ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

より専業化の様相を呈してきた、灯油ビジネス

2013年01月24日 06時26分39秒 | Weblog

灯油というエネルギーは、基本的に「配送」という作業を伴って消費されるものです。
消費者が店頭で購入するにしても自分で運ぶというわずらわしい作業が必要なエネルギーですから、
消費者が安定供給を前提に安心して消費するには
販売業者に配送を依頼注文して届けられることでその利便性が発揮できるという不都合なエネルギーでもあります。

判り切ったことなのですが、電線を通じて供給される電気とは異なります。
販売業者が消費者の利便性を考慮して対応するとなれば、
当然のことながら、消費者からの注文を受けるという作業を伴います。
「受注」から「配送作業」、さらに売掛金回収までの一連業務は、
SS店頭で給油のために来店する消費者を「待つ」という販売オペレーションとは業務内容も異なります。

最近では、「定期配送」などの普及で配送コストを削減する工夫がなされているわけですが、
まだまだ、スポット的な小口配送が多いというのが実情です。

ですから、販売側での『受注体制』の人的コストや簡略化、配送作業のコストダウンとともに、
いかに消費者が簡単にいつでも注文することができるかという受注体制づくりが課題となってきました。

「受注センター」の構築により、
いかにコストを落として、同時に消費者からの注文に対応できるか・
「灯油復権」に関しては、このことに大きな焦点が集まっています。

納品書に表示されるQRバーコードの活用による携帯電話からのWEB発注などが普及して、その利便性が消費者から支持されています。
インターネットを活用した24時間無人の受注体制が、販売業者と消費者の両方から注目されています。

昨今の価格高騰により灯油の消費動向にも変化が出てくることが予想されていますが、
有効な販売戦略の推進と同時に販売業者側でのコストダウンも求められています。

ようやく、『雪ん子.ver10』が完成しました。
これからの石油流通ビジネスの新たな流れを創るための最新ソリューションです。

販売業者が灯油を収益ビジネスとして位置付けるには、それなりのそれなりの体制構築が必要ですが、
最近ではセルフ化やSS数の減少により、灯油ビジネスの環境は大きく変化しています。
優劣の格差が明確化しており、各地の「灯油配送センター」が活況を呈している反面、
中途半端な灯油ビジネスではコスト割れという厳しい現象が発生しているのも現実です。

最近では、石油業界における「灯油ビジネス」はより専業化の様相を呈しており
「灯油」ビジネス」はより先鋭化してきました。


「海賊と呼ばれた男」

2013年01月23日 11時35分06秒 | Weblog

「海賊と呼ばれた男」を読みました。

出光興産の創業者・出光佐三氏のノンフィクション小説として最近大きな話題になっています。

創業時からの苦労なども明治時代の世相とともに男のロマンに満ちています。
当時の日本の男たちは本当に凄かったと思います。涙が止まりませんでした。

申すまでもないことですが、
明治44年、門司で出光商店(小説では国岡商店)を立ち上げた出光佐三(国岡鐡造)は、
その後、数々の苦難を乗り越えながら、今日の出光興産の礎を築いた人物です。
石油業界に携わる者として、石油の時代の黎明期なども勉強になります。

時代が変わっても、創業者としての苦労は大変なものだと思いますが、
現代の石油業界人としても勇気が湧いてくる一冊だと思いました。

石油業界では、昔から出光興産の社風や社員のモチベーションの高さは異質なもので、
よく、「宗教のようだ・」なんていう方もいらっしゃいましたが、
この本を読んでみると、出光興産の根底にある精神がわかるような気がします。

映画にしたら、大ヒットしそうな内容ですね。


SS店頭における「油外収益」の課題。

2013年01月23日 04時30分20秒 | Weblog

SS業界における「油外収益」について、
セルフ化などによる影響ともあいまって、かなり大きな過渡期ともいえるような動きが出てきたようです。

SSですから、車をキーとする関連ビジネスと考えるのは自然なのですが、
最近のカーライフ関連ビジネスの現場での業務オペレーションは、
多くの場合、一般のSS経営者にとっては全くの「異業種」であるともいえるようです。

仕事内容が違うわけですから、実際には全くの新規ビジネスともいえるわけでそれほど単純なものではないということのようです。
格安レンタカー、車検、中古車販売などなど、色々な模索を繰り返してきたSS業界なのですが、
カーライフビジネスの分野ともなれば、最近ではディーラーなどをはじめとする専門業者などの攻勢も強まっており予断を許さない状況です。

確かに、何でも販売できる器用な企業もありますが、
業務内容が全く異なる新しいビジネスの展開ともなると、人材の少ない一般企業では苦労も多いようです。
特に、マンパワーに依存するわけですから苦労が絶えません。
最近では、新規ビジネスでは「金を儲けずに、苦を儲けた。」なんて悲鳴さえ聞こえてくるわけです。

よく聞いてみると、
SSをセルフ化した余剰人員の有効活用といった面からの展開でもあったようですが、
新規開業時のモチベーションを維持して継続して安定的な収益効果を出すのは至難の業だとおっしゃいます。
結果を出せないと、優秀なスタッフも退職してしまうケースもあるようです。

車検ビジネスなどでは、いっそSS店頭以外に車検専門店を作ったほうが有効だという意見もあります。
私も、その手法で実際に大成功している企業を知っていますが、
確かにSS店頭で行うビジネスモデルもありますが、
多くの場合、SS店頭とは別の販売オペレーションのほうが有効な業態とがあるようです。

一概に、ガソリンスタンドが儲からないから、何かを企画しようという単純な発想では一時的な消費誘発はできても
なかなか「定着」した安定収益につながらないというジレンマを重ねてきたSS業界です。

最近では、石油業界としての本来のコアなビジネスである
灯油とLPガスなどの機器類販売を中心とするホームライフビジネスの可能性が再認識されて効果を上げています。
やはり、原点回帰ともいえるような動きです。
この切り口ですと、「リフォームビジネス」や「宅配ビジネス」といった切り口と視点の広い展開ですから可能性はさらに拡大するはずです。

もはや、従来の「店頭での客待ち」型のSS施設を中心とする『大艦巨砲型ビジネス』は終焉しました。
今後のSSは、エコカーや小型自動車の急増による減販傾向もあり、「ガソリン自販機センター」としての位置づけとなるはずです。

確かに、SS店頭に安値看板を掲示して、集客した客にSS側の都合で「油外商品」を売りつけるというこれまでの思考戦略ではダメですね。

ガソリンスタンド、運営企業もいろいろです。
SS店頭で「車」を中心とした考え方、灯油やLPなどのホームエネルギーを中心に展開する企業、複合的ビジネス展開で「SSもやってるよ」といった感じの企業。
まあ、十人十色ともいえるわけですが、どうも優劣は経営者自身の頭の切り替えと意思決定能力などの力が大きいように感じます。






 


灯油顧客管理のデータベース化による適正値取り。

2013年01月22日 05時39分36秒 | Weblog

昨日は日帰り出張で東北へ、
灯油ビジネス最前線でも販売動向は業者によって「まだら模様」の様相を呈していますね。
灯油は需給がタイト化しており、仕切り値上げも急ですからリテールにおける販売価格の転嫁という面では業者の意識格差によるタイムラグが出ています。

さすがに、今シーズンについては「馬鹿安値」は少ないようですが、
これまでと異なり灯油ビジネスでは安値追従といった現象はあまり見られなくなったようです。
値取りも、収益確保も「自己責任」といった意識が強まっています。

購入数量や決済条件などお客様毎に価格設定も細分化で対応している企業も増えていますが、
上手い売り方だと思います。今後、灯油ビジネスではこのような販売手法が増えてくるはずですね。

顧客管理データベースのシステムを駆使すれば、
前年の顧客別の販売データなどは瞬時に把握することも可能ですから、価格の細分化は有効です。

今後の課題としては、「受注システム体制」の構築などが急浮上してきそうです。
インターネットや携帯WEB環境などを活用した無人の受注体制に注目が集まっています。

灯油ビジネスは、季節要因などで変動しますが、総じて震災後は灯油復権による動きが明らかになってきました。
これが、来季以降も継続することになるのか、原発問題による電力との兼ね合いにも注目です。


今年こそ!

2013年01月19日 08時59分28秒 | Weblog

毎月、こうして石油業界に関する原稿を書いていますと、テーマ探しに苦しむこともあります。
特に「ガソリンスタンド」という切り口では、残念ながら世間から「斜陽産業」として見られることも増えており、
正直なところ、SS業界の将来にむけて明るい話題を探し出すのはさらに難しくなったと言わざるを得ない状況です。

特に気になるのは、最近、SSの現場から優秀な人材の流出の問題が急浮上しているということです。

全国各地でSSの件数が減少し、セルフ化も進行したことから、SSに従事し店頭で頑張る優秀なスタッフの数も急速に減少しました。

特にセルフ化はSS業界みずからが「人的課題」と運営コスト面への対応から選択した運営オペレーションなのですから仕方がないということも言えそうです。
ガソリンスタンドという業態は、激しい販売競争にさらされ厳しい採算面などからの急速な件数の減少により大きな変革期に入っています。
我々は、すでに「次の時代」に向けた提案をスタートさせています


健康管理

2013年01月19日 05時48分36秒 | Weblog

齢を重ねて体のあちこちにもガタがきているので、月に一度の「定期検診」。

設備が整った「ヘルスパークhttp://www.bishinkai.or.jp/healthpark/」 という病院に通っています。
開業以来ですから、もう3年ほど毎月ということになります。
予防医学というのでしょうか、毎月の「人間ドック」のようなものです。

毎月、精密なデータをとっていると体調変化の状況がよく判りますね。
確かに、冬場など運動量が減ると確実にデータに反映されてきます。

雪が降った先日なんて、携帯の万歩計を見たら、150歩/日、でした。
気がつけば、なんと、一日中コタツで食べながら読書をしていただけです。
トイレに行ったり、食事に立っただけで不健康な日を送っていました。
最近、ゴルフもサボって運動不足気味なのですが、今日が定期検診日。

主治医の先生とも仲良くなって、いろいろ話をするのですが、
毎月、病院へ行って自分の健康に関するデータを確認してアドバイスを受けるだけでも、自信が持てますね。

私の場合には、趣味のゴルフが運動量のバロメーターとなっています。
確かに、ストレスを感じないようなゴルフプレーは健康にいいですね、
早朝の犬の散歩も効果があります。

冬の季節は体を動かさないので体重も増えやすいし、
飲む機会も多いので内臓への負担もかかります。

皆様も、お正月明けですから健康に留意してください。

 


販売価格の末端転嫁と設定は自己責任ですね。

2013年01月18日 09時48分37秒 | Weblog

為替が急激に円安に振れてきたために、石油業界では仕切り価格の値上げに伴い、
リテール部門でもみずからの販売転嫁のための値上げ作業が急務となっています。

とんな商売でも、「値下げ」や「値引き」は消費者に喜ばれますから楽ですが、
逆に、「価格値上げ」というものは、大変な作業ですね。

石油リテールにおける基本的な販売競争は今後も継続するはずですが、
それゆえ、隣接や同一マーケットの競合他社の提示価格を「横睨み」しながらけん制し合っていて、
市況構築がままならない。といったケースが多いようです。

かといって、みんなで話し合って販売価格を決めたら「公取」で問題になりますから困ったものです。

それでも、石油業界が消費者から「便乗値上げ」や「談合」などという言葉で非難されていた時代を思えば、
これだけ為替などの情報が国民に理解されてきた現代ですから、ガソリン価格の変動は自然な動きのように感じられます。

一番収容なことは、販売業者側の姿勢と覚悟だと思うわけです。
昔は、競合他社よりも値上げのタイミングを遅らせて拡販しよう・、なんてSSもありました。

地方などでは、親の代から仲が悪くて感情的にいがみ合っている同業者もいるようで、
因縁の価格商戦となっているところもあり、そんなケースでは周辺業者が大迷惑。

時代も変わりますから、石油ビジネスの環境も変化してます。
「儲からない。」と嘆く前に、価格転嫁は自己責任です。

昔のような、元売りによる「地域特価対応」なんて曖昧な値引きなども善し悪しですね。


腹立たしいこと。

2013年01月18日 06時06分13秒 | Weblog

最近、少しばかり腹立たしい話がありました。

某大手コンサルタント企業に勤務していると称する人間から、
「パトロール給油」の内容と課題に関する質問メールが来ました。

コンサルティング企業として、先方から出てきた課題に情報提供しなくてはならないという事でしたが、
その件に関する知識がないので教えてくださいとのこと。
そもそも、石油流通の現場ビジネスには疎いようでしたので、メール返信で概要を説明しておきました。

その後、今度は別の企業から同様のメール質問が来ましたので、
今度は無視しておいたら、次は「パトロール給油」に関する質問の電話が来ました。
電話ではなくて、正式なオファーとしてなら時間をとりましょうと答えておきました。

前回の人からは、その後何のコンタクトもありませんでしたし、
何の関係もないよく判らない人に説明する必要もないと考えて、軽くあしらっておくことにしたわけです。

さらに後日、その某コンサルティング企業から再び電話連絡がありました。
前回こんなことがありましたよ、と苦情を言いましたら、
最近当社スタッフと称していろいろな情報取得をしている悪い奴がいて困りますよ。

それ以来、突然の電話質問には注意しています。
人の名前を名乗ったり、色々とビジネスマナーに反するような人も多いですね。

「オレオレ詐欺」なんて・、と思っていましたが、
自分でこのようなことを体験してみると、お年寄りなどは簡単に騙されそうな気がします。

あまりお人好でも困ります。気を付けましょう。


「プロフェッショナル」にいきるということ

2013年01月17日 05時11分57秒 | Weblog

昨日テレビを見ていたら、省電力に関するアドバイザーのような方が家庭でのいろいろな節約手法を説明していました。
ご覧になった方もいたはずです。 世相に応じて色々な職業が生まれてきますね、まさに「時代」です。

「こうすれば、年間でいくら節約できる。」と具体的金額を上げながら説明されますと説得力がありますね、
月間いくら、というよりも「年間」といわれると金額も大きくなるので、やってみようという気になります。

見ていたら、
我が家で行っている工夫などもありますが、色々な生活の知恵も体系化すると「評論家・専門家」として認められるという事でしょう。

確かに、
「〇〇〇評論家、アドバイザー、アナリスト」などのように、世の中には色々な分野の専門家や評論家があふれています。
時には、とんでもない分野まで評論家や専門家がいるので驚いてしまいますね。
テレビ局やメディアはそんな専門家をどうやって探し出すのか・・・、気になります。
最近では、インターネットで検索できますから、その道の評論家や専門家を探しだすことは比較的容易なのかもしれませんね。

「トイレ評論家」などはありそうですね。
ためしに検索してみると・・・・、ありましたよ!
「アジアのトイレ評論家」や「トイレにまつわることにすごく詳しいけど、全然仕事がこないトイレ評論家。」
やはり、トイレですからウンチクをのべる仕事があるのか・・・・

シャレにしても、「アジアのトイレ・・」なんて、その評論家から匂いがしてきそうな気がします。
ホンモノなら、ぜひ一度話を聞いてみたいものだと思うわけです。
名刺などをいただいても、名刺入れにいれると匂いが移りそうです。

失礼。話が、本題から大きくそれてしまいました。

云いたいことは、
石油流通の現場での実体験もないのに訳のわからない「総論的」な話題などを振り回すことを生業としている人が多いということ。
石油流通に関する総論的な情報なんて、その人間だってどこかの資料から引っ張り出して話しているだけ。
学校の授業のようで、少しも、具体的な対応なども見えてこない。
コンサルタント、アドバイザー、アナリスト、評論家、なんて肩書きを聞くと弱いのが街のガソリン屋の親爺さんということなのでしょう。
そんな人の話を、したり顔しながら聞いている経営者も多いわけで、SS経営者は本当に勉強していないということです。

なんて私が云ってるわけではなくて、セミナーを開講した主催者の声ですから驚きです。

「須賀さんと酒を飲みながら話していたほうが、よほど勉強になります。」なんて、石油組合の重鎮におだてられながら仕事をしています。
「今度、一度うちの社員を集めるからセミナーで話してよ、」なんていわれるわけですが、
人を前にして、きちんと話すのは大嫌いで、酒でも飲みながらコタツで話せたら本音の話は天下一品です。

実は、私は世界最大の外国のコンサルティング企業で登録されており、
時々、電話でのコンサルティングを行っていますが、
ちなみに、ギャランティは350㌦/H、からとなっております。
コンサルティング企業がクライアントから受ける金額はどの程度なのか気になりますが

第一に、
私は評論家、アナリストではないわけで、
現在でも石油流通システム最前線の現場に生きるプロの「実務労働者」なのです。
業界誌などに原稿を書いているので、「評論家」のようにとらえて「先生」なんて呼ばれることもあるのですが、
とんでもない!。 「社長」と呼ばれるほどの業容でもありませんから「須賀さん」で結構なのです。
まあ、『必殺! 仕事人』のようなプロフェッショナルでありたいと思っています。

少なくとも、「先生と呼ばれるほど落ちぶれてはいない。」と自負しています。
今度会ったら、近くの居酒屋で酒でも飲みながら、無料セミナーです・


変化する灯油ビジネス、販売業者の模索と消費者ニーズ

2013年01月16日 05時37分46秒 | Weblog

各地の販売業者から、灯油需給に関する厳しい情報が聞こえてきます。

最近、家内が行った軽井沢に新しく開店した美容院の方が、近くのSSへ灯油を買いに行ったら売り切れと断られたとのことです。
地方などではお客様の「固定化」が進んでいますから、常連客に対する供給を優先しているようです。

昔の石油危機の時代なら、「売り惜しみ」なんて批判を受けたものですが、
最近では急激な円高や災害発生などで灯油需給や価格に関する消費者の認識も変化しています。

さらに、地方の「配達灯油」などは地域によってはSS数の激減で「売り手市場」に変化しています。
販売業者としても、やむにやまれぬ厳しい状況が発生してます。
SS店頭でいつもガソリンを購入している顔見知りの得意先客を優先するといった傾向もあるようです。

都市部のSS激戦地と地方都市などでは、灯油ビジネスの状況が大きく変化しているように感じます。
一概に論ずることは難しい状況です。
激しい価格競争が続く地域では、店頭販売が伸びても収益に結びつかない「豊作貧乏」といった声も聞こえてきます。

どうやら、最近の灯油ビジネスは大きな過渡期に入りマダラ模様の様相を呈しているようです。
ホームセンターやセルフSSの店頭で灯油をポリ缶購入する都市部の「小口浮遊客」にとってはわずらわしいエネルギーとなりつつあるのかも知れません。

販売業者としては、
今後、地域性やマーケットの状況などを考慮しながら、
有効な灯油販売戦略を立てて地域の消費者に支持されるビジネスモデルを再構築する必要があります。
このことで、SS店頭のガソリン販売、ひいては「油外収益」にも結びつけるといった工夫も必要となるはずです。

販売業者にとっても灯油配送というビジネスは季節感がありますから難しいわけですが、
再三申し上げているように、「宅配ビジネス」としての位置づけから、
地域にあった有効な商材や付随サービスを模索することで、新たな方向性が見えています。

灯油ビジネス真っ只中の現在ですが、今後に向けての戦略を考えることも必要だと思っています。