ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

全国の石油販売業者。富山へ大集合

2008年05月30日 09時10分31秒 | Weblog
昨日は都内で元売りさんと打ち合わせ、夕方には高崎から車でゼンセキ総会での展示会のために富山へ入りました。

現在、当社スタッフは富山国際会議場にて準備中です。
富山県は当社のユーザー様も多いため顔なじみの方が多くて懐かしいですね、

これが終わり次第、福井敦賀経由で大阪へ入り、明日は土曜日なのですが、
某外資系ディーラー様との打ち合わせとなります。
先方も気合が入っているようで土曜日にもかかわらず10名もの参加者のようです。

さて、富山の国際会議場ですが、今年もにぎやかですね、
我々のブースは本当に小さくて目立ちませんが、我々の廻りには顔なじみの方も多くて、結構会話も弾み楽しんでいます。

石油業界に関係するいろいろな機器やシステム業者が一堂に会しますと、こちらも業者組合のような雰囲気で勉強になります。


脳味噌 が溶けそうです。

2008年05月28日 16時36分42秒 | Weblog
石油システムサポートチームは昨日から本日まで都内で、大手フリート系企業のシステム構築。

私は、昨日から石油システム多忙の間隙をぬってゴルフ場運営ソリューションの業務フローチャートの最終とりまとめ。

ゴルフ場における「予約受付」から当日の「フロント受付」、「キャディーマスター室」、レストラン食堂、コース売店などの「業務内容を細かく精査」して、
いかに無駄を省き、コストダウンできるかを綿密な「業務フローチャート」として作成しています。

最近では、まるで「ゴルフ場運営コンサルタント」のようです。

お陰様で、実務稼働では非常に高い評価を頂いておりまして、今後の展開がいよいよ楽しみです。時間を掛ただけあって、非常に磨き抜かれて洗練されたゴルフ場運営ソリューションで、断然「垢ぬけています」。

本日のように石油流通システムや全く異なるゴルフソリューションなどの動きや構造を再チェックしながらの確認作業は頭が非常に疲れます。

肩は凝るし、眼はかすむ、イライラしては外へ出て深呼吸。
とてもこの年齢で行う作業ではないようです。

それでも、タバコはまだ吸いません。禁煙続行中。
ゴルフ仲間から
「今日あたりがきつそうだ、頑張れ!」と電話でエールを頂戴しました。
何人かの応援メールもいただき、これではとてもタバコは吸えない状況です。(笑

彼らが言うには、「多くの友人に「禁煙宣言」した方がいいよ、意地でも止められるから」という事です。
確かに、禁煙を実行した実績のある友達の意見は違います。
タバコを吸いたくなったら「熱いお茶を少しだけ」とか、
色々と知恵があるものです。

タバコを止めると、食事が美味くて太る、という事です。
今回はダイエットと禁煙を一度に実行している訳ですから大変なのです。

今夜の食事はなんだろう?
なんて気になる時間になってきました。

ところで、ブログを書いてる場合ではない。
明日は朝から都内で某元売りと打合せ。午後には富山へ移動して「ゼンセキ」の総会と展示会。それが終わるとすぐに大阪へ移動して土曜日ですが某外資系元売りスタッフと直売システムの打合せプレゼンなのです。

禁煙だ、食事制限だ、フローチャート制作だ、バグ取り作業だ、提案資料作成だ、
これでは、「脳味噌が溶けそうだ!!」
さすがに疲れました。
今夜は早く寝ます。

案件が大型化して時間が掛かります。

2008年05月28日 11時31分34秒 | Weblog
最近は大手企業様からの直売システムのオファーが多いので、打ち合わせ時間やスケジュール調整なども大変です。

なにしろ期間が掛かります。石油流通企業の業態はこんなに多様なのかと驚くほどです。打ち合わせやらカスタマイズ作業ばかりに時間が掛かって、我々のような零細企業にとっては、全く、お金のかかる厄介なビジネスなのです。

その点、灯油システム『雪ん子』はありがたい。
構築事例が多くなっていますから、スピーディーに納入できます。

それでも、秋口になると「雪ん子」の構築を「大至急で!!」というクライアント企業も多いのです。
なるべくスケジュールに余裕を持って、夏場の配送が少ない時期にハンディPOSの操作やデータ転送手順などの検証を行っておく事がプロジェクト成功の秘訣です。

特に、最近はネットワーク構築も多いため、回線速度の確認やウィンドウズのビスタ環境に対しても慣れておく必要があります。

スタッフ全員。
全力でお客様のご要望に沿えますよう、一生懸命頑張っております・
よろしく、ご協力のほどお願いいたします。

石油ビジネスに求められる、独創性、創意工夫

2008年05月28日 07時17分07秒 | Weblog
何も石油業界に限ったことではないと思いますが、軟弱な二世、三世経営者が本当に多くなったと云われます。
団塊の世代くらいまでは結構各地に「サムライ」と呼ばれる若手がいたものですが、最近の若手経営者は「金太郎飴」みたいで個性も少ないように感じています。

地域JCや商工会などの活動に熱心で、ビジネス理論や遊びまわることだけは得意の方もいらっしゃるようです。

しかし、田舎の中小零細SSでは事業継承すら難しい時代です。
若い人から見ても魅力のないビジネスになってしまったわけです。

最近感ずる事は若手経営者の方が決断力や意思決定速度が遅い傾向にあるという現実です。
現在の逼迫した石油ビジネスの中ではかなり迅速な意思決定が必要とされている訳ですが、優柔不断で打つ手が遅れるといった現象も見られます。

独創性に薄いため、FCなどに加盟しての異業種展開なども増えています。
元々SSビジネス自体がFCなたいなものですから違和感はないという事のようです。

中古車販売、板金、洗車、などSSを取り巻くビジネスはほとんどFC化されていますね、先進的な他社を「見学」して真似る事も得意です。
他のビジネスよりも「パクる」事に違和感を感じないのも系列化に慣れきったSS業者の特徴です。

もう少し、地域性や企業の特性に合わせて創意工夫をしたらいいと思う事も多い訳ですが、他と同じでなければ「安心できない」というのも金太郎飴経営者の特性のようです。

これからは、もう少し独自性を出してみましょうよ。

時代が変わる。 たばこも止める。 関係ないか・・・

2008年05月28日 05時14分14秒 | Weblog
最近の情報では三井が国際油化を手放すらしい。

懐かしい会社ですね、国際油化はよく海外旅行をしていた会社です。
しかも、結構珍しい企画を立てていたのを思い出します。

解放前のロシアなども面白かったですね、あの頃の社長は武藤さんでしたか、数人だけの参加者の旅行でモスクワのコスモスとかいう大きなホテルに夜到着したらホテルの前の噴水なんて水も枯れていて草だらけ。食べ物がなくて参りましたね。
あの頃のロシアは酷かったですね、それが今では豊かな「産油国」。
日本へ遊びに来るロシア人はヘリをチャーターしたりしてリッチなのだそうです。

モスクワの地下鉄で武藤さんがジプシーの子供のスリ集団に襲撃されたり大騒ぎでした。懐かしく楽しい思い出が幾つも頭をよぎります。

再三申し上げているように石油流通も潮目が変わります。
「業転流通」は時代としての使命を終えたともいえます。

これからの、石油業界の新たな波に乗るためには、それなりのキャリアと「視点」が必要なのでしょう。

最近、動悸と息切れが激しくて病院へ行ってきました。
昨年の人間ドックで指摘された「肺気腫」ということで、再び「禁煙司令」。
人生何度目かの「禁煙中」です。今回ばかりは本当にタバコを止めなくては・・・。

この先に来るのはフォローの風かな? それとも・・・

2008年05月27日 11時03分20秒 | Weblog
石油業界以外の先見性のある経営者の方が仰っていました。

「ガソリンスタンド業界はこれから面白そうですね・・、」

私は、ビックリしまして
「どうして、そう思いますか?、ガソリンスタンドは現在不況ビジネスの代表みたいなもので大変なんですよ」

彼曰く、
「それでも、値上げがあれだけテレビや新聞で正当性を持って報道されている業界なんて少ないですよ。しかも消費は底堅い。値上げ作業も業界の代表がテレビなどでコメントを出すから一瞬で全国に価格転嫁が告知できる。製造業なんて根拠もなしに元請け会社からコストダウン要求を突きつけられるわけです。しかも、中国などとのコスト競争にさらされているわけですよ・、値上げなんて言い出せない状況です。」

う~~~~~~ん

難しい、問題ですね・、確かにガソリン170円という価格体系はすでに新聞の活字やテレビで報道されていますが、郊外では未だに152円の看板を上げている業者もいる訳で、少しでも安い看板価格を提示すれば何とかなるという考え方なのか、当座のキャッシュフロー狙いだけなのか目的は全く不明です・
あんな業者から先に淘汰されればいっその事、業界も楽になるはずだという見解もありますが、どうも一向に進歩がないようです。

石油業界の厳しい販売競争の根底には「激しい販売競争に勝ち残って、淘汰が進めばあとはきっと楽な時代がやってくるはず」と皆が考えながら、ライバル店と覇を競って頑張ってきたわけなのでしょうが、

このままでは、両方とも疲れ果てて共食い状態のような地域も発生しており、元売り販社や異業種などからの新規参入などの危険さえでています。

他の業界の人が「良い仕事ですね」というのは、前提があるようです。
施設などが安く借りられて、投資金額が少なくて、業務オペレーションを見直して運営コストを軽減化して、投資リスクを回避できたら結構な投資利回りになるはずだという見解のようです。

日本のゴルフ業界を席巻するアコーディアやPGMなどのような外資系企業による運営オペレーションで日本のゴルフ場の運営オペレーションは一気にコストダウンしてプレーフィも急激に安くなっています。一気に生まれ変わって結構なビジネスとしてゴルフ場ビジネスはやっていけるのです。

喫茶店が少なくなって、スターバックスのようなコーヒーショップが急増しています。SSもそんな感じになるのでしょうか?
既に、外資系ではアンテナショップでテストしていますが未だ決定版には至っていないようですね。

既存のオールドビジネスでも全く新しい低コストの業務オペレーションを開発することでそのビジネスは全くニュービジネスに生まれ変わります。

私は、どんな業態とコラボレートするかはともかくとして、やはり「ガソリンも売ってます」といた展開が増えてくるような気がします。

既に、三菱商事石油とオートバックスのコラボレートなどは実現している訳ですが、もっと身近でもっと身軽であるべなのでしょう。

コンビニとのコラボレートもインパクトはあと一歩ですね、

それでは、全国の『道の駅』に併設なんてどうでしょう。
必然性はありそうですが、新鮮さに欠けるかな?

元売りや商社などをはじめ色々な業者が現在すでに新たなガソリンスタンドの業態を模索している訳です。

フリート系の大手でもセールスルームにカップ麺やパンなどの軽食を置く事は珍しくなくなっています。

実は、あるんですよ、目線を変えた決定版のアイデアが・・
もう少し温めて、具体的にフローチャートとしてまとめたいと思っています・

すぐアイデアを真似たりパクるのがガソリンスタンド業界ですから、もう少しまとめてから一気に具現化してみるなんて楽しそうです。

そのうち、どこかで、フィールドテストもやってみたいものですね、

ああ・・・・、SSの空しい「ブランド力」

2008年05月27日 08時45分28秒 | Weblog
たとえ大した販売量でもないサブ店であっても、昔は元売り担当者も大切に丁寧に対応してくれたものですが、最近ではあまり顔をださなくなったと嘆く販売店の社長さん。

時代の変化に気付いてください。
本音では、元売りも「貴方の店は計画中の販社による出店展開の邪魔になるのです」とは言えません。

さりとて、リテールでこれだけ元売り販社同士の販売競争が激化してきては、
軟弱な経営体質で販売力のないのサブ店などにこれだけのマーケットを任せておくわけにもいかないわけで、元売りとしては広い土地を用意して最新型セルフSSを開店させることになります。

昔から、このマークでは「俺のシマだ」と思っていたサブ店の社長さん。
近くにできた
今迄は「自分だけのマーク」だと思っていたマークをあげた立派なセルフSSを見て、本当に情けなそうな顔をして元売りに幾ら文句を言ってみても、始まりません。

こんな事例は全国どこでも珍しくはなくなりました。

マーケット戦略上、元売りにとっては今迄の古い店舗が逆に邪魔になるケースさえ出てきたようで、いくら義理と人情を唱えてみても通用するような時代ではないようです。

座頭市ではないけれど、「ああ、・・・、イヤな渡世だなあ・・」
という事になっています。

未体験ゾーンの石油ビジネス

2008年05月27日 05時15分01秒 | Weblog
石油製品価格はまたまた来月から大幅値上げ、消費者にとっても販売業界にとっても初めての未体験価格ゾーンに突入することになりそうです。

販売する側だけでなく、消費者マインドが大きく変わるはずです。

一部業者は相も変わらず自分の仕入と売価の話題ばかりですが、これから自分が販売すべき価格に驚いているようでは困ります。
少し賢い業者は逆に消費者のマインドと志向について思いを巡らせているようです。

いずれにしても、ここから先は国内需給だけでなく、輸出などの需給調整対応による中間三品の価格体系なども「未体験ゾーン」ということになります。

「万年買い手市場」で土建業者や運送業者に価格で叩かれてばかりで苦労してきた「軽油」。もう、手形取引なんてしている場合ではありません。

重油などクロ物のビジネスも正常なスタンス(収益ベース)に戻りそうです。

とにかく、以前から申し上げているように、ガソリンスタンドの「店頭ガソリン販売」と付随する「油外収益」だけに依存しているようでは甘すぎる時代です。
これだけ高くなれば、来店客数、頻度も相当落ちるはずです。
店頭でお客を捕まえて油外商品を売りつけて稼ごうなんて手法だけでは素人くさくてお話になりません。

中小業者でも、中間溜分や潤滑油など直売部門が強くなければ生き残れない時代です。

要するに、「プロ」の時代です。


タフネスが売り物の私ですが、今回ばかりは参りました。

昨日は近くの病院で精密検査。過去の人間ドックの電子カルテのデータと照合してもらいましたら、やはり・・・、といった感じでした。
もう還暦ですから当たり前ですが、無理をし過ぎたようです。

今回は、本当にたばこも止めましょう。

灯油が大暴騰

2008年05月26日 08時43分35秒 | Weblog
やれ、燃転だ、オール電化だといいますが、実際のところ灯油の販売数量が本当に落ちていますか?
という見解もあるわけですが、

販売業者の意欲が低下しているだけで実際には灯油需要は結構底堅いのが実際です。配送体制が構築できていない業者などが灯油から撤退している訳で逆に灯油マーケットにおける配送空洞化の方が問題になっている訳です。
SS店頭のガソリン販売や店頭セルフ灯油でなんぼの収益が出せますか?
知れたものです。

「デリバリー」というエッセンスを振りかける事により、灯油ビジネスに隠し味が加わり奥深いビジネスに変身するわけです。

いよいよ、灯油が面白いビジネスになりそうです。