石油流通ビジネスは本当に大きな変革期を迎えていると感じています。
特に、全国各地を廻っているとガソリンスタンド(SS)という業態の店頭ビジネスに関して
大変なことが起きていると痛感しています。
燃料油の減販傾向が顕著化して経営レベルで考えれば、これまでの経営手法では利益が出せない現実。
全国各地に多発している「SS過疎地帯」の問題。
セルフ化により消費者の灯油配達ニーズに応えられない実態。
それでも、声高に「灯油復権」などと叫ぶ石油業界。
そんな時代ですから、石油業界としてみずからの業務改善や意識改革が絶対に必要だとも思うわけですが、
ここまで来ても、これまでの体質から抜け出せない特約店の経営幹部が多いようです。
異業種と比較しても遅れているとしか言いようのない実態が全国各地で浮き彫りになっています。
先日も、某元売りのトップの方と話したのですが、
これからの石油ビジネスは新たにビジネスを創造するくらいのドラスチックな意識改革と改善が必要だと感じています。
確かに、現在、石油流通ビジネスのリテールに携わる企業がすべて生き残ることはないはずですし、
むしろ、「生き残り」をかけた戦いの真っ最中なのですから、時代の変化や業態の構造的変化にどのように対応していくのか
経営者として確固たる意識改革が求められていると思います。
そんなわけで、我々も時代に合わせた有効なビジネスモデルの提案を求められています。
変化する石油ビジネスですから、
当然、システムも時代を先取りできるものに進化させなくてはならないわけで、
「雪ん子」も先進的な企業経営者の方からのご意見や実績をもとに次の時代に向けての開発に取り組んでまいりました。
乏しい開発経費を何とかやりくりしながらの、画期的なクラウド対応型ビジネスソリューション。
これまでのクラウドとは次元の異なる広域を前提とする拡張性の高い販売戦略が可能となります。
灯油以外の油外販売や宅配ビジネスなども視野に入れた新たなビジネスソリューションとなります。
ようやく、完成いたしました。
来シーズンから、某企業にて本格稼働をスタートさせる予定です。
名称は考え中です。
これから、石油ビジネスに革命を起こすことができるのか、
まずは、チャレンジしてみましょう。
「成功はゴミ箱の中に・」
ということです。