ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

コンニャク問答

2011年01月31日 06時03分11秒 | Weblog
エジプトの反政府デモが激しくなっています。
産油国に波及すると石油にも影響が出そうですが、
中東情勢が気になりますね。

それにしても、昨日は寒かった・
今朝も珍しく会社の水道が凍りついています。
関東平野はカラカラに乾燥して冷え込んでいます。

昨日のゴルフも大変でした。
グリーンがガチガチに凍っていて、ボールはカーンと跳ねてしまいます。
こんな時はグリーンサイドのラフに売ってから「アプローチ勝負」のゴルフです。
グリーンはマスターズのようにガラスの上でパターを打っているようで難しいけれど練習にはなります。

ゴルフ場では相変わらず、旦那衆の「時事放談」が盛んです。

今週はTTPの話題が多いようです。
群馬県は「コンニャク」の全国最大の産地でコンニャクの製粉問屋が多いわけです。
全国へコンニャクの精粉を出荷しています。

コンニャクには現在、なんと関税が1700%も掛っていて、TTPにより一番影響を受ける農作物です。
福田、中曽根、小渕、などの歴代総理によって生産農家保護のために関税で保護されてきたといわれています。
そんなわけで、上州の旦那衆は政治意識が高いようです。

今後、コンニャクの動向がどうなるか・・・
まさに落語の「コンニャク問答」のようなコンニャク談義です。

政治的に保護されてきた農作物と特産品ビジネスが自由化されると一体どんな変化が出るのか、
色々なケースが想定されますが、地場産業の今後の推移に注目です。

農業も国際的な政治情勢と経済の波にのまれて、
大きな変化の時期を迎えています。

難しいのは、石油ビジネスだけではなさそうです。


SSビジネスの行方

2011年01月28日 09時40分44秒 | Weblog
昔は、石油業界紙や元売などが企画する海外研修ツアーと称する旅行が多かったですね。

色々な業界で海外視察ツアーが行われていました。

現在の中国人のツアー客のように、首にカメラをぶら下げた日本人の業界団体ツアー客が全世界を駆け巡っていた時代もありました。
しかし、今となっては本音のところは観光旅行的なものであったような気がします。

本来なら、業界が節目を迎えている今こそ海外の石油業界事情を視察するのが一番効果があるような気がします。

アメリカやヨーロッパの石油ビジネスがどうなっているのか、近未来の石油ビジネスの現実を見たいものです。
今年あたり、時間を作って勉強に行ってみたいものですね、
いや、私としては絶対に現場をもう一度見たいと考えています。

当時、私自身が北米のホームヒーティングの分野に興味を持った事が、灯油配送システム「雪ん子」の原点になっています。

インディペンデント系(独立系)と呼ばれたジョバー石油業者の動きにも興味を持ちました。

今になってみると、日本でもPBと呼ばれる業者が増えてまさにその状況が生まれています。

あの頃は
どんな業界でも、セミナーばやりで、「先生」と呼ばれる方がいたものですが、
今になって考えてみると、高度成長期ですから、先進地の真似をしているだけでも企業は成長したという事です。

現在のような難しい局面でこそ、必要なアドバイスや知識があると思うわけですが、
これだけアゲンストの風が吹いていると、なかなか画期的なアイデアや決定的なビジネスモデルが見えてきません。
一体、あの「先生」達はどこへ消えてしまったのやら・・・・
所詮、机上の論理だけでは通用しません。

すでに、石油ビジネスの総論などを論じている時代ではありません。
現実に即した具体的な対応策を提示する必要があります。
特に、リテール販売業者はその事を認識すべき時代に入っています。

先日、昔、石油業界で「先生」と呼ばれていたコンサルタントの方と話しましたが、
今となっては、色あせた落ち武者のように感じました。

ビジネスを戦に例えれば、
戦況が不利な場合にこそ、殿(しんがり)といって、後備えを努めるのが一番難しい戦いなのです。
ビジネスも全く同じ事だと思います。
昔、木下藤吉郎は金ヶ崎の戦いで殿を務めて織田信長を救ったことで世に出たわけですが
ピンチとチャンスは紙一重なのです。

決して優位とはいえない、現在の石油業界ですが、
このピンチを成長のチャンスととらえるための秘策と戦法を見出すべく、
竹中半兵衛、山本勘助よろしく毎日考えています。

知恵のあるものは知恵を出せ
知恵の出せないものは汗を出せ
知恵も汗も出せないものは静かに去れ...

といったところです。

先進的な企業に学ぶ

2011年01月27日 05時49分10秒 | Weblog
古くからの「雪ん子」ユーザーである、某大手ディーラー様を久し振りに訪問し
今後のビジネス展開を睨んで、システムに関する提案と打ち合わせを実行。

まさに、日本のSSビジネスをリードしている先進的な有力企業です。
すでに住宅産業から、外車、国産車の正規ディラーをはじめ多彩な経営展開をはかっています。
色々な面で、勉強になります。

経営規模が大きい企業は社員数も多いわけですが、
以前よりも管理部門は大幅にスリム化しているように感じました。

石油ビジネスはシステム化による合理化と経営管理部門のコストダウンを中心になすべき事がたくさんあると再認識しました。

石油業界では抜本的な経営改善が必要な事はもちろんですが、
やはり、一番大切な事は、スタッフの人的資質ですね、

幹部社員がみずから時代の変化を認識しながら改善に積極的なことに頭が下がります。

以前も話をしていて、お互いにビジネスのヒントを得て、具現化した事がありました。

石油業界をベースとして「勝ち残り」、さらに発展するためには幾つものハードルがあるわけですが、
課題を明確にして、克服していく事は大切な事です。
その為には、「目先」の市況環境ばかりではなく、石油ビジネス本来のあり方も考え直す必要があります。

複合的なビジネスをいかに有利に展開していくか、まずは、顧客管理体制を万全にして、
消費者に密着したスピーディーでタイムリーなサービス体制の構築が求められています。

今後、システムのクラウド化により石油業界そのものが大きく変わる予感がしています。

「ガソリンスタンド」から本格的な「サービスステーション」の時代へ
いま、改めてSS(サービスステーション)の存在意義が問われています。

消費者に求められるSSとはどんな業態なのか?
それは、既存の石油業界が決める事ではなくて、消費者が、そして時代の流れが決めるものだと改めて思います。

先進的なビジネス展開を考えると、未来が見えてきて、モチベーションも上がります。

石油ビジネスに新たな動きが出ています

2011年01月26日 05時05分19秒 | Weblog
関東平野は今朝も冷え込んでいます。
北陸、東北地方も天気予報ではここしばらく雪のようです。

私としては、全国レベルの灯油の出荷状況よりも、
「雪ん子」ユーザー様の個別的な販売動向が気になるところですが、
全ての企業で非常に順調な推移です。

ここ数年、全国各地に「SS過疎地帯」が発生していますが、
競合企業が減少したことで、灯油難民のような浮遊客が多発しています。

灯油ビジネスは、取り組み方で結果が全く変わります。
売り上げを伸ばしている企業の多くは消費者に対して灯油配送の告知を徹底しています。
特に、18㍑ポリ缶のスポット配送などまで、きめ細かく対応することで新規客の取り込みをはかっています。

最近の灯油配送ビジネスは比較的大手での展開が増えているのも特徴です。
全国各地で元売販社や広域ディラーが本格的に取り組んでおり、広域展開により灯油ビジネスの規模は拡大しています。

ここにきて、
灯油を起点とする「宅配ビジネス」の企画なども活発化していますから、さらな可能性も見えてきました。

灯油配送システムも今後「クラウドコンピューティング」の時代に入りますから、
色々な企画や展開が見えています。

石油流通ビジネスは
原油価格や仕切り価格など、目先の市況動向も気になるところですが、
やはり、抜本的な業務オペレーションの見直しや、新たなビジネス分野の開発、
そして、一番の課題は個々の企業における経営管理業務の改善によるコスト削減であると感じます。

小手先のSS店頭拡販オペレーションを繰り返しているだけでは、
経営の抜本改革は出来ない時代に突入しています。

ただ、SS店頭で汗を流しているだけでなく、
「知恵」と「工夫」と「意思決定能力」、そして「行動力」が問われています。

「ふざけるな!」 と国民は怒っています。

2011年01月25日 05時42分03秒 | Weblog
高速道路料金がタダになる。
子供を産んだら、手当てを貰える。
ガソリンと軽油の暫定税率を撤廃して、価格を下げる。
消費税の増税には反対。

今になって、考えると
民主党(管さん)もよく言ったものです。

税金の無駄使いを省けば、これらの公約が実現できると言ってたのは誰でしょう。
「マニフェスト」は「公約」ではないから、見直しと称して自ら破棄するのでしようか・・・

管総理が「消費税を見直す」と云ってます。

誰でも、人のやる事は批判できるが、
自ら責任を持って国を動かすとしたらこのザマです。

高齢化が進み、今後の年金受給はどうなる・・・・、

「ふざけるな!」と怒ってみても、もう遅い・・・・・

いまさら「政治批判」はしたくないが、「政治家批判」はしたくもなります。

私個人としては別に、消費税増税に反対するわけではありません。

国の財政が苦しいから、毎年大量に国債を発行して「金融機関」に押しつける。
その結果として、国民の預金を巻き上げているわけです。
金融機関は企業向けの貸出を渋る事になり、景気の悪化は今年も続きます。

消費税を上げて国の財政を健全化出来るのなら上げるべきだとも考えますが、

与党になったら、変節する、その政治家の「根性」が気に入りません。

管総理の奥さんが、
「主人は、攻めるのは強いけど・、守るのは苦手だから・」とか言ってます。
呆れて、モノが言えませんね。

国の財政再建も、厳しい構造変化に晒されている企業の再生も同じ事。
やはり、足が地に着いた業務改善が大切だと感じます。
現実を直視しながら、今後の方向性を決めましょう。

社内スタッフに変化を嫌う官僚的な雰囲気が出てくると企業としての組織が腐ります。
かつての民主党のような、理想論だけの抵抗勢力に仕事を任せるとこんなことになるわけです。

もし、管総理のような経営者がいたら社員はやってられません。

本当に、困ったものです。

ガソリンは「客寄せ商品」なのか・・・

2011年01月24日 11時32分07秒 | Weblog
SS店頭販売の拡販オペレーションで工夫したら儲かるのか、と問われても正直なところ難しいと思いますが、
石油流通ビジネスとしては経営手法やオペレーションを工夫すれば、まだまだ可能性があるビジネスだと感じています。

特に、中間卸売、直売部門などには大きな可能性が残されていると思います。

ところで
灯油配送ビジネスなどでは、積極展開で成功している企業と成行きの商売で衰退型の企業では全く状況が異なります。
完全に二極分化しており、業界紙などでも評価が割れているようですが、
石油メディアの記者などが実際の現場を断片的に見ていては判らない事のほうが多いようです。

現在、動いているガソリン市況などでも、例外的な安値情報ばかり拾って報道していては、
価格的な「煽り」となって業界にとってはマイナスとなるわけです。

大局的には140円/㍑台に乗せたいところですが、
価格が荒れている地域やディスカウント系の価格ばかりを拾って報道しているのは問題ですね。

昔から、
リテール販売業者は安く売る事が「企業力」と勘違いしているケースもあります。
全くかけ離れた地域のレアな安値を情報として掲示板などで流しているケースもありますが、
本当に役に立つ情報なのかも気になります。

最近、高崎でも今迄同価格を揚げていた大手商社系のショッピングセンター併設のセミセルフSSと
向かい合いの元売販社のセルフが価格戦争をしています。
メール会員や条件をつけて、2円くらいずつ下げて競っています。
基本的には、「売れない時代」なのでしょうが、厳しいですね、

石油ビジネスはSS店頭だけで採算がとれる商売ではないはずです。
スタンプカードでショッピングセンターの1000円商品券が貰えるようなので「客寄せ商品」のようになっているようです。

困ったものです。







気合をいれて、頑張りましょう!

2011年01月24日 04時20分25秒 | Weblog
先週は、新潟、富山、石川、福井、大阪と北陸道を中心に車で大移動しました。
それでも高速道路は結構雪対策が整備されていました。

SSを複数運営する特約店企業から、大手商社系ディラーなどが中心でしたが、
各社とも数年前と比較して、本社管理部門の人数はだいぶ減少してスリム化しているように感じました。

本社管理業務の見直しにより経営コストの削減が進んでいるようです。
それでも、経営的に前向きな企業と自然衰退型の企業の大きな格差を感じますね、

少しずつでも業務改善を進めることで、経営分岐点を落としていく努力が必要だと思うのですが、
新規営業先などでは、まだまだ旧泰然とした体質の企業もあります。
ここ数年で、優勝劣敗が確実に明確になるはずです。

週末は社内スタッフとゴルフでリフレッシュ。
たまには、ゴルフ場での営業会議もいいものです。
ゴルフはそれぞれの性格が出て面白いですね。

業務が多忙になっているので、今週から人材を補強するための面接を開始します。
元気で、行動力のある若手スタッフが欲しいですね。

すでに、新年の雰囲気は消えて仕事一直線。今週も頑張ります。

「雪ん子」の配送システムとしての可能性。 そしてさらなる拡張開発のヒントが・・

2011年01月20日 07時51分14秒 | Weblog
昨晩金沢へ入りましたが、今朝起きたら朝から雪が降っています。
結構ハードな巡回スケジュールで動いています。

ここ数年灯油販売戦略を本格展開してきた企業では、ここにきて、かなり大きな灯油の収益効果が出ています。

久し振りにお会いして、『今年も「雪ん子」で決算がくめそうです。』と云う笑顔。
そして、「SS店頭ビジネスは不振ですが、確実に儲かっているのは灯油部門・・」と云う声を聞くと、私も元気が出てきます。

たった一人で始めた、灯油販売システムの開発と拡販戦略。
まさに「お客様のよろこびが、わがよろこび」です。
ありがとうございます。

ほとんどの企業がCTI受注による「コールセンター」を設置し
SS単位で個別的に行ってきた配送業務を集約し、配送体制の優位性をアピールしたことが成功のポイントとなっています。

今後は、「雪ん子」をネットワーク化して、広域展開をはかる戦略が中心となりそうです。

今シーズンの灯油に関しては「価格転嫁」がポイントとなっていますが、
すでにシーズン途中の価格変動は例年の事でもあり、日毎に細かく価格設定しているところが多いようです。

携帯WEBシステムを活用すれば「新仕切り体系」がリテールマーケットにダイレクトに反映されているような細かい設定も可能です。
毎日、携帯電話のWEBサイトに価格が提示されていますから、
お客様は携帯WEBサイトで現在の価格を確認してからそのまま注文できるわけです。

24時間の携帯WEB受注体制が予想以上の販売効果を発揮しています。

この拡販手法は、すでに一昨年からフリート系大手で本格検証展開がスタートし、
現在では、多くの企業で予想以上の拡販効果を発揮しています。

北陸では、ほとんどの地域で灯油顧客の囲い込みが進んでおり、
すでに灯油ビジネスに関する優勝劣敗が明確化されてきたようです。

灯油システムを単に、「配送ツール」として位置付ける時代は終焉しました。
今後は、SSフィールドを脱却した「生き残り」のための「宅配」拡販戦略ツールとして位置付ける企業が増えています。

次世代の石油ビジネス展開に向けて、
「雪ん子」の外販配送システムとしての可能性がさらに拡大していると感じています。

石油業界のビジネスは確かに、「大きな変化」の時期を迎えています。

明日には北陸から関西へ入る予定です。

雪中行軍です

2011年01月19日 04時43分58秒 | Weblog
本日より、灯油ビジネス最前線、
豪雪の新潟、富山、石川、福井方面へ出張です。

雪が降らない関東平野から豪雪地帯へ、
まさに雪中行軍となりそうです。

毎年、現場を見ながら情報をフィードバックしてシステムに反映してきました。
いつまでたっても勉強が続きます。

冬の北陸は美味いモノがたくさんありますから、楽しみですね、
特に氷見の寒鰤(ブリ)は最高で、マグロのように大トロ、中トロ、トロとあります。
ブリ大根も最高です。

今年は、年初からアクティブに全国を跳び回る予定です。

朝の来ない夜はありません

2011年01月18日 08時39分57秒 | Weblog
世界中の行き場を失った投機マネーが石油に流れ込みそうな感じで原油価格が動き出しています。

中進国などの消費拡大の要因もありますが、どうも需給バランスだけではないような市況となってきたようです。
これから、世界の石油価格が暴騰するという見解もでています。
世界的な動きと国内リテール市況が具体的にどのようにリンクして動くのか動向に注目しておきましょう。

しかし、マクロの原油市況と国内リテール市況は、一般業者にとっては先物でも扱わない限り別物と考えるべきでしょう。

まずは、国内では元売を中心とする流通があって、
リテール市場ははあくまでもリテール市況が問題なのですから、
評論家のような事を並べ立てても現実的な課題解決にはなりません。
最終的には個々の企業の価格転嫁の努力が前提となります。
ここは、冷静に落ち着いて市況対応する事が大切です。

さらに、
今年は老朽化した地下タンクの問題などもありますから、
再投資の課題も含め、既存業者にとっては厳しい経営環境が続きそうで
淘汰のスピードが一気に早まる事も予想されます。

ここにきて、
灯油ビジネスが注目されていますが、これも例年通りの流れとなっており想定の範囲内の事です。
揮発油税などを抜いた価格ではガソリンと比較しても圧倒的に収益性が高い灯油ですから、
ここは値取り中心で今後の流れに対応すべく、体力をつけておきましょう。
資金効率も改善するはずです。
「灯油」で決算を組めるくらいの力があれば、「勝ち残り」の力としては万全です。

なぜなら、
灯油はホームエネルギーであり、今後のエネルギービジネスの方向性を決めるカギとなるからです。
ホームタンクユーザーユーザーなどの囲い込みでソーラーなどの次世代エネルギービジネスへの道が開けます。
最近はリフォームビジネスや住宅設備産業などに積極的に参入する石油販売業者が増えています。

「オール電化」の住宅でも、
この豪雪の天候異変では、再び石油に依存したり、両方の設備を用意する家庭が増えていると聞きます。
一部地域の停電などにより、オール電化住宅の弱点が露呈したようですから、当分、灯油の時代は続くはずです。
エネルギーの変化をうまく繋ぎとめながら、次世代ビジネスに向けた動きが出ている事は、石油業界の新しい力を感じます。

ここにきて、
あらためて「ガソリンスタンド」というビジネスの難しさを感じます。
SSだけが石油業界ではありません。

一介のリテール業者が、原油価格高騰を論じてみても意味はありません。
業転市況ばかりに目がいくと、「虻蜂取らず」でどこまで行ってもエンドレスの悪循環ループ経営となりやすいわけです。
仕切りが上がれば、適正に転嫁することが基本です。
仮に安売りに依存する競合他社がいたとしても、価格は無視して、まずは、みずからの足元を固めましょう。

「ごまめの歯ぎしり」という言葉があります。
こんな時代ですから、自らを弱者として割り切り、ガードを固める事も経営者としての「知恵」なのかもしれません。

朝の来ない、夜はありません。