ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

全開モードでガンバリマス

2010年07月30日 10時08分46秒 | Weblog
もう週末ですね・
一週間過ぎるのが早い事に驚きです。
なんとか今週のスケジュールも無事に完了しそうです。

来週は日曜日に出発して、九州地区で3日間の営業活動。
15社を巡回してから、広島での仕事です。
その後、しまなみ海道で四国にわたり営業巡回するというハードスケジュール。

このスケジュールを全て、「車」で移動しようと云うわけです。
同行するA君と安全運転で高速道路を中心に移動する予定です。

石油ビジネスは元売りや商社系ディラーなどの統合により、
経営の内部的にも大きな変革期を迎えています。

特に、軽油税納税管理の業務統合なども控えており、
付随する業務が多忙を極める8月になりそうです。

今後、元売りや商社系大手ディラーの統合や再編成が凄いスピードで進行する予感です。

体調をいたわりながら、全力投球です。

最近はダイエットや血糖値の関係で各地の美味いモノを腹いっぱい食べられないのが残念です。

これから年末まで、休むことなく全力投球が続きます。

当面、この夏の営業活動のスケジュールを消化しましょう。

熱波の関東平野です。

2010年07月28日 10時02分00秒 | Weblog
関東平野は連日熱波の日本新記録。
とにかく、中部、関西よりも暑い気温が続いています。

来年あたりから、どこか涼しいところへ避難したいものです。

以前は軽井沢の山小屋で避暑を兼ねながらシステム開発をしていた身分でしたが、
今は汗をかきながら全国行脚の毎日です。

来年あたり、涼しい「軽井沢セミナールーム」を開設してみたいなんて、夢を見ながら移動中。

全国のユーザー様から研修施設設置の要望なども出ていますから、考えてみたいものですが、
何しろ、「先立つもの」が問題です。

一生懸命仕事して、なんとか実現したいと努力中。

血圧調整の薬を飲んでいると利尿効果で小便が近くて困ります。
昨日は、大渋滞の首都高速でブルブル震えていましたが、
我慢できなくなて、なんと立ち小便。
マナーも何もあったものではありません。
困ったオヤジです。反省してます。 
スイマセンです・・・・

今日もこれから車で大阪へ長距離移動です。
機材があるので、新幹線より車のほうが楽です。

同一方向で、お問い合わせを頂いているお客様のところをなるべく多く廻るとなれば、やはり車が便利です。

猛暑ですが、
高校野球の選手たちを見れば我慢もできます。

私だって、学生時代は真夏に汗をかきながら運動していたわけです。
20代から30歳代は、照り返しの強いSSフィールドで気合を入れて商売をしていました。

真夏のダム工事の現場のパトロール給油も大変でした。
RCD工法のダムサイトの中の給油手法を最初に工夫して構築したのも私なのです。

振り返れば、
SS店頭ビジネスから、パトロール給油、灯油配送、中間流通ビジネスまで
油だらけの人生です。

そんな経験が現在のビジネスにつながっているわけです。
その辺のSSの軟弱なスタッフとはキャリアが違うと自負しています。

体育会系企業ですから、気合いで頑張ります。

それでも、年ですから、少々注意しながらですが・・・・


「雨ニモマケズ」
宮沢賢治


雨にも負けず 、風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく、決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり、そして忘れず

野原の松の林の陰の小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば行って看病してやり

西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなに「でくのぼー」と呼ばれ

褒められもせず苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい

長崎の龍馬

2010年07月26日 04時55分04秒 | Weblog

『龍馬伝』観てますか?

もう6年前ですが、「雪ん子」のビジネスで長崎へ伺った時の写真です。

テレビの龍馬を観ていたら長崎を想い出しました。
あの頃は一人で九州をまるで山下清の放浪のような営業でした。

長崎は坂道が多くて灯油配達が大変なところでした。
ローリーが入らない坂道の路地がいっぱいあって・・・・
配送スタッフが18㍑のポリ缶を3缶もぶら下げて配達していました。
右手と左手に一缶づつ、あとの一缶は右手の脇に抱えて運んでいました。

夏でも、結構、風呂場の灯油の配達が多いのが長崎です。
そんなわけで配達料金はきっちりと頂戴できます。

冬場だけの灯油配送の専門アルバイトスタッフも多いようです。
冬場だけでも結構な所得になると言ってましたっけ・・・

坂道の多い港町は灯油の配達が大変なので、全国的に配達灯油の価格設定は特別のようです。
小樽、函館、神戸、横浜、全国には配送条件が悪い地域がたくさんあります。
山間部のお年寄りも灯油が届かなくて困っている地域が増えているようです。

「長崎」市内だけでも、「雪ん子」ユーザー様が2社いらっしゃいます。
石油ビジネスも時代の節目で維新の時代です。

今年も八月には九州へ伺います。

想えば、よくもこれだけ全国行脚をしたものだと思います。

いつの間にか、灯油ビジネスは私の「ライフワーク」となっています。

これからも、私の全国ロードは求められる限り永遠に続きそうです。

それにしても、暑い夏です。

経営管理コスト削減と経営者の「意思決定能力」

2010年07月21日 17時12分39秒 | Weblog
石油ビジネスを客観的に見られる立場になって10年以上経過しました。
業界の経営環境も変わりました。

ようやく、石油ビジネスの良いところも悪いところも見えてきたような気がしています。
訪問先で経営者の方や幹部の方とお話ししていると、
企業としての「格差」が発生する要因のようなものも見えてきたような気がします。

経営者としての「意思決定能力」、「ガバナンス(企業統治能力)」などが企業間格差を生んでいるように感じます。

経営者にとっては一番難しい課題ですよね、私もよく判ります。

企業にとって絶対にやらなくてはならない事でも、
人情や義理に流されて先延ばしするようでは経営者として失格なのでしょう。
どこの企業へ伺っても、経費削減で「人減らし」の話題ばかりです。

私の商売は、省力化システムの販売ですから、
このシステムを導入すれば、「スタッフを減らせて、これだけ管理コストが下がります。」
というわけで、システム担当者などから「私の立場と職域が不要になってしまう・・・」
なんて、言われてしまう事もあるわけです。

しかし、
最近伸びている企業をみているとセルフ展開が中心の企業などでは、
本社に社長と専務以外は女性2名だけなどという猛烈なコストカッターの経営者もいらっしゃいます。
しかも、それでSSを30箇所近くも運営しているわけです。

そんな会社でも、軽油税納税管理は頭の痛い業務のようで、
店頭払い出しの軽油だけなのに二日間掛っているとのこと。
その業務をさらに二時間以内に短縮するという目標です。

システム的には当然可能ですが、
イニシャルコストと還付金収入が合えば当然導入してさらにコストを削るという事です。

システムといっても色々です。
拡販システムなどでは、「貴社の運用方法に問題がある」とかたずける事も可能でしょう。

我々のシステムは、具体的な人減らしを前提にした経営合理化を目指しているわけです。
能力がなくて「不要な人材は切る」

この業界では「意思決定」の速度が早い経営者ほど「勝ち組」が多い事は確かです。
確かに、今の時代経営者に求められているのは「意思決定速度(決断力)」ですね。

そういえば、私のビジネスの先輩が
「商売で勝つなら、義理や人情は不要」だと言ってました。

改めて考えると、何とも、いやな渡世だと感ずる時もあります。
私も、まだまだ甘いのかもしれません。

『灯油は夏売れ!』

2010年07月20日 10時36分56秒 | Weblog



とにかく暑い関東平野です。
群馬、埼玉は連日猛暑の日本新記録のような恐ろしい熱波ですね。
高層マンションの窓を全開で寝ていても汗がにじみます。
SSフィールドで働く皆さんの苦労を感じます。

涼しいのは、映画館とパチンコ屋ですね、
しかし、パチンコ屋のあの騒音だけは勘弁です。

夏場のガソリン需要期を控えて、石油市況も動き出しました。
冷静に観察していると元売による販売施策と連動しているようです。

私はこんなに暑い中でも、暖房用の灯油販売戦略構築で忙しく飛び回っています。

『灯油は夏売れ!』と申します。
お客様からの注文を受けてから配達している、毎年繰り返しの当たり前の灯油販売から
次世代エネルギービジネスやSSフィールドを飛び出しての
「宅配」を基軸とするビジネス展開の模索が全国で盛んになっています。

まずは「受注体制」の構築という事で
顧客管理データベースと電話回線を連動させる
「CTI」を装備した『雪ん子』のコールセンターの設置が増えています。
灯油以外の商品でもお客様情報や受注履歴を参照しながらの受注体制が可能となります。

さらに、「雪ん子」の納品書に印刷出力されるQRバーコードにより
お客様は24時間、携帯電話電話からの注文が可能になります。

受注データは「ゆきんこサポートセンター」が保守管理するWEBサーバーから
「雪ん子」の各ユーザー様に自動配信され、配送指示データとして取りこまれます。
24時間、無人の受注体制が構築されるというわけです。

「顧客管理データベース」と直結した受注システムの普及活用により
SS外販ビジネスの可能性はさらに、拡大しています。


退屈な連休となりそうです

2010年07月17日 08時50分58秒 | Weblog
全英オープンの見過ぎで寝不足気味です。
眼の調子が悪くて医者通い。
眼科医の言う事には、しばらく安静にして、パソコンやテレビも控えめにという事ですが、
パソコンと向かい合うのが仕事ですし、全英オープンのテレビも見たいし・・・・

減量で食事は「おかゆ」ばかりで腹はすくし・・・

朝昼晩と薬を飲んで、一体どうしていたら良いのか・・・

家内も親不知を抜歯してまだ、食事もおぽつきません。

しょうがないから、孫でもつれてアンパンマンの映画でも観に行こうかと思案中。

そりでも、来週もスケジュールがいっぱいで、月末まで時間がありませんから
連休中に原稿も仕上げなくてはなりませんし、

エアコンでも効かして、部屋でテレビを見ながら仕事をしましょう。

体力を持て余して退屈な連休となりそうです。


ビジネス「深耕」の時代

2010年07月16日 09時04分56秒 | Weblog
大手販売業者による外販戦略の活発化に伴い、いろいろな企画と動きが出ています。
SS店頭販売オペレーションから、外販へ・・

一概に「外販」といっても今迄のような石油の外販だけにとどまりません。
石油流通ビジネスの今後の動向を踏まえながら、
現在のSSビジネスを起点として今後「何が商売になるか・?」、「どんなビジネスに可能性があるのか・・?」
などなどを模索するための動きが出ているわけです。

これまで、「与えられたビジネス」に依存してきた系列石油販売業者の間に、
自発的に地域性や個々の企業特性に合わせたビジネスフォームの開発が開始されています。

既存の石油業者にとっては、改めて『創造性』を問われる時代が到来しているわけです。

現実とかけ離れた空論や訳のわからないセミナーなどに耳を傾けている時間はありません。
すでに、生き残るためには、経営力と財務体質を強くして、CODの仕入れで・・・・、云々の段階ではありません。
元売の経営に関する事を論じてみても始まりません。
判り切った知識や当たり前のことで現実局面の打開は図れません。

零細業者ほど大局的な理屈を並べていながら、実は対応の動きが悪い現実のほうが問題なのです。

大手販売業者による現状分析はかなり厳しくなっており
改善や改革に対するスピードアップをはかる企業が急増しています。

それぞれの企業に多様なカタチで存在している経営資源をさらに掘り起こす、
『深耕』という思考が大切になっています。

業務省力化と意思決定速度の向上を図るためには

「基幹系システム」の見直しなどが大前提となります。

特に、元売各社の「新・新仕切り体系」などにどのように対応し、
自社の仕切りポジションをリアルタイムに把握しながら、販売戦略に反映させていくか

高度な知識と、システム化が求められています。

これからは、「現実の課題」から目をそらさずに、真っ向から経営と向かい合う必要があります。
妥協ができない、待ったなしの時代に突入しています。

ブログのむずかしさ

2010年07月15日 08時26分00秒 | Weblog
8年目に入った地味なブログなのですが、アクセス数が着実に増えてきました。

お問い合わせを頂き、お客様のところへ伺うと
「ブログや月刊ガソリンスタンド誌の原稿を読んでいますよ」と声をかけて頂く事も増えています。

お客様が私のブログや原稿を読んでいただいていると「親密感」が深まります。
しかし、私は初対面なので相手の事がよく判らないという事もありますが、
すぐに会話が弾むので有難いことです。

これだけ自分の考え方や見解を毎日書いていると、
予測違いなどがあったらすぐに結果が出てしまう事になるので慎重になり易いわけです。
しかし、当たり前のことを述べてみても意味がないわけで、その辺が難しいところですね

最近流行のTWITTERという「つぶやき」のような感じて、
最初は「ボスが行く」というテーマで書いていたものですが、すでに8年も経過しました。

おかげさまで、最近では石油業界の方には結構知られたブログとなりました。

今後も、思った事を率直に書いていくつもりです。



劇的な変化が見えています

2010年07月14日 09時08分28秒 | Weblog
営業活動真っ盛り、それでももう少しでスケジュールが追いつきそうです。
次の段階に向けての資料作成やマーケティングを立案中です。

最近、驚く事はSS数にして20店舗前後の企業の合理化が急速に進んでいるという事。
元売販社などでは経営者を除く本社管理部門のスタッフが2~3名のところが何社もあります。
SSがセルフ化されて業務がシンプルになっているからです。

まさに極限までの管理コスト削減による省力化が進行中。

一方、直売部門などを擁する大手特約店企業では、
EDIや基幹統合系システムの導入でシンプル化を次元して、
本社管理コストを劇的に削減するための作業に着手しているところが増えています。

石油流通ビジネス最前線の急激な変化はすでにすごいスピードで動き出しいるわけです。

ここ数年で、大きく変わります。

「脱・車」のSSビジネス

2010年07月12日 14時28分08秒 | Weblog
今迄、SSビジネスと車は切っても切れない関係でしたが、
ここにきて、エコカーの普及スピードが予想以上に速くなりそうで、

SS経営者の方も「次の時代」に向けて色々と新たな商材を考えています。
「あと数年したら、SSの商材は洗車と板金と保険ぐらいしかなくなりそうだ・・」
と仰る経営者が増えています。

ですから、外販、宅配、リフォームなどのビジネスに目がいきます。
さらに、ソーラーやエコフィールなども新たな商材として生まれています。

先日、ある大手企業で話していたら、
経営者の方が「須賀さん、リフォームビジネスなんて、どうでしょう?」と質問してきました。

こればかりは、お得意のFC加盟ではなく、自社で確固としたビジネスフォームを構築してみたいとのこと。

今迄、「洗車の○○隊」、中古車の「○○」、レンタカーは「○○レンタカー」などなど
とにかく、FCに加盟してロイヤリティーという高価な「授業料」を支払いながらいろいろ勉強してきた社長さん。

リフォームビジネスまでFCというわけにもいかないようで、社内でプロジェクトを立ち上げています。

良い事ですね。
取引先の工務店や設備屋さんと提携しながらのスタートとなりそうです。
以前、格安レンタカーを始めたら、近くのディラー系企業が燃料を入れてくれなくなったそうで、
これなら、お得意様に気を使う事もありませんし、相乗効果も期待できそうです。

どんな商売でも、一人でお金儲けはできません。

作為的に作り出される、新たなビジネストレンドに乗せられた人真似ビジネスばかりでは
今後の経営もおぼつかないという事です。

「ところで、『雪ん子』の顧客管理データベースを有効に活用する方法を教えてよ・」とのことです。

嬉しいですね、一緒に頑張りましょう。