ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

志やアイデアが湧いてくるとき

2007年05月31日 16時38分15秒 | Weblog
深夜に長距離で車を運転している時などに突然閃く素晴らしいビジネスアイデア。
一人で風呂に入りながら読書をしていて感じる人生観。
素晴らしい人に出会った後の気持ちよさ。
街角で美しい女性に出合った時の心のトキメキ(まだあるんですよ・)

深夜放送のラジオのジェットストリームで城達也の声に乗って「ミスターロンリー」が流れてくると、やたらと外国に遊びに行きたくなる時もあります。

人生色々な事があります。悩みぬいて眠れない夜もあります。
再び朝が来るのが辛い時もあります。
経営者なら全ての仕事を放り投げて何処か遠くへ行ってみたいような気持になる時もあるはずです。

最近、経営者として世の中に必要とされる仕事やキャリアを持てる人間は本当に幸せなのだと感じています。
会社の勤務時間内に行う作業でアイデアや志や夢なんて湧いてくるはずもありません。

時間や空間を自分自身で演出しながら、常にモチベーションを維持しつつ前に進んでいくための努力と工夫をする事で人生とビジネスの未来が見えてきます。

来年の今頃、会社はどうなっているのだろう?
どのように成長しているのかな?
昔から考えていた自分自身のライフスタイルは確立できるのかな?

今はみんな夢かもしれません。
しかし、時間と空間を自分自身で工夫して、一生懸命に努力を重ねる事でいつか人は夢と幸せを同時に掴むことができるのでしょう。

仕事をしていて、夢やロマンが湧いてくる瞬間があります。
そんな時がビジネスにとっての最大のチャンス到来なのです。
具体的に攻めの経営が可能となるときです。

運動を兼ねて・

2007年05月31日 06時37分34秒 | Weblog
運動不足ぎみです。
体調管理を兼ねて土日にはなるべくゴルフをするようにしています。
カートに乗らないで極力歩く事にしていますが足が弱くなったと感じます。

友人に久し振りにクラブのシニア選手権に出場してみないかと誘われまして参加することになりました。最近は練習もしないでただコースを回るだけでしたのでどうなる事やら・・

よく考えると、昔からゴルフを楽しみながらでも他のこと(ビジネス)を考えているような仕事人間でしたからなかなかゴルフのプレーに集中した事がなくて、大切なところでポカをしてスコアがまとまらない悪い癖がありました。昔から接待ゴルフに慣れ過ぎていたのかもしれません。

何をしてもチャランポランになってしまう悪い癖です。

最近、自分の頭の中で遊びと仕事と区別する訓練をしています。
なるべく、「その時」に集中するように心がけています。

ゴルフソリューションを開発して、運用を開始するにあたり仕事と遊びが混乱しそうなので注意しています。プレーはプレー、仕事は仕事と割り切るための訓練です。

幸か不幸か独身ですから、今後は極力時間をつくって体調管理も兼ねてゴルフに勤しむつもりです。

この歳になって初めて趣味と仕事の分別がつくなんて遅すぎるのかも知れません。
しかし、これが本来のゴルフの楽しみ方なのでしょう。

我々のビジネス

2007年05月31日 05時40分00秒 | Weblog
我々のビジネスでは規模や内容にもよりますが、案件成約が一ヶ月に数件もあれば充分です。

お陰様で灯油配送管理システム「雪ん子」はこの分野では「草分け」として認められていますが一時的には類似製品が多く出たこともありました。最近では市場占有率が急速に高まりつつあります。

実は現在、灯油配送システムを初期導入した企業でのリプレイスが進行中です。ウィンドウズのサポート環境や規模の拡大に伴うデータベースエンジンの問題もあるようです。最近では「類似製品」から「雪ん子」に乗せ換える企業も増えています。

「雪ん子」には石油業界ビジネスの実務キャリアと特殊なノウハウが凝縮されており絶対に他の追従を許さないと改めてスタッフ全員が自信を持っています。現在では独走状態になっています。

最近では基幹統合系の「ペトロマスター」や軽油税納税に関するシステム構築も多いため案件ごとの金額規模が大きくなっています。

経営規模の大きい導入企業が増えておりまして構築と導入ち合わせに時間が掛かるケースも増えておりスケジュール調整が一番の問題ともなっています。

ゴルフ場運営管理のERPシステム構築もスタートしていますから今後はさらに忙しくなりそうです。

専門的な知識を要する業務に特化したシステム構築ではスタッフの育成も大変です。いよいよ企業として本格的な組織構築のため人材募集に着手しました。

志のある方の応募を求めています。よろしくお願いいたします。



上げて愚痴って、下げで泣く

2007年05月30日 13時01分33秒 | Weblog
石油製品の価格動向について、上げの時には「困った」と愚痴り、下げの時には「儲からない」と嘆いている経営者の方がいます。

逆に、上げの時には「よかった!、これで市況是正」と喜び、下げでは「仕入が下がって利幅が取れる」と喜ぶいう経営者もいます。

一体、どちらが正解なのでしょうか?

商売の上手な方は、長期的視野で市況や相場変動を規定の現実として読み切り、その時点における最善の対応ができます。

しかし、眼先の価格ばかり追いかけている経営者は下げでも、上げでも、愚痴ったり泣いたりしているのです。

貴方は一体上げが良いのですか? それとも下げが良いのですか?

と聞いてみたくなりますね・・

どんな状況でも業者自らが自ら市況を煽ったり、扇動するような言動は慎むべきことです。

すべては自己責任、仕入調達の上手い下手は企業経営のスタンスや経営者個人の自覚の課題です。

例えば、あなたの会社のお客様で異常に価格にうるさくて、すぐに他社との価格比較や安値を波及させるような情報屋の消費者がいるとしたら、怖くて本当の安値は提示できませんよね。

販売力と資金力のある実力企業には必ず「しかるべき提示」があります。
問題は経営者としてのポリシーの問題なのです。

最近よく上手な仕入調達について質問されますが、商社や元売りに札びらを切ったところで何の意味もありません。問題は企業としての可能性や経営者の人格の課題である事が多いのです。

石油直売部門の専用システム

2007年05月30日 10時50分05秒 | Weblog
石油流通業界の直売部門で専用システムを駆使している企業は未だに非常に少ない状況です。

特約店や大手直需を抱える大手特約店でもSSのPOSシステムで処理されているケースが多いのですが、最近では灯油などと同じように受注専用のコールセンターを設けて、受発注作業から仕入れ、売り上げ計上の一元処理を行うことで本社管理コストの大幅削減を実現している企業が急増中です。

受発注システムの導入により例えば5人で行っていた作業を一人で、しかも短時間で処理することが可能となります。これらの本社管理コスト削減は最終的な経常利益に直結する最も有効な経営改善手法だといえるでしょう。

さらに、ERP(基幹系業務統合システム)への移行により、リアルタイムな在庫管理や財務会計処理も連動しますから、即時の経営状況の把握が可能となります。

とくに、利幅の薄い業転玉などを取り扱う中間流通においては、リアルタイムでしかも詳細な流通情報の把握が必須ですが、流通データベース構築により知りたい情報のデータ集計分析もリアルタイム簡単となります。

企業内における情報の共有化とセキュリティ管理をうまくコントロールすることはこれからの時代に非常に重要な事項で強力なビジネスツールとなっています。

社内の各セクションでそれぞれの人間がエクセルなどの帳票を独自に作成してデータの再入力など無駄な作業をしているようでは管理コストで生き残り競争に負けてしまいます。

ほとんどの企業で過去のオフコン系システムを運用している「電算室」を無くしているのは当然のことです。オフコン系システムの膨大な維持管理経費は全く不要な時代なのです。これからはサーバーによるネットワークシステムによる先進的なシステムが安い導入予算と運用コストで使用可能です。

特に軽油税納税管理に関する作業などは、全く無人で自動化されます。

まだまだ、石油流通企業に残された収益体制構築の処方は残されています。

「雪ん子」は売り勝つための専用ソリューションですが、これからは「売り勝つ」だけが商売ではないというご指摘も頂戴する時代です。確かに社内管理コスト削減は企業にとって危急存亡の課題となっています。

当社の「ペトロマスター」はそんな石油流通最前線企業からのご要望で誕生したシステムなのです。

是非一度ご覧ください。

油外収益の概念が変化しています

2007年05月30日 06時18分34秒 | Weblog
SSフィールド内での油外収益に固執していた石油業界の意識が変化しています。大手ディーラーではすでに事業の多角的展開が盛んなのですが、事業家として他の業種と比較したら石油ビジネスにおける販売店レベルのSS経営者の収益に対する柔軟性の意識は低いと言わざるを得ない状況でしょう。

これには色々な現実的要因があります。SSビジネス自体立地の良い土地の確保、設備資金、運転資金など収益性が低い割に大きな事業資金が必要であるためなかなか経営の方向転換がはかりにくい事も大きな要因となっています。

SSが儲からないからとすぐに閉鎖して他の業種に切り替える事はなかなか難しい現実があります。採算性が低く、もし赤字であっても閉鎖するにはかなりの資金的なリスクをはらんでいます。実際、勇気と決断が必要なはずです。

そんな現実に焦りを感じて、さらに店頭拡販のために色々な工夫を行います。簡便な拡販システムに手を出して逆に経費倒れでさらに不採算の深みに陥るケースさえも見受けられます。意味のない無駄な労力を費やすだけでなかなか結果に結び付かない空回りの「油外収益」の努力がさらにSS経営を疲弊させているケースも多いようです。

しかし、視点を変えるだけで大きな可能性を見出しているSS経営者の方も増えています。SSビジネスという形骸化されてきたビジネスを顧客管理という視点から見直すと、地域性や企業特性で大きな可能性が見えてきます。

まず、自社の顧客こそがお得意様であり収益をもたらす起点であり、一番の基本顧客であるという観点からみると「元売りカード」に対する認識を改める必要もありそうです。

そんな企業でまず中心となるのは「SS外販」です。特に「灯油配送」を起点とする「顧客囲い込み」が中心となります。

お客様サービスのためにCTIを装備した「コールセンター」を設置しての外販部門が非常に大きな経営効果を発生させています。顧客管理データベースとフリーダイヤルなどの直結的な活用で、顧客ニーズをストレートに汲み上げる事が事が出来ますから新たなビジネスアイデアも生まれてきます。

自然にビジネスの可能性が拡大されますから、外販部門には意外な収益波及効果があるのです。

ドアツードアで消費者と対面して直結できるビジネスフォームはホームエネルギーを中心とする消費者ニーズの再掘り起こしが可能です。リフォーム事業から関連機器の販売まで可能性が大きく拡大されています。
その事は結果としてSS店頭への大きな顧客誘導が可能となるという考え方が見直されています。

考えたら、商売としたら一番基本となる事なのですが、そんなポイントを忘れていたのがSS業界なのでしょう。

全国各地の経営者の方と話をしていると油外収益に関する意識改革の見直しと反省の声が聞こえてきます。この事はSS経営の次の時代の指針となるような気がしています。

油外収益確保に関しては、先ず経営者自らが視点と概念を変える事が必要ですね。

「雪ん子」の今年からの最新バージョンでは、ユーザー様からのこんなご要望にお応えするため顧客囲い込み戦略をさらに強化しています。ユーザー様の運用負担を軽くしてどんな企業でも使いやすくなっています。

さらに、携帯電話のWEBを活用しての可能性にも挑戦しています。ITを活用しての油外収益にご期待ください。

今年の灯油

2007年05月29日 13時52分41秒 | Weblog
灯油先物市場の11月物が68円程度に大高騰ですね、今年の相場は結構「先高」と読んでいるようです。米国の石油製品も史上最高値を付けているのですから仕方がないといえるかもしれません。

問題は利幅の確保ですが、今年は外販灯油についてはかなり大規模な動きがあるようです。SSの閉鎖やセルフ化の影響で意外な展開となっているのです。

SS閉鎖の多い地域で配送体制ができている企業の売上は今シーズンでも増販でした。収益も増えています。石油業界紙などが奉ずるマクロな減販情報をよそにかなり堅調な動きとなっています。

灯油は税金がないため、取扱量増加による増加運転資金の負担も少なく、パーリッターあたりの収益性も高い事から今後販売業者にとって確実に「孝行息子」となるはずです。

それにしても、今後の石油製品価格高騰が販売業者に与える資金負担を考慮すると資金環境は厳しくなることが予想されています。
灯油販売戦略が必ず企業のキャッシュフローに貢献すると思われます。

安く仕入れ安く売るための情報よりも「高く売れる手法」を工夫する時代の到来です。

なつかしい顔

2007年05月29日 11時22分43秒 | Weblog
たった一人で全国行脚を始めた頃、お伺いした全国各地の石油業界の方と久し振りにお会いして、再び石油業界の裾野の広さと力強さを感じています。

石油業界といっても色々な人種がいます。
人と人との繋がりはビジネス業態や規模によって異なりますから、見方や意見もいろいろです。

成熟しきった業界だと思っていても、既存の流れに棹差して何とか成りあがろうと努力している若手も頑張っています。いいことです。

どう考えても、一つの業種ではなかなか自分だけいいようにはいかないのが世の常ですが、何とか工夫して人よりも早く有効な情報を取得しようとしている努力が垣間見えます。

自分のビジネススタンスを正しく把握して、本当に為すべき事を見極める事が出来る経営者が生き残る時代なのでしょう。
やはり、「烏合の衆」の野合ではだめですね。

懐かしさと共に、経営者としてのポリシーが確立されている方が元気なことはうれしい限りです。石油業界も捨てたものではありません。

必ず「次の時代」が来るはずです。

比叡山から和歌山、奈良、紀伊半島

2007年05月29日 11時04分08秒 | Weblog
久し振りに「SS見本市」で従兄と遭遇。
同じ年齢なのですが彼は現在某県の石油組合長。ゼンセキの役員様でもあります。
以前彼は私の会社が羨ましいなんて言っていたけれど、数年の間にだいぶ立場が変わりました。

終了後の打ち上げパーティーで、元売り会長でもある石油業界の大立者と気軽に冗談を言言いながら談笑できる彼の実力には頭が下がります。

後日、ゆっくりと石油ビジネスの話でもしましょうとパーティー会場で別れました。


「SS見本市」終了後、スタッフは即日帰還。
私は一人で京都泊、翌日比叡山延暦寺へ参りました。

毎年、比叡山の般若心経のお数珠を買いながらお参りに行っています。

ところが、延暦寺で彼と再び遭遇です。偶然とは言いながら驚きました。
時間も場所もピッタリと一致してその場に二人がいるわけですから偶然とは言え、ご先祖様のお力かもしれません。

お爺さんが合わせたのかな?
なんて、二人で呟きながら比叡山から京都に連なる山並みを眺めていました。

彼は、同行の県石油組合の方々に私を紹介してくれまして茶店で大好物の比叡山の「くずきり」を食べながら、久し振りにゆったりとした時間を過ごしました。

翌日から私は、お客様に招聘され、京都経由で紀伊半島は和歌山へ・・・
そして、奈良県のユーザー様訪問のために出発。

昨晩、一気に関西から一人で車を運転して帰還しました。

和歌山では日曜日なので和歌山城を一人で散策。
足にマメができてしまうほど歩き回りました。
夜は徳川吉宗の本を読みあさりました。

人生とは面白いものです。
生きるということは、不思議なことです。
「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあり」と申します。
自然体に生きる事が一番のようです。

これから、また、忙しくなりそうです。

京都での週末

2007年05月26日 08時41分42秒 | Weblog
大津での「SS見本市」が終了。
来週は関西なのでとりあえず一人で京都泊。

昨日は全石連総会の「SS見本市」。
久しぶりに多くの懐かしいお顔にお会いできました。
一人で苦しい営業をスタートさせた頃暖かく面談して頂いた有力企業の経営者の方と懐かしくお話をさせていただきました。

会場の外で座っているだけで「お元気ですか?」とお互いに声を掛け合える事の幸せを感じました。

特に、全石連の役員様企業は当社のクライアントが多いため親しく歓談できました。

来年は富山県での開催との事。また、お会い出来るよう一年間頑張りましょう。

今日は久し振りに京都の週末ですからゆったりと古都の初夏を味わいたいと思います。