ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

「電気予報」の表示

2011年06月30日 05時30分16秒 | Weblog
昨日のYahooの東京電力エリアの「電気予報」最大93%まで上昇しました。
気になりますね、もし、100%を超えた場合、どのような事態になるのか、

東京電力や政府はあらかじめ告知しておく必要があるように思います。

「電気予報」は、国民に節電を求めるためには必要で判りやすい数値の公開だと思います。
しかし、「きつと、ある程度「サバを読んだ」数値なのだろう・・・」なんて考えてしまいそうですね。

それとも、真実の数値なのか、
もし、100%を超えた場合にはどのような事態が発生するのか、

かりに100%を超えて、首都圏で突然「大停電」が発生したら・・・・・、
と、考えると、首都圏大停電による第三次災害の危機感をもちますね、
そんな事を考えると、国民全体が委縮して経済活動までおかしくなるような気がします。

逆に、国民が「電気予報」に慣れて、そのうちに「オオカミ少年」のように感じてしまうと
「まだまだ、だいじょうぶだろう。」なんて節電意識が薄らいでしまう事のないよう
効果的な運用を願うものです。

私は、自宅はいまだに東京電力エリアで、仕事は中部電力エリアです。

どこにいても、停電は心掛けるつもりですが、
昨日、軽井沢の職場から、群馬の高崎の自宅へ帰ってみると、
その『温度差』は凄いモノでした。

昨日は、『ガイアの夜明け』の収録で
スタッフの皆さんも高崎の私の以前の会社と現在の会社を移動していましたが、
その、気温格差に驚いていました。

いま、話題の人気番組、『ガイアの夜明け』
私も毎週見ていますが、まさか、自分が出ることになるとは、

自然な形で、現場の実情を捉えるスタッフの皆さんは凄いですね。
勉強になりました。

我々と一緒にみんなで「250円のお弁当」を食べながら、頑張りました。

ありのままの、当社とスタッフの姿が映し出されているはずです。
ご期待下さい。

それにしても、
高崎の以前の事務所での収録は猛烈に暑かったです。
昨年は、エアコンが壊れて、一週間とんでもないことになっていたわけですが、
あのような環境てせ良く仕事ができたものだと、今更ながら痛感しています。

自宅に帰り久し振りに、冷えたビールを飲んだら、美味かったですね。

「ガイアの夜明け」。

2011年06月29日 11時41分01秒 | Weblog
昨日の「ガイアの夜明け」には、我々が災害の前週に訪問していた、
「気仙沼商会」の高橋社長様が出ていらっしゃいました。

被災地現場の皆さんの苦労を考えると、
こんなに環境の良い涼しい軽井沢で仕事をしている事が心苦しいとも感じてしまいます。

まだまだ、被災地の復旧はスタートを切ったばかりですね、
これから、我々も石油業界の皆様と一緒に冬場の灯油シーズンに向けて頑張ります。

ところで、我々も7月からの「電力使用制限」対策で、
「ガイアの夜明け」に取り上げられることになりました。

石油流通ソリューション開発の開発ベンダーとして、
自社のみならず、使用ユーザー様に対するサポート体制の充実をはかるための移転です。

放映は、首都圏ではテレビ東京、7月中旬だと思います。

被災地での再会、そして復旧に向けたシステム構築

2011年06月26日 05時42分49秒 | Weblog
明日は、日経スペシャル『ガイアの夜明け』の収録ですが、
我々のサポートスタッフは東北の被災地で10日間の構築作業に入ります。
この後も、まだまだハードな被災地対策と構築作業が続きそうです。

昨日、私は当社システムを20年以上もご利用いただいている、福島県の佐藤燃料様へ、
「ボーキ佐藤」という江戸時代からの商号で有名な老舗企業です。
「ボーキ」という商号は珍しいですが、その由来はホームページで、
http://www.boki.co.jp/outline/index.html

ボーキ佐藤様は、
東北から、関東まで広域な展開をはかっている複合的な企業です。
石油流通からSSビジネス、総合食品卸売りも展開するシェルの老舗名門企業としても有名です。

そして、
福島全域に灯油配送センターを展開する地域NO.1のディーラーです。
『雪ん子』が生まれた頃から、ご利用いただいている地域のリーディングカンパニー。

特に、今回の大災害の中でも福島原発問題発生のど真ん中で大奮闘されています。

鈴木専務様やスタッフの皆様とも古い付き合いになりました。

私が、石油流通ビジネスの最前線で仕事をしていた頃、
そして、破綻から再生に向けて動き出した頃から鈴木専務とは親しくさせていただいております。

鈴木さんと私は、石油流通ビジネスを通して共通の友達が多いわけです。
昔から、元売の役員さんや色々な人達から暖かいご支援と励ましを頂いた経緯がありますが、
懐かしい人脈の話題で盛り上がりました。

今でも、仙台に住んで頑張っている、元コスモ石油のOさん、
親戚の方が二人も被災されて、まだ消息不明だという事で電話をしましたが
電話の向こうから、元気で懐かしい声が聞こえてきて安心しました。

そしたら今度は、Oさんから、
昔、私の軽井沢の別荘に遊びに行ってた某元売の役員の○○さんの秘書役が、
今ではえらくなって「東北支店長」になってるよ、
先日、一緒に食事をしたら「懐かしい・・、須賀さんと一度会いたい」と云ってるよ、という話です。

生協の重鎮であった○○さんは、死んでしまった。という事です。
彼は、元北海道大学の全学連で活躍した人物で、宮城県生協、札幌市民生協の代表でした。
当時は、灯油価格は札幌市民生協の走り値が話題になったものでした。
何度も、札幌のススキ野の居酒屋で、酒を飲みながら「灯油談義」で盛り上がりました。

しばらくして、石油業界は政界を巻き込んだ、●●石油商会事件で大騒ぎでした。
息をのんで、テレビの報道を見ながら、酒を飲んでいたあの頃。
身近なところで、大変な事が起きている。
田舎の油屋なのに、メジャーな業界の流れを身近に感じられ、
生きている世界が変化している事を痛切に感じた一瞬でした。

やがて、元売の○○石油は大手元売に吸収合併されてしまったわけです。

東京の○○物産も今では、石油業界から消えて、寂しいですね。

夏になると、系列を超えた「勉強会」と称して、
いつの間にか、週末になると大手商社や元売役員が軽井沢へ集合して
昼は、ゴルフ、夜は酒を飲みながらの石油ビジネス談義で盛り上がったものでした。
一人住まいであった、私の別荘はまるでサロンのような感じでしたね、

おかげさまで、
あの頃、私のような田舎のガソリン屋が石油ビジネスの真髄を学ばせて頂きました。
そして、直売部門やパトロール給油で大きな仕事をさせていただきました。

「あの頃」、のサムライはどうしているのやら・・・
今では出世して、業界紙で写真や名前を見る方もいますし、
完全にリタイアして悠々自適の方も多いですね。

よく考えてみると、
私は、今でもこうして、石油業界の「隅っこ」で細々と生きているわけですが、
鈴木さんと会うと、あの頃の石油業界を想い出します。

もうすぐ、また、熱い夏が到来します。
『夏草や、兵どもが夢のあと・』

今年の夏も、石油業界の人達と
素晴らしい、「想い出」を作りたいものです。

当社のBCP対策

2011年06月25日 04時53分35秒 | Weblog
地震発生から、津波、そして、今後も永く続くであろう原発事故の恐怖。

今回の大災害による被害は
日を増すごとに人々の生活の広汎な部分に拡大しているように感じます。

多くの被災者を生み、
地域の人々は、生まれ育った故郷を捨てざるを得ないという悲劇まで発生しています。

そして、
現在でも続く農作物や畜産業の農家の被害。
いつまで続く放射能漏洩による漁業関係者の被害と今後。

さらに、
工業関係などの産業界に派生している影響を見ても、
あらためて、被災地では日本経済の根底を支える優秀な下請け企業が多かったという現実を知らされています。

今回の事態は、
まさに、我が国の産業構造を根底から破壊してしったと思えるような事態であると思います。

なかには、
第二次世界大戦の敗戦と同レベルかそれ以上の被害になるかもしれないという見解もあります。

東京電力福島原発の放射能問題は長期化の様相を呈しています。
こんなに狭い島国で発生した、最悪の事態が世界中の注目を浴びることになっています。

かつて、チェルノブイリの事故によりロシアの技術的威信が失墜したように
資源の少ない経済産業立国でありながら、
これまで高度な産業技術を誇ってきた我が国の技術立国としてのイメージまで破壊されてしまう事になるのかも知れません。

いま、原発による放射能問題により
「次世代エネルギー開発」が急がれていますが、
当面は、これまで人々の生活や産業を支えてきた「化石燃料」の必要性とあり方が再び問われる事になります。

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我々のビジネスは、石油流通を中心とするシステム開発ベンダーです。

今回の大災害が発生した時点で、
テレビ画面では被災地から「ガソリンがない!」、「灯油が届かない!」という悲鳴が流れていました。

私は、災害発生のちょうど一週間前に、被災地である、八戸、宮古、気仙沼を石油流通システム構築で巡回しておりましたが
テレビ画面に映る被災地の映像を見ていると、まさに、私が伺った地域、企業様の映像が映し出されていました。
驚いて、電話をしましたが通じませんでした。メールをしても連絡が取れません。

「とんでもない事態が発生した!!」

我々のシステムは消費者にライフラインである「灯油」の受発注から配送まで行うためのシステムなのです。
現地の『雪ん子』をなんとか稼働させたい。ようやく、宮古の角登商店様に連絡がとれました。

光ファイバーが切断して、大変なことになっていましたが、なんとか復旧して稼働しました。

しかし、
その後、もっと大きな、課題が発生しました。

それは、直売システムのWEB受注(EDⅠ)システムの維持管理です。
リスク管理のために、サーバーは分離して管理しているにしても、
同じ東京電力圏内ですから『計画停電』によるトラブルが発生する可能性がありました。

我々の石油流通専用EDIシステム「ペトロマスター、ドットネット」は全国各地で稼働中なのです。
被災地だけでなく、九州の最大手企業、関東エリア、などまで広域にわたります。
すでに全国各地で、石油製品が届かず閉鎖するSSが拡大しています。

もし、「計画停電」で、サーバーがダウンしたら・・・・・

正直なところ、私の頭の中は「真っ白」になりました。
使用ユーザー様の、ローリー配送、すなわち、SSの上流段階に影響が及ぶ事になってしまう。
『なんとか、しなくては・・・・』

大手企業から、「EDIは大丈夫ですか?」という問い合わせが掛ってきます。
SIの新井は「なんとかします、大丈夫です。」と落ち着いていました。
私と仕事をして20年以上。いつの間にか、頼れる男に育っていました。

まず、考えた事は、「発電機」の調達でした。
幸い、家内の弟が中古の発電機を見つけてきましたが、
インバーターがなくて、そのままサーバーやPCに接続利用できません。

電気に品質があるのか・・・、私は、初めて知りました。

そこで、大型のUPS(無停電装置:バッテリー)を探す事にしました。
全国各地に手をまわして、なんとか外国製のUPSを調達できましたので、
UPSに接続してテストして、なんとかOK。

会社は、駅のそばで周辺は住宅ばかりです。発電機を回したら文句を言われないだろうか・
家内が、一軒毎に状況を説明して回りました。
「こんな時ですから、頑張ってください」というご支援を頂きまして、
古い発電機を稼働させたら、なんと音の大きい事。

新人の、久保君が必死でカバーしていました。

ようやくも一安心して、弁当を買ってきて、ロウソクと懐中電灯で過ごしました。
しかし、よく考えてみたら、発電機があるので電灯を使えたわけです。
夢中でしたから、そんな事も気付かずに必死で死守したサーバーです。

おかげさまで、システム的なトラブルは全て回避できました。

あらためて、我々の仕事は、
石油ビジネスのコアな部分を担うシステムなのだという事を認識しました。
責任を感ずると共に、今後さらなる充実に努めてまいります。

突発的な、アクシデントに対応できるアナログ的な危機管理能力は
ミニタリ―マニアの揃う当社では得意な分野です。

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そんな訳で、

我々は、全員で今後の対応を考えました。
今後、発生するかもしれない、関東エリアでの災害やアクシデントに備えてどうするか、

色々考えましたが、
「サポートセンター」を移転する事が最良の策であるとの全員の結論と合意で、
どうせなら、本社まで全て軽井沢へ移転しようということになりました。

軽井沢は、涼しくて、今日も快適です。

そんなわけで、我々のドタバタBCP対策が、
なんと、テレビ東京の人気番組。
日経スペシャル『ガイアの夜明け』で放映されることになりました。

これから、収録が開始されます。

地方の皆さんは、BSでご覧頂けると思います。
放映日は、あらためて、お知らせしましょう。

ご期待下さい。

不自由を常と思えば不足なし、

2011年06月24日 13時33分39秒 | Weblog
最近私の周辺の友達の多くの経営者は、
「糖尿病」と「金欠病」と「熱中症」の併発だと嘆いています。
まるで、これらの病気は伝染病のごとく感染者が増加しているようにも感じます。

こんな貧乏病を持ちこんで、撒き散らす野郎は誰だ!!

と、怒りまくってみても、原因は地震と津波と原発と自らの暴飲暴食ですから当たり所もありません。

大災害が発生した頃には、
まだ「雪」が降っていたわけですが、いつの間にか、今では夏を前にしてこの気温です。
そして、7月からは「電力使用制限」というわけですから
イライラはさらに募ります。

身の回りには、工場を閉めたり、店を閉めたりする友人が何人もいます。
本格的な大恐慌到来だという声も聞こえてきます。

私にとっては「金欠病」なんてものは慢性病ですし、
仲良く付き合っていくしかないと諦めつつ生きておりますが

『不自由を常と思えば不足なし、 心に望みおこらば、 困窮したる時を思い出すべし。』
 というわけで、徳川家康のような気持ちで生きていく。

『欲をかけば、恥をかく』

どんなにお金を残しても

『立って半畳、寝て一畳、天下取っても二合半』

私は、二合半も食べたら医者に注意されそうですから、このくらいでちょうど良い。
お医者様も、いくらか空腹気味が良いと言います。
ホームレスが、コンビニ弁当を食べていても糖尿病になると言われる飽食の国です。

それでも「腹が減っては、戦も出来ぬ」と云いますから、仕事が出来なくては困ります。

ところで、当社は
某テレビ局の真面目な人気番組に取り上げられることになりそうです。
一体どんなことになるのやら、正直なところ不安と期待で一杯です。
もう少ししたら、内容をお知らせします。

軽井沢の朝です。

2011年06月24日 07時44分19秒 | Weblog

おはようございます。

もう月末ですね。
忙しくて、月日の過ぎるのが早すぎるように感ずる昨今です。

原稿の締め切りに、ドキュメント類の整備に資金繰り、貧乏会社の社長は大変です。

資産は無いけど、負債もない。
最近は、開発と営業と企画で大車輪、

一生懸命「自転車のペダル」を漕いでいます。
まさに、これが本当の『自転車操業』というわけですが、
金融負債がなければ、絶対に倒産しない訳です。

浮いたり、沈んだりの「人生ドラマ」の真っ只中を、ただ一直線に生きています。

こんな人生を送っていると、年をとるのも忘れてしまいます。


窓の外には、鳥の声を聞きながら優雅に散歩している同世代の人達

そんな情景を眺めつつ
私は、ユニクロで買った短パンとTシャツで早朝から軽井沢の事務所で奮闘中。

車のナンバーを見ていると、既に遠方から起こしの避暑の皆さんが増えています。
今年は、例年よりも早めに賑わっている軽井沢です。
ベンツにジャガーにロールスロイス。高級車が目につきます。

天気予報では、本日の日中の気温は35度だそうですが、
軽井沢は快適で、仕事がはかどります。

朝の、爽快な空気を吸って、頭の中のも酸素を取り込んで、
今日も頑張ります。

『生まれてきた責任を果たす。』 孫正義氏の言葉

2011年06月23日 04時55分38秒 | Weblog
ソフトバンクの孫正義氏の言葉です。
『生まれてきた、責任を果たす。』、現在、日本人が認識すべき言葉だと思います。

いま、日本国民のひとり、ひとりが、まさに「生まれてきた責任を果たす」べき『時』ですね、
それぞれが、出来る事を粛々と行う事で「次の時代」が見えてくるはずです。

放射能がヨーロッパまで飛散しているという報道もあります。
今回、世界中の人達が原発の危険性を改めて認識する事になったわけですが、
日本では過去の広島、長崎の悲劇もあります。
ですから、今回、日本で発生した原発による悲劇と事実を広く世界に告知する義務があるように感じます。

今回の原発問題の解決には、色々な角度から考えても長期化しそうです。
食品への影響。産業界への影響だけではないでしよう。
外国から見れば、こんなに美しい日本も『放射能汚染列島』とも見えているようで、
すでに観光客なども激減しています。

冷静に考えると、
経済立国、観光立国としての我が国の価値観とイメージも
原発により破壊された事にもなりそうです。

第二次世界大戦から、国民による血のにじむような復興の努力で経済大国と自ら称した我が国ですが、
地震と津波、その後の原発問題は、我が国の技術立国としての威信と実力さえも大きく損なうような大災害となっています。

今回の大災害は、「敗戦時」と同様の事態であるとも言えそうですが、
それよりも、長期化して被害額も甚大だとする見解が増えています。

孫氏は、今回の災害に際して、個人で100億円という大きな金額の義援金を寄付し、
さらにポケットマネー10億円で「自然エネルギー財団」を設立したという事です。

本当に、頭が下がります。

ところで、管総理が孫正義氏に入閣要請というニュースが流れています。

災害対策が急がれるなか、政治はどうなっているのか、
辞めるといったはずの管総理大臣ですが、まだまだ意欲満々のようです。
テレビカメラに向かってⅤサイン。

孫氏の意見や行動は今後の我が国の復興と未来に向けて大きな意味があると思っています。

稚拙な権力争いと言動を繰り返し、国民も呆れている政界、
まして、無力で行動力を伴わない管総理の「延命策」などに利用されないよう切に願うものです。

日本の総理大臣は世界中の国に笑われるほどコロコロと変わります。

消費税10%の増税は自民党案の意見を取り込んで。。。
今度は、孫氏の行動に乗っての延命策。

管総理の政策と延命策は、全て『抱きつき戦略』であると思います。

高速道路利用料金の無料化。
石油に関する「暫定税率の撤廃」
さらには、災害後に避難している人達への「住宅供給」問題。
どうなっていますか・?

被災地では、まだこれからの生活の目途も立たない人達が避難所にたくさんいらっしゃるわけです。
自分で、国民に対して自ら約束した夏までの「緊急避難住宅」くらいはなんとかしてほしいモノです。
多くの国民はこれまで管総理が国民に約束した事をきちんと覚えています。

今になって考えれば、
どれをとっても国民の受けを狙った実行性が伴わない政策ばかりを口にしているだけ。
実行力も何も感じられません。
こんな大災害が起きた時に、このような人が総理大臣でいる事自体、国民にとっては悲劇が増幅するだけです。

「総理としての責任」を果たせない人間に、
『生まれてきた責任』を果たせる訳もありません。



賢明な孫氏ですから、
こんな事は全てお見通しだとは思います。

孫氏自身が『生まれてきた責任を果たす』時期が、もうすぐ到来するはずです。

「その時」をあらためて期待しています。

楽な仕事はありませんから・・・、 「カリブの海賊」のように生きましょう。

2011年06月22日 04時53分13秒 | Weblog
システムの開発、販売と云うビジネスは、本当に時間とお金が掛る仕事です。
とくに問題となるのは「営業活動」と「開発業務」の両立とバランスですね。

「開発」と「営業」のバランスが崩れると、
モノは売れないし、開発業務は遅滞する、当然資金は不足する、といった悪循環のループに陥りやすいわけです。

システム開発ベンダーの仕事は
営業がうまく回転していれば、資金も潤沢で、まさに『順風満帆』で晴天の大海原を行く快適な航海のようですし、
逆に、開発業務のみに傾注してばかりいると、いつの間にか営業活動がおろそかになり、
台風のど真ん中で暴風雨にさらされる難破船のような状況に陥り死にもぐるいの営業活動と資金繰りにさらされるというわけで、
「天国と地獄」が紙一重なのです。

我々の企業も何度も台風にさらされながら、帆がボロボロになっても修理しながら航海を重ねてきたわけです。
ですから、この稼業で成功するのは本当に難しい・と思う訳です。

ビジネスとしては、少しばかりの『風』もなければ、船は動きません。
もし、現状の「凪」に甘んじていると時代に取り残されることになり、いつの間にか衰退することになります。
ですから、常に少しばかりの刺激や啓発がなければ、企業としての前進もないわけです。

ITビジネスなんてものは、世間様が考えるほど、カッコいい仕事では絶対にありえません。
経営者にとっては、継続的な努力と自己啓発が大切ですから、気持ちが休まる時間がありません。
特に、昨今のビジネスWEB、「クラウド」などの時代では変化の動きが激しくなっています。

ビジネスソリューションの分野は、業務に特化した非常に精緻なシステム構成ですし、
運用するユーザー様も全て現場最前線のプロフェッショナルですから、
常に厳しい仕様検証に常にさらされているともいえますし、妥協が許されないものです。
ですから、運用ユーザー様よりも一歩進んだ専門的な業務知識も求められる厳しい仕事です。

石油ビジネスソリューションは、元売企業から、大手特約店の直売卸システム、販売店の小売SSシステム、さらには「灯油配送システム」まで存在しており幅があります。
企業毎に経営規模や業態の格差が大きいため、簡単なパッケージでは対応出来ません。
特に、石油業界独自の流通用語や「税制」などもありますから、
一般的なシステム屋では「要件定義」の段階から理解できない事が多いわけで、
大手システム会社では開発コストと市場性からみて、採算性も低いため特殊な分野となっているわけで
まさに『プロフェッショナル』な専門業務分野となっています。

当社のユーザー様は、まさに石油流通、最上流の元売企業からリテールの灯油配達作業まで幅が広く、
我々は全てをカバーしているわけですが
特に、軽油税納税管理システム「D‐TAX」に関しては、「オンリーワン」システムとして認知されています。
そんなわけで、人材を育てるにしても、周辺知識の習得に時間がかかり過ぎますから大変です。

ホリエモンが全盛の頃、
ホームページ制作やアダルトサイトの運営などで大盛況。中味を見れば大したことはしていないのに、なぜあんなに金儲けができるのだろう・・・、
一方、自分達の仕事は、社会性のある「世の中に必要なシステム」を命懸けで制作しているつもりなのに
「なぜ、光が当たらないのだろう・・」とバカバカしくなった時期もありました。

携帯電話を販売している会社の株価が暴騰した時なども、
「ITビジネスって一体何だろう・・?」と考え込んでしまいました。

今考えれば、あれが、『ITバブル』と云うものだったわけです。

「投資家」と呼ばれる人達は一体どこに目を付けていたのでしょう、
今考えれば、根拠のない投資なんて、所詮はバブル(泡)なんですね

あの時代を変に納得しながら、「あれだけの資金があれば・・・、我々だったら・・・、」なんて考えながら、
いまでは少しばかりの、自信を持って生きているわけです。

とにかく、私は日本全国を「五体投地(ごたいとうち)」のごとく巡回しながら、
自分で制作したシステムを販売しながら、その資金でさらに開発を進めてきました。

先日、ホリエモンが収監された日に、
私は、某メディアから取材を受けて「大災害とBCP」、企業システムの「クラウド化」や「サポート」について論じていたわけです。
地味で、目立たない開発業務でしたが、我々のシステムは大災害の影響で思わぬ注目を浴びることになっています。
時代が変わりましたね。
それにしても、いつになったら「収益」として結実することやら・・・・

いまでも、ユーザー様の事を考えながら、
お金もないのに、サポートセンターを移転してまで頑張っているわけですが、

社長の私は、現在でも
まるで、先日観た『カリブの海賊』の船長の「ジャックスパーロー」のごとく、(少し、カッコ良過ぎかな・?)
ボロボロの海賊船で台風にさらされながら日本中を飛び回っているわけです。

「海賊船」は他人の物を奪うわけですが、
我々のコンテンツは世の中に利便性やライフラインの安定供給をもたらす事が出来ますし、
気の合った仲間の海賊達と共に仕事ができて、海賊の女房もそれなりに理解しながら頑張って応援してくれますので、
最近では少しだけハッピーな気分です。

さて、今日も今日とて開発と資金繰りに頭を痛めながら、
ユニクロの服を着て、ジャックスパローはビジネスという航海に『命の泉』を探しに出発します。
難破船にならないように頑張りましょう。

私はまだまだ元気な海賊船長です。

なんて、能天気に考えていなくては、この仕事はとてもやってられませんよ。(大笑
私にとってビジネスはまだ見ぬ世界への大航海のようなものですね。

そんなわけで、今朝も「カリブの海賊」のメロディーをハミングしながら、
「ジャックスパロー」を気取って、発進する、乗りやすい元気なジィージィー船長(孫の言葉)です。

今日の関東地方の気温は35度の予測です。

石油ビジネスは難しい

2011年06月21日 04時59分32秒 | Weblog
モノが売れなくなると、安売り競争が始まる。

北関東のガソリン市況はまたまた乱売の様相を呈しているようです。
ガソリンの店頭表示価格は、135円/㍑~145円/㍑まで10円くらいの格差が付いています。

北関東エリアの流通ビジネスは別にガソリンに限らず価格競争が激しいですね。
これは、昔からの傾向です。
昔から、信州、越後に向けた交通の分岐点でしたので、
江戸の「売れ残り」商品の「バッタモノ」と云われる商品が流れてきたと言われます。
ですから、昔から「問屋町」があって、衣料品などを中心に商売が栄えていたという歴史があります。

そんな訳で、
カインズ、ヤマダ電機、ビックカメラなど、多くのディスカウンター企業が群馬を起点として広域展開で成功しています。

しかし、
ガソリンスタンド業界では地元企業があまり育っておらず、元売販社と商社系販社の進出が目立ちます。
価格競争でも、地元企業よりも大手広域企業が安い設定となっているようです。

今から40年も昔の話ですが、ガソリンも昔から「京浜のゴミ捨て場」なんていわれ時期があり、
石油業界では「高崎戦争」と呼ばれた過激なガソリン安売り競争がありました。

販売店の仕切り価格よりも安く販売されたガソリン。
当時は『業転』などと云う系列外商品を仕入れることなど考えられない時代でしたから、
田舎の中小サブ店であった私などは、お客様からの値引き要請でだいぶ苦労したものです。

SSに無印ローリーなどが入れば石油組合が大騒ぎで、追跡までしたものでした。

その後の『オイルショック』を経て、
石油業界もだいぶ変わりましたが、自由化でさらに淘汰が進んだように思います。

そして、リテール石油業界はこれからどうなるのか・・・・
全国どこへ行っても、経営者の方から質問されます。

いつの間にか、自分は石油業界を客観的に論ずる立場になっています。
しかし、今でも自分は石油業界人だと思っていますので、よく考えればシステム屋としては異色な立場なのですね。

先日も、
能登半島の真ん中で、「あの須賀さんですか・・」なんて石油業界の方に云われました。
昔の私を知る人からみれば、確かに私はただのシステム屋ではありません。
石油にまみれた、油だらけの『システム屋』なんです。

成功したり、失敗したり、石油ビジネスの酸いも甘いも知っているつもりですが、

最近では大災害により、石油流通ビジネスも少し変ってきたと感じています。
石油業界もそろそろ「社会性」と云うものを考えなければならないようです。

災害発生で流通が混乱して、店を閉めたのはつい先日。
そして、3か月たったら今度は乱売合戦。冷静に考えればおかしな商売です。

需給の緩急と価格戦争をくり返しながら、業界自ら「淘汰」を進めているようにも見えます。

その結果、全国各地に「ガソリンスタンド過疎地帯」まで多発して、消費者が困っているわけです。
過疎地帯などでは、地元住民が自主的にSS経営をおこなっているところもあります
「安売り競争」を繰り返す都市部のSSとSSの閉鎖が相次ぎ消費者が困っている田舎のSS過疎地帯。

もう少し、なんとかならないものか、「どうにかせにゃならん」とも思いますが、
ビジネスの競争原理がありますから、どうにもならないのでしょう。

しかし、
これ以上、ホームエネルギービジネスが国民の利便性を失うようでは、
国家として、何か対策を立てなくてはならない時代が来るのかも知れません。
しかし、特定の業界のビジネスに国家が介入するなんて事はとんでもない事だとも思うわけです。

資源のない我が国では、国民生活の安定も考慮しなくてはならないはずです。

石油流通ビジネスは本当に難しい。

健康管理と先端医療ビジネスの最前線

2011年06月20日 03時24分12秒 | Weblog
私はここ2年ほどは、毎月決まった病院で毎月決まった曜日に主治医の先生に健康チェックをしてもらいます。
テレビなどでも取り上げられている先端設備を備えた病院です。

自宅から近い事もあり、毎月欠かさず通っています。
家内が毎月のルーチーンスケジュールとして調整し欠かしたことはありません。

最近の最先端医療ビジネスは凄いですね、
ホテルのようなエントランスでホールではグランドピアノの自動演奏設備。
スポーツジムに、温泉、チョットした映画館のような設備まで揃っています。

先日は、中国人の富裕層と思われる方に通訳がついて来院していました。


「予防医学」と云うのでしようか、事前にチェックして自分の体調管理をする目的があります。
まだ、病人とまでは言えないお客様(患者)の事前囲い込みのような事になっています。

病気になってから病院へ行くのではなくて、未然に病を防ぐためには、
毎月の健康管理データをもとにして食事などにも配慮しなくてはならない訳ですが、
中性脂肪、血糖値、HbA1cなどを中心に各種データを「通知表」のように確認しながら反省したり、喜んだりしています。

これは、ガソリンスタンドでいえば安定的な『油外収益』確保のための努力とも似ているようにも感じられますね。
今迄の『人間ドック』よりも一歩進んだ「顧客囲い込み戦略」
はたして、自分はお客なのか患者なのか、
まさに、『医は算術』ともいえるような医療ビジネスだとも思いますが、凄い事になっています。
予定の日を忘れていると病院から電話が来る時代なのです。

ところで、
今月も先週土曜日に病院へ行ってきましたが、全てのデータがよくなっています。
主治医が、「須賀さん、軽井沢に移って体調が良いようですね、」と云いましたのでデータ見ると、かなり、改善されています。
食事制限だけでなく、定期的な運動の効果が出てきたようです。

私の仕事は、ディスクワーク中心ですから、「食事制限」だけではダメで、
定期的な運動が最も効果があるようです。
これで、ゴルフに行ける理由がつきまして、家内も協力的です。
ありがたい事です。

軽井沢では、仕事を早めに切り上げて、
午後二時半以降にスタートして日没までにラウンドスル―で1Rを軽く消化するプレースタイルが多いので助かります。

冬になると、
ナイタ―スキーのゲレンデへ出て、運動することにしましよう。

仕事と健康管理、還暦を過ぎてからはストレスを溜めないようにしています。