ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

SS業界、店頭「待受け型ビジネス」からの脱却

2017年06月30日 09時54分01秒 | Weblog

石油業界には『灯油は夏売れ!!』という金言があります。
灯油が売れれば、地域顧客の取り込みが可能となり
関連する燃焼機器や油外商品などの商品も売れるという事です。

質の良い、優良顧客の囲い込みは夏場のセールス活動が大切です。

最近、昔のように夏場に地域顧客にローラーをかけての拡販営業を行う企業が増えています。
インターネットを駆使した最新のWEBビジネスやEDIによるビジネスが盛んな時代ですが
お客様と顔を合わせながらの昔ながらの「御用聞き」ビジネスの業態にも大きな効果があるようです。
顧客管理データベースの構築はコツコツと行われます。

主には、ホームライフ部門なのですが、車検などのカーライフの営業も展開されています。
ホームタンクやポリ缶にバーコードを付けて、最新ハンディ―POSでコードを読み込んで売上るという手法ですが、
3G対応のPOSですから、現地で売上て伝票発行すれば売り上げデータは即時「雪ん子」に伝送できるわけです。
当然、系列後方システムとの連動も可能ですから非常に効率的です。

夏場の天然水の配達だけでなく、
色々な商品やサービスの売上も可能です。
今後予想される「駆け付け給油」では店頭のアイランドPOSとしての活用も可能ですから大幅な経費削減ができます。

人が汗を流すアナログ作業とIT技術の融合によりSSビジネスに新たな時代を拓きます。

SS店頭に安い価格を提示して、来店客を待受けて「油外」と称して売りたいものを売りつける。
そんな業態で生き残れるほど甘い時代ではありません。
お客様のニーズに沿って商品やサービスを提案したり、提供することで
新しいガソリンスタンドの業態改革がスタートするわけです。


水清ければ、魚住まず・・

2017年06月26日 11時36分46秒 | Weblog

最近お会いする石油業界人は、JXTGの統合による影響の話題が多いようですが、
リテール販売業界人、ましてはPB系の販売業者などまで評論家かアナリストのような口ぶりで色々な意見を論じています。

一体何が変わるのか・・・・
多くの方は、販売環境の競争原理が変わるはずもない。
サブ店やPB系の零細企業が大変なのはいつでも同じこと。
と、さめた意見の方が圧倒的に多いようです。

石油業界を取り巻く、
アナリストやコンサル系の人たちはこれらの話題をみずからのビジネスとして論じているわけで、
烏合の衆の意見や見解に振り回されることなく、冷静沈着な行動が求められています。

なかには
海賊や山賊のやることは、昔から訳が分からないと仰る大手ディーラーの経営者もいます。
元売りだって、市場規模が縮小する事を前提にした統合なのですから
零細業者が、騒いでみてもどうにもなりません。

アメンボ(一般リテール業者)がタライの中で競争していても、
タライそのものが大きな時代の波に流されている訳です。
アメンボや雑魚が生きていくには、大河に飛び込んで、川の淵でもしたたかに生き抜くすべを工夫することが必要。

不満や理想だけを論じていても始まりません。
古来、「水清ければ、魚住まず・」とも言います。

理想的な経営環境になっても、
競争原理はいつまでも続くはずです。

だから、
経営努力する人だけが勝ち残るということです。

「努力に勝る、天才なし!!」


SSの業態変化が明確化しています

2017年06月20日 09時09分38秒 | Weblog

今年は空梅雨のようです。
連日天気が良くて夏のような日差しの日が続いていますが、
明日あたりから、少し雨模様の天気予報です。

営業スタッフも増えて全国各地を忙しく飛び回っておりまして
数年前と比較して機動力は倍増しています。

先日は、全国SS見本市で私も伊勢志摩へ出かけましたが、
お陰様で、多くの業界の皆様からたくさんのお問い合わせを頂戴しまして
その対応にも追われています。

今年も、「灯油ビジネス」に関する注目度が上がっていますが
最近は、灯油以外の宅配商品に対する展開が増えています。

従来の店頭待受け型の販売オペレーションから
受注体制の整備などによる外販配送体制の充実を目指す企業が増えており
時代の変化と共にSS業界の業態変化も急速に進んでおります。

「売り方」が変わることで、
SSビジネスの未来が見えてきます。



チャンピオンが黒猫を轢いてしまった

2017年06月13日 13時03分31秒 | Weblog

昨日は夕方から知人に呼ばれてのパーティーでした。
仲間の上原康恒氏と同席して楽しい飲み会。
彼は元ボクシングの世界チャンピオンで沖縄の星と呼ばれた男
具志堅なども育てたボクサーで、仲間はチャンピオンと呼んでいます。

先日、友達のゴルフコンペに仙人プロと私と出場する予定でしたが、
ハワイから友達が来たのでチャンピオンが欠場したら、
当日は豪雨でグリーンもフェアウェイも川のようで、
普通なら中止となるところでしたが、気合が入っている仲間なのでプレー強行。

パターを打ってもボールが流されてしまいました。
それでも、これも経験というわけでプレー続行。
何とか、ハーフ50台でラウンド。

「先日のゴルフどうだった・・?」
ひどい目にあったよ。天気が判っていて休んだだろう?

彼曰く
あの日の夜に黒いネコを車で轢いてしまったんだよ・・・
そしたら、バックミラーに黒猫が追ってくるのが映るんだよ・・
いつまでも追ってくるから気持ちが悪くて、
碓氷峠を登って明るいところへ来たら、クロネコヤマトの宅急便だったよ・・・

今度、晴れた日にまたゴルフをしようよ。
てなわけです。とても楽しい男です。


炭水化物ダイエット作戦

2017年06月13日 11時38分09秒 | Weblog

昨年末、体重が108㌔にもなって、主治医にも注意されたので
ダイエット作戦を開始しました。
名付けて、「セルフ・ライザップ」というわけです。

大好きな炊き立てのお米も、朝は小さな茶碗1杯だけ。
(これまでは、どんぶりで2杯)
昼食の弁当もご飯を少し残します。
夕飯は、野菜と肉などで米は無し。

ゴルフは週2回。練習場へ週1回程度
大好きな食後の果物も少し減らして・

朝晩の犬の散歩は毎日。

そんなわけで、続けていたら、
15キロの減量に成功しました、

ズボンが緩くなってお腹も少しへこんできたようです。
さあ、今日もお昼にするか・・・


 


軽井沢のゴルフ仲間。仙人と達人たちのゴルフ

2017年06月07日 10時53分01秒 | Weblog

夏が来る!
なんてブログに書いては見たものの、
今日は寒くてセーターを持ち出して仕事をしています。
家内は、ストーブに火を入れてます。

寒暖の差が大きい季節ですから、体調管理に気を付けて・・
昨日は、プロに誘われて午後から近くのゴルフ場で1R。

家でお昼を食べて、昼寝をして、
2時からスタートできてしまうわけですから
都会の人には信じられないゴルフ環境です。

「薄暮ゴルフ」と云いまして
軽井沢の別荘族には当たり前のゴルフライフです。
まだ、どこでも、だれでもできるわけではありませんが
これからのシーズンはあちこちのゴルフ場で可能となります。

昨日の昼食は、
ゴルフ場のテラスでジンギスカンを焼いたら美味かった!
しかし、ドライバーの飛距離が急に落ちてきたので心配です。
76歳の仙人のようなベテランプロと必死になって飛距離を取り戻すべく練習中です。

仙人がプロになったころは、サンドウェッジもない時代で
今のように〇度のアプローチウェッジなんてなかったわけで、
ラフでも、バンカーでもどこでも9番アイアンで打ち分けられるのです。

ボールを上げたり、転がしたり、バックスピンで止めたり、
まあ、なんと器用なことか、と手品のようで驚かされます。

また、私の友人(先輩アマ)には86歳代でエイジシュートを270回以上も達成している方もいます。
JGAの公式戦でも7回くらい達成しているとのこと。
日本には、800回を超えるエイジシューターがいるのだそうですが、
私と廻っても何度もエイジシュートを達成しています。凄いことで、本当に尊敬しますね。
以前、テレビでエイジシューターの試合があったので観ていたら、先輩が出ていて
解説の新井 規矩雄プロが「さすがですね・・」というほどのアプローチテクニック。
私なんて、80歳まで普通にプレーできるのか・、と心配になってしまいます。

仙人のプロは先日も軽井沢プレジデントCCを76回で自然にラウンドしています。
先日、練習場でエボ3のSRシャフトをグローレで打っていましたら、
「チョット貸してみな・・」と素振りして、「う~ん、これはいいな」というわけで
打ってみたら、一発目から素晴らしいハイドローです。
「これ、俺にくれや~」というわけで、取られてしまいまして、
今度はⅯ2の新しいヘッドに同じスペックのシャフトを入れて打っています。

私が練習場で打っていると、いつでも後ろに座り込んで大きな声で、
仙人:「下手だな~~~~~、何年ゴルフやってんだ~~~」、
 私:「50年チョットかな・・・・」、てな会話なので、周りの人が大笑い。
  ゴルフというものは、本当に難しい。私も達人を目指して日々研鑽。
  それでも、無理でしょうね。ゴルフはスコアではないのです。

昨日、ようやく。「もうボチボチ点数の計算をしてみよう」と許可が出ました。
これからは、スコアアップを目指しましょう。
やっと、初心者脱却というわけです。

私が素直に、人の話を聞いてハイ、ハイ、と云う事を聴いているので
プロの奥さんと家内は近くで心配しているようですが、
まだ、喧嘩もせずに仲良くラウンドしています。


軽井沢の夏がやってきます!!

2017年06月06日 08時31分16秒 | Weblog

会社の玄関にラウンジを作ったら
友達のジャズバーのオーナーが昔のオーディオセットを持ってきまして
素敵な、ジャズバーに早変わり、

マッサージチェアに寝転んで昼寝をしながら、
毎日、周りの森を眺めながら、素敵なジャズを聞けるようになりました。

そうしたら、夜は友達が出かけてきて皆で楽しく過ごせます。

先日は、北海道からジンギスカンを取り寄せまして、
さらに、本格的なバーベキューセットも用意したので、
ガーデンバーベキューもできるようになりました。

一般の方は立ち入れない別荘エリアで、
こんな贅沢な時間と空間で生活をしていていいものかとも思いますが、

現在、旧知の設計家に頼んで、浅間山を眺めながら入れる風呂場を作っています。
テレビも見えて、オーディオも楽しめる風呂場になるはずです。

軽井沢では周辺別荘に騒音が出ないように
工事は、7月までに完成しなければなりません。

仕事も、リゾートライフもこれからが佳境です。


軽井沢。リゾートオフィス

2017年06月05日 13時05分55秒 | Weblog

軽井沢で開発業務をはじめて6年が経過しました。
以前は別荘でのリゾート生活でしたが、今は職住一体型のリゾートオフィスです。

町もIT関係などの職場誘致に理解がありますから、
色々な方が定住型で都内から移り住むようになりまして
数年後には、シリコンバレーのような雰囲気になるのかもしれません。

本来の別荘地としての軽井沢が高齢化と共に徐々に変化しつつあります。
定年退職して定住する方や静かな環境を求めて移り住む方。
また、昔から大企業のオーナーや創業家の方、
政治家や文化人なども多くて著名な方との知己を得ることで色々と楽しいことも多いです。

私の軽井沢生活も30年以上になりました。
有名な国際的な俳優さんなどが街のスーパーで気軽に買い物をしています。
普通ならファンの方に囲まれて大騒ぎになるはずですが、
この街では誰でもごく普通に生活していますから、気楽なものです。

今日は、午前中は仕事をして
お昼からベテランプロゴルファーの先生と近くのゴルフ場へ出かけて薄暮プレーです。
レッスンが終われば、行きつけのクラシックホテルのバーでバーボンを飲みながらの反省会。
バーテンダーも昔からのゴルフ仲間です。
彼も有名企業の経営者や芸能人の友達が多くて、これからのシーズンは良くプレーをします。

いつの間にか、私も軽井沢年長組になりました。

今年も、夏の軽井沢ライフがスタートします。


まだ、まだ、淘汰が進むガソリンスタンド業界

2017年06月02日 09時24分48秒 | Weblog

如何に拡販をしてみても、SS業界において燃料油の販売競争が続く限り絶対に収益性が向上することはないでしょう。
ですから、SS店頭販売オペレーションを全面的に改良して、「儲かる売り方」を考える必要があるわけですが、
油外、油外と騒いでいるだけで、どこまで行っても「店頭販売」から頭が離れないSS経営者が多すぎます。

ですから、
まだまだ、ガソリンスタンドの淘汰は進むはずです。
ガソリンスタンド経営はFCのコンビニ店舗ではありませんから、
もっと、もっと、ビジネスに創意工夫を重ねて、
地域に根差した企業の独自性を発揮しなければ生き残ることはできないはずです。

厳しい云い方をすれば、
淘汰されるべき販売業者は早く淘汰された方がいいという業界人が増えています。

生き残って「残存者収益」を享受するにしても、
これまでの業態のままで、安穏と経営が成立するはずもありません。

ネット上の無責任な情報などで、少しばかり安い業転価格を手当てすることで、
勝ち組に入れるような甘い時代はとっくに過ぎ去っているわけです。

本当に価値のある情報は、
それなりのキャリアやレベルがなければ取得できないわけですが
無知なSS業界関係者は、誰でも判るような安易な情報に振り回されています。

そんな業者が淘汰されるとしたら、早い方がいいですね・