を取り扱う「八百屋」でも同じこと。
同じような、業態転換の成功事例が多くの業種でみられます。
写真屋さんは「スタジオアリス」へ、
コンビニのペットボトルがスーパーよりも高いことはすでに消費者は認知されていますね。
商品やサービスというものは提供の仕方(販売手法)やTPOで価格が変動するのが当たり前の時代なのです。
ところで、最近大手家電量販店の役員さんと話していたら、
最近は大型家電量販店の店頭で実物の家電商品を確認してから、通販WEBサイトの価格を調べる消費者が急増しており、
家電量販店の店頭はまるでWEB通販業者のショールームとなっており、
安売りで、急速に多店舗展開してきた大型家電量販店さえも大きな過渡期を迎えているとのこと。
どんな商売でも、売り方を工夫しなくてはならない時代です。
SSという業種は、いまだにお客様の来店を待って「油外収益」を向上させようという企業が多いようです。
もう少し売り方の工夫が必要だと感じている経営者の方が増えており、SS業界有志の方との勉強会。
今後のSSビジネスの経営環境変化を想定しながら、WEBを活用した新たなビジネスモデルの開発がスタートしています。
お客様への情報発信だけでなく、顧客からのニーズをどのように組み込んで新たな提案ができて商売ができるのか・・・
まさに、SS業界における新たな道筋の開拓ともいえるような勉強会となっています。
このようなケースでは、異業種の先進的な考え方やビッグデータの活用が非常に役に立ちます。
「雪ん子」の活用についても、新たな機能追加による可能性が見えており大きな変化の時期を迎えていると思います。
今後の新たな展開にご注目ください。