ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

師走です。

2011年11月30日 16時26分59秒 | Weblog

いよいよ、明日から12月。
もう年末ですね、あっという間の1年間でした。
時間の経過が速すぎて困ります。

数年経ったらわかることですが、今年はSS業界にとっても大きな節目となった年のような気がします。
国内では大災害、その後の欧州における経済危機、タイの水害もありました。
オリンパスや大王製紙など大手企業の不祥事により優秀と思われてきた日本の企業に対する外国からの目線の変化。

最近発表されているこれまで超優良企業といわれてきた大手企業の決算動向・・・、
何か、大きな爆弾を抱えたままの年末から来年となりそうです。

年明けからは、大手といわれる企業でも何が起こるか解らない状況ですね。

しかし、こんな時代だからこそ大きなビジネスチャンスがあるという逞しいSS経営者の方も多いわけです。
確かに、若い人たちの就職難などの話を聞いていると、昔の世界大恐慌時代の「大学は出たけれど・・・、」という言葉が頭に浮かびます。
ここ数年、経済危機に関する出版物が売れているようですが、
今まであまり気にしていなかった私の友人なども経済危機に関する書籍を読み始めているようです。

中国古典に『治世の能吏乱世の姦雄』という言葉がありますが、
乱世に突入する石油業界では、どんな企業が勝ち残って伸びていくのか、
まさに三国志のようなビジネスドラマが繰り拡げられることになるのかもしれません。

これまでの「治世の時代」は、有能な官僚の時代。
これからは、時代が変わりそうです。

姦雄」とは、辞書によると、悪知恵を働かせて英雄となった人。奸知にたけた英雄。という事ですから、
悪者のようにも感じられますが、別には、「すぐれた策略をもって天下を取った(取ろうとした)人。」ともありますから、
悪人と英雄は紙一重といったところかもしれません。

まあ、我々のような凡人は、
世の中の時代の流れに沿って、力まずに浮草のように生きていきましょう。

というわけで、今日の仕事は終わりです。
何とか、支払いも完了したし、原稿も上がったし、気分よく風呂に入って、寝ることにしましょう。


各地で模索されている、石油業界の新たなビジネスモデル。

2011年11月29日 17時30分03秒 | Weblog

月末ですが、九州へ出張してきました。
歳のせいなのか、移動距離が長いと疲れますね。

各地の大手特約店で、直売を中心とする社内システムの見直しが開始されています。
SS部門よりは、業務改善によって確実な収益改善が可能なのか「直売部門」だという事です。
EDI(電子受発注)システムなどの運用により、まだまだ、ビジネスとしての可能性が高いといえます。

ところで、
最近、どこへ行っても灯油配送を起点とする新たなビジネスモデル開発の話題が多いようです。

いよいよ、SS店頭ビジネスからの脱却の動きが早まりそうですね。
可能性の高い商品アイテムや、サービスの開発が進んでいますが、
多くの企業で、FC加盟ビジネスなどに依存することなく、
自助努力により新たなビジネスモデル開発に取り組んでおり力強さを感じます。

地域制や企業特性がありますから、
やはり、FC加盟や「人真似」による新規ビジネスではだめだという事でしょう。

苦しんで、悩んで、汗を流すことで、
競合他社に真似できない、強固なビジネスモデルを確立することができます。
目先の利益も大切なのですが、とにかくチャレンジしてみなければ、何も始まりません。

それでも、「灯油配送」という確立された強い商品が基軸となっていますから、
リスクは少なくて、可能性は大きいという事です。

わたくしも、『雪ん子』に関する、新たなアイデアがわいてきました。
灯油配送システムは、すでに配送システムとしての機能性に加えて、
確実な収益を確保できる可能性が高い拡販ツールとして、その機能が注目されているようです。
その点における評価が高いことは、私にとってもうれしいことです。

今夜は、ゆっくり休んで、明日からまた頑張りましょう。

 


不満鬱積の石油流通ビジネス。

2011年11月27日 05時54分46秒 | Weblog

最近、私の身の回りで聞こえてくる話は、何をいまさらという感じなのですが・・・、
あらためて「不景気」な話題が多いように感じていますが、
皆さんは、いかがですか?

それでも、多くの石油業界経営者の方は、
底堅い消費需要がある石油業界はまだまだ、恵まれているといいます。
その意見には、私も同感です。
しかし、これだけ揮発油税や軽油税など税制面で貢献している業種にしては、
経営環境が厳しすぎると感じています。

政府や日銀が発表する「大本営発表」のような経済報道を聞くたびに、
現実と遊離した官僚的な景気動向の言葉遣いに、一喜一憂している多くの国民がいるわけですが、
「本当なのかな・・・?、」と感ずる方も多いはずです。

石油ビジネスでは不景気でお客様企業がもし破綻して不良債権が発生すると、
ガソリンの国税から軽油の地方税まで、リテール業者が税金分まで被害を被ることになります。

さらに、軽油税に関しては、不良債権発生時において特約店とサブ店では還付請求などの面での格差があります。
このことは、同じ業種でありながら大きな経営格差を生んでいる大きな要因ともなっています。

先日も、あるサブ店の社長が嘆いておりましたが、この部分だけは早めに是正すべきだと思います。
現実、昨今のSS閉鎖に関するデータを確認してみると、サブ店企業レベルの廃業、閉鎖、が多いわけです。

消費者からみると、石油業界における特約店、サブ店の区別は解らないことなのですが、
企業としての中身をみると、実は大きな格差があるわけです。

多くの業種を見渡して、売り上げに占める「税額比率」がこれほど高い商売はないでしょう。
売り上げのほとんどが税金なのです。
よく考えれば、矛盾だらけのSS業界なのですが、
税金のかからない「灯油ビジネス」だけは業界格差がなく、税率も低いですから何とかなるはずです。

経営者として企業を経営していれば、
これから社員に「賞与」を支給しなくてはなりませんが、「赤字」でキャッシュフローがなければそれもできません。
しかし、国や自治体はこれほど多くの財政的な課題を抱えていても、
公務員に対しては無条件で「賞与」を支給するわけです。

本来、国を一つの企業としてみたら、財政が「赤字」なら、社員(公務員)の
「賞与」も減額するか、または、支払うべきではないと考えるわけですが、
そんな国民の声なんて、この官僚国家では全くどこへも届きませんね。
困った国です。

こんな時代ですから、ガソリンの拡販ばかりに目が行ってしまうと危険ですね。
来年あたりからは、社内管理コストの削減などが中心となりそうな気配です。


冬景色の軽井沢から

2011年11月25日 08時12分18秒 | Weblog

軽井沢はだいぶ冷え込んできました。
灯油ローリーが忙しそうに動き回っています。

今年は、灯油ストーブの売れ行きも順調のようで、昨日ホームセンターへ行きましたら「売り切れ」でした。
それでも、毎日入荷があるようですから、この調子でいけば灯油もだいぶ売れることでしょう。

木々の枯葉が落ちて、もう冬景色です。
葉が落ちると、木々の間から今まで見えなかった景色が見えてきて周囲の雰囲気も変わります。

管理業務を整理したり、サポート対応したり、全国各地からの問い合わせに対応中です。
いつまでたっても、貧乏暇なしですが、
電話とインターネットがあればできる仕事ですから、場所は選びません。
田舎育ちの私には、こんな環境で仕事ができることが一番うれしいことです。

昨日は、家内が溺愛する猫が行方不明となり大騒ぎでしたが、
なんと、布団のなかで優雅に寝ていたので一安心。
環境が変わったので、猫も大変なようです。

週明けには、またまた九州まで出張です。
今朝は、四時から起きだして提案書やら、ドキュメント類作成。
原稿も溜まっていますから頑張りましょう。

昼も夜も朝から晩まで、仕事漬けの毎日です。
通勤時間も短縮で環境が良いので、仕事がはかどります。

 恵まれた環境の中で、快適に仕事ができる喜びを感じています。
生きていくことの価値観も変わりますね。


越冬生活がスタートします。

2011年11月24日 11時33分37秒 | Weblog

ここ数日、引っ越しやら何やらで仕事が溜まっていまして多忙です。

業界誌の原稿は、すでに来年向けなのですでに今年の総括といったところです。
来年度の業界予測は難しいですね、

総じて言えることは、業界の『過渡期』をどうとらえるかという事ですが、
ここにきて、残存者収益やSS過疎地帯の問題など複合的な課題が急速に表面化しているということです。

システム屋としての立場であれば、関係ないことなのですが、
見解を求められれば、いつの間にやら石油業界人となっているわけですから、自分としてはややこしい話ですが、
それでも、いまでも石油業界人の端くれとして意見を求められるという事は、ありがたいことだと思います。

すでに、軽井沢は冬のような感じですが、
今年は、今までよりも越冬する方が多いようです。
近くのスーパーマーケットなどは夏場と変わらないような混雑ぶりです。

私は、会社と自宅で灯油を使用しますので、一消費者としての立場で観察していますが、
灯油配送業者も当社システムのユーザー様であることから、
配送担当者の方と情報交換しながら開発検証作業のような話題で盛り上がっています。

軽井沢の灯油ビジネスはほとんどが「配送」ですし、数量も大きいようですが、
都内からきているような優良顧客が多いため、価格よりも「配送サービスの内容」が問われます。

たとえば、タクシーの運転手さんなども、
お年寄りの常連客の御伴でスーパーなどの買い物について行っては、買い物の荷物などをポーターのように運んでいます。

灯油配送スタッフの作業も、ボイラーやストーブの調子を見たり、付随するサービスがたくさんあるようですが、
スノータイヤの販売から入れ替えサービスなども大きな収益源となっています。
高級車のタイヤは高くて、付加価値もあるようですね。

まあ、お客様に可愛がってもらいながら、きめ細かいサービスに徹しているという事ですが、
軽井沢では、今年は別荘の「薪ストーブ」が流行のようで、薪の配達も忙しいようです。
薪炭業として、ホームエネルギービジネスの原点となるようなビジネスも展開されています。

本当のお金持ちは「薪ストーブ」というわけです。
薪ストーブは、最低でも10万円以上もするわけですから、
お金と時間がある人しか使用できない高級品なのですね。


実践的な灯油拡販戦略

2011年11月22日 09時39分23秒 | Weblog

灯油の拡販戦略について、一般的なSS店頭中心業者は意外と弱いといえます。
その理由について、SSそのものが『待ちのビジネス』であるからという意見が多いようです。

まずは店頭に安いガソリン価格を提示して、来店したお客様に対するアプローチで『油外収益』を確保する。
今まで繰り返されてきた待ちのビジネス手法が、終焉なきガソリン乱売競争の大きな要因ともなっています。

「灯油」という商品は、店頭で販売される場合と、「配送」という作業で付加価値を付けた場合では全く商品としての特性が変わります。
ですから、一概に灯油拡販といっても全く視点も手法も異なります。
当たり前のことなのですが、その辺のポイントをつかみ切れていないと、具体的な成果を望むことはできません。

灯油配送ビジネス成功のポイントは、『顧客管理データベース』にあります。
不特定多数の消費者に販売する場合と、お客様の名前や情報、特に灯油購入に関する履歴データなどが重要です。
『雪ん子』の強みは、単なる配送システムではなくて、拡販戦略を前提とした顧客管理データベースだという事です。

18㍑のポリ缶で購入する消費者と、ホームタンク設置の戸建て住宅に住む消費者では購入の動機付けも全く異なるわけですから、
細分化した配送サービスも必要となってきます。
ですから、配送コストをいかに落として、きめ細かなサービスを行うことができるかもポイントとなります。

実際に灯油を販売してみればわかることですが、「配送灯油」のお客様は定着率が高いという特徴があります。
これは、大きなポイントですね。
灯油から始まる「宅配ビジネス」の可能性に注目が集まる理由がここにあります。

車検でも、リフォームでも、台所から入っていけるビジネスには強いものがあります。
SS店頭と違い、充分な説明の時間が取れますし、お客様に話も聞いていただけます。

そんなわけで、配送スタッフの資質も重要なポイントとなってきました。
関連商品などの販売意欲を持った灯油スタッフなーによる拡販戦略が非常に大きな効果を上げています。
高齢化したマンネリスタッフよりも、若手スタッフによるハツラツとしたセールスプロモーションの展開が必要なのです。

すでに、多くの大手企業が灯油配送ビジネスを積極展開しており、今後はサービスの『質』を問われる時代となっています。
今年も、灯油ビジネスがそれぞれの企業収益を左右することになるはずです。

ゆきんこサポートセンターは全力で使用ユーザー様のご要望にお応えします。


自信を持った配送サービスで適正な値取りが可能となります。

2011年11月21日 05時22分26秒 | Weblog

ここ数日、全国各地から今シーズンの灯油の「走り値」と販売市況情報の問い合わせが増えています。
「配送灯油」に関しては、100円/L以上がほぼ定着しているようです。

最近の灯油ビジネスは配送サービスの「質」が問われており、安定した値取りも可能となっているという事のようですが、
配送サービスについては、企業ごとに格差がありますから消費者の満足度次第ともいえます。

ここにきて、『引き売り』といわれる巡回販売よりも徹底した顧客管理体制による「定期配送」などの消費者需要が急増しています。
巡回販売は、やはり小口のポリ缶購入の需要などが中心となっており、消費者から見た購入時の不安定要素が課題となっているようです。
今年は、「巡回販売」から顧客管理を中心とする「雪ん子」導入の動きが急増しています。

店頭灯油に関しては、SS店頭やホームセンターなどで一部安値が見られますが、
以前と比較すると「配送灯油」との価格のすみわけが明確化しており、あまり気にならないという意見が増えてきました。
配送コストの転嫁が可能となったことで、配送の「質」が問われています。

『雪ん子』のハンディPOS納品書からプリントアウトされるQRバーコードを読み取り、
携帯電話からのWEB注文システムを駆使した、24時間の無人受注体制などは消費者の利便性やニーズに合っているようで、受注データが急増しています。

朝、「雪ん子」を立ち上げれば、受注データがすでに収納され「配送指示データ」として作成されているわけですから、
企業側にとっても、受注業務などの煩わしさから解放されますし、配送業務の効率化にも抜群の効果を発揮しています。

さらに、配送現場のハンディPOSから「雪ん子」へ直接売り上げデータや日報データの送信も可能ですから、
夜間に及ぶ配送でも安心してご利用いただけますし、後方の計算センターへのデータコンバートにより、納品書の手打ち作業なども不要です。

灯油の仕入れ市況情報も必要ですが、
「売価」の値付けと、配送業務コストの削減はもっと大きく収益に影響を及ぼすということを忘れずに。

充実した配送体制による顧客満足度が、ホームエネルギーほ起点とする「次の時代」の宅配ビジネスに直結しています。
今年は、自信を持った配送サービスで、適正な値取りが可能となるはずです。


仕事をするための環境づくり

2011年11月20日 06時40分40秒 | Weblog

田舎育ちの私にとっては、
現在住んでいる都市型高層マンションはどうも居心地が悪いですね、

昔、システム開発をしていた頃は、山の中のコテージに独りで籠って生活していたものですが、
やがて、営業活動などの対外的な業務が増えて現在のようなライフスタイルになっていました。
今年、会社を軽井沢へ移してからは、遠距離通勤で苦労していたわけですが、
ようやく念願の田舎暮らしに戻れそうです。

適当に高速道路のICと新幹線の駅に近くて、木立に囲まれた念願のリゾートライフに再び戻れそうです。
周りは、ゴルフ場や冬はスキーも楽しめる環境なので、またナイタ―スキーで運動して体調管理に努めます。

昼は仕事をして、夜はナイタ―スキー、歳をとったので、緩斜面をリフトを使用せずに上り下りしたら、ドライバーの飛距離かせ戻るかもしれません。

何より、仕事の環境が整えば、新たなビジネスアイデアやシステム企画も生まれてくるはずです。

一昨日は、山陰地区まで飛行機で日帰り出張。昨日は、取引先とのゴルフ。
今後、仕事はさらに忙しくなりそうな気配ですが、
生活環境とライフスタイルを整備して、今まで以上に仕事をバリバリ片づける事にしましょう。

今後は、スタッフのライフスタイルも含めて、仕事とライフスタイルの充実をはかれるような企業にしたいものです。
一生懸命に仕事をして、ライフスタイルまで含めた「価値観」を大切にしながら、
社員と共に楽しく仕事ができる経営環境を構築する事が出来たら最高ですね。

 


競合業者の追従を許さない、石油ビジネス

2011年11月17日 06時04分25秒 | Weblog

なるべく収益を確保したいのは誰でも同じ事ですが、
灯油の値取りに関するポイントです。

最近の灯油ビジネスでは、配送業務としての『サービスの質』を求められています。
『勝ち組企業』の多くは、「宅配」をキーとする消費者サービスビジネスとして、新たな取り組みを開始しており、毎年繰り返される灯油ビジネスの「マンネリ化」からの脱却に取り組んでいます。

当然、配送スタッフなどのサービスの質の改善にも取り組んでています。
旧泰然とした配送スタッフから、競い合う宅急便企業の配送スタッフサービスような教育です。

『サービスの質』について、SS店頭以上のスキルを求めている大手企業もありますが、
これは、SS店頭よりも、各種「油外販売」の説明に時間を頂けるという現実的な優位性が前提となっています。

灯油配送作業をしながら、「ソーラー」のカタログを配布しているようなところまであります。
SS業者のビジネスの奥行きも深くなったモノだと感じますね。
風呂場、やキッチンのリフォーム用カタログの配布なども有効です。

今年は、石油ストーブのカタログ配布による「予約販売」なども有効でした。

SS店頭だけに固執して、ガソリン価格だけに追い回されているリテール業者と、SSフィールドを飛び出しての『灯油』を切り口とする『宅配ビジネス』展開を目指すSS企業ま格差は、現実的な収益格差がかなり拡大しています。

従来のマンネリ化したSS店頭ビジネスから脱却して、次の時代を目指す企業は、
『雪ん子』を単なる配送ツールとしてではなく、顧客管理データベースとして位置付けおり、
今後は、さらに多角的な販売戦略システムとしての位置づけとなりそうです。

その点では、『雪ん子』はすでに、他のシステムとは次元の異なる領域に入ったともいえます。

淘汰期を経て、『次の時代』に向けて、今年は大きなターニングポイントとなりそうです。


灯油ビジネスにおける、店頭価格と配送コスト

2011年11月16日 05時38分33秒 | Weblog

SS店頭ビジネスと「宅配ビジネス」、
同じ商品なのですが、『灯油』は確かに全く異なる商品となります。

「セルフSS」と「フルサービスSS」におけるガソリンの価格差と
重いポリ缶をぶら下げて車に積み込んで持ち帰る消費者の煩わしさ・・・

価格差があって当然なのですが、消費者のスタンスによって選択は自由です。

先日、古い友人でもある某元売りの担当者の方と灯油ビジネスに関する話題で盛り上がりました。

今年の灯油ビジネスは、災害による電力供給の課題から「灯油復権」の動きに期待が大きいようですが、
「配送灯油」に関するコスト転嫁について、自分が消費者の立場に立って考えると、
仮に10円/Lの配送コストで、ポリ缶ひとつでで180円の価格差。
自分の車に積み込んで汚れる懸念や、車の燃料を使用してまで購入に出向いたりするかと云えば、どうなんだろう・・・、という話題です。
皆さんは、どう思いますか?

仮に、「タバコを一つあげるから、灯油をポリ缶で買ってきて、」と頼まれたとして、410円です。
「う~~~ン」と考え込んでしまいそうです。

立場により、人間のコスト意識は大幅に異なりますから、選択は多様だとは思いますが、
仮に価格差が20円/Lだとても、ポリ缶一つで380円なのです。

灯油ビジネスにおける価格設定の難しさなのですが・
しかし、ここに「宅配ビジネス」としての大きなビジネスチャンスがあると思います。
販売側としては、いかにしたら配送体制を整備してコストダウンをはかる事が出来るか、
消費者ニーズを先取りして、新たなビジネスモデルの構築へ。

昨日は、
サッカーの北朝鮮戦が気になるなか、昼には来客があり、その後は別件で会食。
夜、自宅に帰りテレビを見たら負けていた・・・・、 残念!!

家内などは、イライラしながら、「貴方がテレビを見ていなくて、よかった。」
確かに、ストレスがたまる試合だったようですね。