ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油ビジネス、変化の予兆

2009年07月31日 04時40分43秒 | Weblog
本日で7月も終わりですね。
最近は、ビジネス環境の変化で時間の流れの早さが変わってきたように感じています。

新たに「ゴルフソリューション」に関するビジネスがスタートしたり、
雑誌の原稿を書いたり、システムプレゼンなどいろいろなスケジュールが増えてきまして、
自由な時間が少なくなってきたわけです。
普通なら定年を迎える年齢ですが、この歳になって、仕事のスケジュールに追われるとは・・・・
我々のビジネスも大きな変化の曲がり角にきているわけです。

会社でディスクに座っても筆が進まないとイライラして、
気がつくとPCのゲームなどを開いて無造作にマウスを握って時間を過ごしている自分がいるわけです。

折角禁煙したのに、つい、社員のタバコを吸ってしまったりして・・・
何か、落ち着かない日が続いています。
こんな状態を「スランプ」というのでしょうが、
気がつけば、決断を要する仕事が増えています。
今朝も早朝から、頭のなかでインターバルしながら仕事の構想を練っています。

石油流通ビジネスに関する環境の変化に応じてだいぶ仕事の内容も変わっています。
皮肉なもので、SSの閉鎖や淘汰による集約化が進み、灯油配送ビジネスなどは一気に売上を伸ばす企業も増えています。
減販が叫ばれる一方で配送体制が整備されている企業にとっては大きなビジネスチャンスが到来しているようです。
ハンディPOSの増設やネットワークの増設なども増えています。

将来的には「オール家電」など「エネルギー転換」にり灯油ビジネスの未来に関しては悲観的な見方もあるわけですが、
現実的には時間がかかるということでしょう。
当面、灯油配送に関する収益はSS経営の基軸となっています。

「雪ん子」も灯油だけでなく、多様な配送システムとしての機能を求められる時代になりました。
それだけ、灯油ビジネスの顧客管理データベースを応用的に活用してのビジネス模索が進行しているわけです。
かなり大きな新たなビジネスマーケットの開拓が進んでいます。
「天然水」の宅配ビジネスなどへの応用はその実例となっています。
冬は「灯油」で夏は「水」の宅配管理システムとしての活用です。

今後は、さらに、SSの顧客管理データや灯油配送を起点として、
『何が売れるのか?』を模索しているわけで、新たなビジネスモデルに対して大きな期待を担っているわけです。
灯油配送を起点とする新たなビジネスアイデアは、どこの企業でも情報をほしがるわけですが、
当面は、既存の「雪ん子」ユーザー様と構想を温めながらの試行錯誤が続きます。
公開にはもう少し、時間を頂きたいと思います。

衆議院総選挙後を見据えた「軽油税対策」のお問い合わせも増えつつあります。
やはり、民主党のマニュフェストによる「暫定税率撤廃」による変化も気になります。

月刊ガソリンスタンドの8月号「変わるビジネス、変わるシステム」でも書きましたが、
軽油ビジネスに関する予備知識は石油流通企業の命運を分けることにもなりそうです。

我々のビジネスは、「灯油」、「軽油」など石油流通ビジネスの中でも商品ごとの本質的な販売特性や知識を課題としている訳で、
SS店頭における油外販売促進などの各種ツールなどとは、一線を画し、
石油流通ビジネスを「深く耕す」事に徹しています。

必然的に専門知識も必要ですし、時間もかかります。
落ち着いて、対応しましょう。

今日は、SS店頭や灯油配送などで使用されている「顧客管理データベース」をとりまとめて応用するための手法について考えています。

整理・整頓

2009年07月30日 06時21分12秒 | Weblog
作業の効率化を実現し無駄を省き、企業の収益を上げるための「カイゼン(改善)」。
トヨタの現場改善の考え方と手法を取り入れた経営改善手法が色々な業種で試行されています。

改善の原点は、「整理整頓」という訳で、
当社のオフィスも配置換えで気分一新しました。
創業時の苦しい時に買い集めた中古オフィス家具も、並び変えるとなぜか様になっているのがうれしいですね。

開発、サポート、営業企画、経理、などの区別がついて企業らしくなってきました。
スタッフも増えて、企業経営の成長を感じていますが、
依然として「貧乏会社」ですから、
毎年、毎月、「あと一歩。あと一歩」と頑張っています。

最近なぜか、筆が進まず原稿書きは大苦戦中。
暑さのせいですね、私は暑さに極端に弱い動物なのです。


久し振りに、気持ちの良い朝です。

2009年07月30日 05時02分36秒 | Weblog
『新仕切り価格体系』に関する特約店業務について、
改めて、浮き彫りになっている課題があります。

実際の現場では、サブ店との卸価格に関する価格設定が大変な作業となっています。
ところで、最近は複数仕入れ先が増えていますから、
自社の総合的な油種別仕入れ調達価格についてもリアルタイムに把握して置く必要もあります。

元売りによる潤滑油対策なども動き出しています。
今後は、地域ごとの出荷管理体制なども整備されるようです。
すでに、外資系などでは地域ごとの有力ディラーによる受発注管理体制も動き出しています。

石油流通ビジネスを順調に消化するには、SSにおけるPOSシステムだけではとても課題解決は不可能ですから、
「直売システム」や灯油配送システムなどに対して、注目が集まります。

さらに、特約店や商社レベルでは
当社の「ペトロマスター・ドットネット」によるWEB受発注体制の構築も順調に進んでいます。

民主党のマニュフェストには「石油に関する暫定税率撤廃」の文字が・・・・
軽油税申告作業は普通税になったので申告帳票も変わりますし、
忙しくなりそうです。

それにしても、あっという間の忙しい一ヶ月でした。
もう月末です。

今朝は久し振りに晴れて、気持ちの良い朝ですね。

システム開発の課題

2009年07月29日 16時53分21秒 | Weblog
石油業界のシステムに関して、システム開発企業が数社で開発に関る情報交換。
いろいろと難しいこともありますが、可能な限りお互いの情報を共有することで
各社とも開発コストやリスクを減らしたいという願望もあります。

とにかく、石油業界に関するシステムを安くしたいわけです。

どんなに良いシステムでも、価格が高くては導入のハードルが高くては、一部の企業でしか使えません。

そこで、業界に有効な仕組みをいかに低コストで開発し、供給することができるのか、大きな課題です。

憂鬱な月曜日

2009年07月27日 10時16分56秒 | Weblog
ハッキリしない天候が続きます。
北関東は本日も曇天で蒸し暑い、ベトベトするいやな月曜日です。
こんな日は、仕事もはかどらず、イライラも募ります。
まさに、ブルーマンデーといったところです。

月刊ガソリンスタンド誌9月号の「変わるビジネス、変わるシステム」に掲載する
石油ビジネスと「顧客管理データベース」に関する原稿を書いています。

そのほかにも、為すべきことが多すぎて疲れます。

そんなわけで、仕事、仕事、仕事。

石油ビジネス一直線

2009年07月23日 06時45分22秒 | Weblog
今日から石油業界誌の記者さんと、「灯油特集」の取材旅行に出張です。

灯油ビジネスに関する原稿をここ数年書いてきましたが、
気がつけば、いつの間にやら私も灯油ビジネスのパーソナリティーとなっています。

二十代の頃からドラム缶を転がし廻っての灯油販売。

その後は灯油配送システム「雪ん子」の開発をしながらの「パトロール給油」。
「軽油税納税管理システム」の開発から「直売システム」へ
振り返れば、石油ビジネス最前線を一直線に歩んできたキャリアが現在の仕事となっているわけです。

灯油ビジネス最前線の取材は以前から企画されていたわけですが、
それぞれの企業での地域性やノウハウもあり、なかなか公開する企業が少なくて雑誌社としても苦労していたようです。
今回は、特別にお願いしてご協力いただけることになったわけです。

大手石油企業のプロの流通業務は、SS店頭販売オペレーションとは次元が異なります。

特に、灯油ビジネスはSS店頭オペレーションとは全く異なるビジネスです。
「配送外販」という切り口から見ると、今後のSSビジネスの可能性と方向性を示す、大きな可能性も秘めているわけです。

SSフィールドを飛び出しての外販ビジネスの可能性については、現在石油業界から大きな注目を集めている大きなテーマとなっており、
すでに、元売り販社などでも広域展開による新たなビジネス開発が開始されています。

今年は「雪ん子」のクライアント増設に伴うネットワークによる広域展開が盛んです。
石油業界は新たな方向性を模索しながら動き出しています。

石油関連は「政治銘柄」

2009年07月22日 05時58分29秒 | Weblog
低迷する石油ビジネスですが、昨日の株式ニュースでは。
石油関連ビジネスは今回の大転換選挙において、大きな影響を受ける「政治銘柄」に挙げられています。

理由としては、民主党の揮発油税暫定税率撤廃により、販売価格が下がることが予想されているからのようです。

不毛な価格競争で疲弊している業界ですが、
ここにきて、民主党のマニュフェストと選挙結果に注目ですね。
またまた「何か・」が起こりそうな予感です。

「高速道路が無料化」されてガソリンが安くなることで、景気対策の起爆剤になればよいと思いますが、
消費税も上げないで不足する財源を補うとしたら、
かなり大胆な「公務員改革」で国家の無駄遣いを止めさせることが必要ですね。

全国各地の過疎地帯ではガソリンスタンドが閉鎖して、
高齢化も進み地域の生活にも影響が出てくるような状況が発生しているわけですから、
これ以上淘汰と閉鎖が進むと今後は政治的対応の必要性が出てくるかもしれません。

いずれにしても、万年不況の石油業界が政治銘柄となることでどんな変化が出てくるか気になります。

梅雨が明けても、ジメジメとした天気です。

晴れて暑くとも、雨が降っても過ごしにくい季節です。

禿げでも、デブでもいいじゃない。

2009年07月21日 10時50分12秒 | Weblog
最近、群馬、長野の大手機械メーカーなどの社員の方とゴルフでご一緒することが増えています。

景気の話がよく出ますが、とにかく酷い不況らしいですね、
一か月に4~6日程度の出社で、工場で休止している機械に油差をしてくるのが仕事らしい。

メーカーの製造ラインやロボット関連産業まで大変なのだそうです。

ロボットが民謡に合わせて踊ったりしているCMで有名な、
富山県の「生産技術」というハイテクロボット企業まで民事再生なんだそうです。
つい最近まで、テレビで頻繁にコマーシャル宣伝をしていたように思うのですが、
何が何だかわからないですね。

首都圏の石油業界のSSビジネスも大変なことになっているようです。
俄かには信じがたい、色々なうわさが飛び交っています。

しかし、最近では有力特約店が元売り販社や商社に統合されても、倒産しても、
別に誰も驚かないような状況となっているわけです。

「○○は、経営が厳しくて社長の頭が禿げてしまってカツラをかぶっている」
なんて、くだらない話題にまで付き合わされていると、
「馬鹿みたい」と笑ってしまいます。

それにしても、サブ店の経営者のほうがそんな話題は絶対に早いようです。
くだらない情報が多すぎて「自分の首でも洗ってろ!」と言いたくなります。
変な業界掲示板の影響なんでしょうか・・・・

石油業界という狭いタライのような器の中で、疑心暗鬼になって安売り価格競争を展開してきた時代は終焉しました。
それでも、他社に対する嫌がらせのつもりで、安く売りたければ、安く売って、自ら早く淘汰の道をまっしぐらに進みなさい。

次の時代に向けての新しい波に乗って、ビジネスを模索する時代です。

全国各地の田舎の町や村ではJASSまでもが閉鎖するところも増えているようです。
本来は、採算にかかわらず「組合員のために・・」というのがJASSだと思うのですが、時代も変わりました。
地域の石油ビジネスがどうなることやら、地域住民までが心配しています。



大転換が始まる真夏

2009年07月21日 06時15分24秒 | Weblog
梅雨は開けたはずなのに全国的に雨が多い今年の夏です。

映画の「デイアフタートモロー」のように、
南極や北極の氷が溶け出して、世界的に雨が多くなって異常気象が続き、
南国で雪が降ったりして、最後に氷河期を迎えるようなことにならないように、
「地球温暖化対策」が必要なんでしょうね。

それにしても、
全英オープンゴルフにおける五十九歳のトムワトソンの活躍は凄かった。
荒れ地のような凄いコースですから、キャリアのあるベテランの力が発揮できた。

日本のゴルフ場は経営効率が良いようにきれいに整備されていますから、
海外のゴルフと日本のゴルフは次元が違います。
昔、ニューヨーク郊外にあるコンコルドリゾートの「ブルーモンスター」と呼ばれる、
名うての難コースをラウンドしたことがあります。
大きな鹿で出てきたり、アライグマが走り回っているようなコースでしたが、
距離はあるし、ラフは深いしで、とんでもないコースだった記憶があります。

石川遼クンも世界中でのラウンド経験を重ねて、もっと強くなっていくのでしょう。

本日で衆議院が解散。
真夏の選挙戦が始まります。
日頃は、涼しい国会やホテルのバーでなどで優雅に過ごしている政治家先生が、
真夏の酷暑の街頭に立って選挙戦を戦うことになります。
たまには、炎天下に立って労働者のような辛い環境で働いてみるのも、
ある意味庶民感覚を体験するわけですから、必要ですね。政治家も体力勝負。

メディアでは「大転換」という言葉がよく聞こえてきます。
経済界も「産業革命」のような時代の変革期に突入しています。
百年に一度の大不況で産業構造も変わります。

エコブームの時代です。
石油業界人としては、今後は視点をグローバルにして、
「エネルギービジネス」としての展開を必然的に強いられる事になりそうです。
エネルギー環境も「大転換」を視野に入れなくてはならない時代ですから、
この転換期を冷静に見極めたビジネス展開を想定しましょう。

色々、アイデアはあるはずです。
難しいことよりも、足もとから固めて、頑張りましょう。

政治も経済も真夏の熱い戦いです。

肥満は敵だ!!

2009年07月19日 05時38分50秒 | Weblog
石油流通関連ソリューションと「ゴルフ関連ソリューション」。
全く異なるジャンルのソリューションを同時に取り扱っているわけですが、
平日は石油、土日曜日はゴルフの頭に切り替えながら過ごしています。

私の人生も、「第二の人生」のような生き方なのですが、
最近では現在のこの仕事のほうがすでに人生における比重が高まっています。

石油もゴルフもいつの間にか、四十年以上のキャリアですから、
ベテランの領域だと自負しているわけですが、
ゴルフの腕前だけはキャリアと逆行してだいぶ落ちてきました。

何しろ、体重が100㌔オーバーではボデーターンも思うに任せません。
いくら、プロに教えて頂いても、体が付いていきません。
ですから、テレビのゴルフチャンネルを見てはイメージトレーニングが多くなっています。

練習場に行こうと思いますが、この暑さではとても無理です。

ですから、現場主義ということでゴルフ場へ「通勤」しています。

生来、「意志薄弱」なんですね、
ダイエットもリバウンドで再び危険領域ですから、
再び食事と運動の両立を心がけましょう。

とにかく、肥満はよくないですね。
何とか80㌔まで体重を落としたい。
そしたら、全てが解決つくはずですから・・・

そんな訳で、毎週のゴルフを続けていきたいと思っていますが、
何か理由をつけては休みたくなります。

ゴルフの好きな方が聞いたら、なんと贅沢なと思われるでしょうが、
ゴルフ場でラウンドしていても、
何かアイデアを思いつくとすぐに頭がプレーから離れてしまうわけでプレーに専念できません。

崖下にボールが落ちたら、息が切れて拾いに行くのも辛いですから、
キャディーさん任せの状況です。

ヤマダ電機のゴルフコーナーでサービスでボールに名前を入れていただいたのですが、ロストが多くて嫌になります。

先日は、レストランで食事をしていたら「須賀さん、ニューボールボールが落ちていたよ」なんて、
顔だけ知っている方から、自分のロストボールを拾っていただく始末です。(笑
恥ずかしくてしょうがない。

そんな訳で、恥ずかしいのでオンネームのゴルフボールを使用することもやめました。
これからは、マジックで独自のマークを付けておきましょう。

今日も今日とて、ゴルフ幼稚園へ出かけて、仕事と肥満対策の運動に励みます。

私にとって、当面の敵は「肥満」なのです。