ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油ビジネスとクラウドコンピューティング

2010年11月30日 11時17分34秒 | Weblog
今日は穏やかな小春日和のような気候ですから、自分の部屋は窓を開けて仕事をしています。

お昼を食べてから提案書の作成作業があるのですが、眠くてしょうがない。

最近、家の猫が夜中に部屋のドアノブにジャンプしてドアを開けることに没頭しています。
猫がドアを開けるなんて凄いことだと思うのですが、どうなんでしよう。。。

夜中の作業が多い私は、この時間にブログを書くことはあまりありませんが、
なぜか本日は頭の中がボーッとしていてあまりまとまりません。

明後日の出張を前に、石油ビジネスと「クラウド」に関する事項に関して考えています。

クラウドコンピューティングの定義や説明には多数のものがあり明確な意味を持たず、
よく調べてみれば、
ほぼ共通する概念はインターネットを利用するということだけのようで、
すでに、当社ではインターネットの公衆回線を使用してのWAN構築なども「ドット・ネット」として実現できているわけです。

データ保守に関する部分は「Business Web」として完璧にデータも管理されていますので、
一応は想定概念の範囲内と云う事になります。

当社システムの「クラウド化」に関しましては、来年早々に新たなビジネスモデルとして公開する予定です。
ご期待下さい。




社長のイライラが募ります。

2010年11月29日 09時48分32秒 | Weblog
企業としての「意思決定能力」の格差は経営力と正比例しているようです。

経営者がスピーディーな意思決定が出来るのは、その企業に確固とした情報データ処理能力があるからできる事ですね。

大手企業と中堅企業ではその辺の速度が異なります。
やはり、組織が大きくなると稟議、稟議で、意思決定が遅れてしまい、
対応も後手になってしまう場合があります。

情報の共有化や伝達速度も大幅に遅くなる傾向がありますから
やはり、企業が大きくなっても組織はシンプルにしておく必要があります。

「変化を嫌う」怠慢な中間管理職などがいると、
よい意見やアイデアなども経営者のアンテナに引っかかる前に、握りつぶしになってしまう事もあるようです。

そんな中間管理職に限って、都合のよいお手柄情報は直接、自ら社長に報告するケースが多いわけで、そんな時、若手社員のモチベーションが落ちてしまう事もあるわけです。

こんな時代ですから、「トップダウン」も必要ですね、
昨年度、灯油システム導入を見合わせた企業が、今期からスタートという計画でしたが
中間管理職の怠慢で灯油システムの対応が遅れて、今年になって大騒ぎしているようなケースもあります。

昨年度、社長命令で来年こそは・・、と思っていたのに、またまた今年も遅れてしまい大騒ぎです。

忘れていた・・・、で済むのか、困ったものです。

担当者は、「私はもうすぐ、定年だから・」とか言ってますが、
経営者のイライラはさらに募ります。

困ったものです。

頭の中で、一人だけの「営業会議」をしてみる

2010年11月26日 08時35分08秒 | Weblog
私は人様と変わったことを考えるのが好きで、その結果、自分自身の人生も波乱に満ちているようです。
懲りずに、懲りずに、何度も新しい事に挑戦しては失敗したり、成功したりの繰り返しです。

この歳になると、少しは前に進んでいるような気もするのですが、それでもまだまだ勉強が必要だと感じています。

「挑戦者達」そのままの人生で、格好良いように聞こえても現実は常に厳しいわけです。

風呂へ入っても、トイレにいても、頭の中はアイデアの具現化ばかり考えていて、
たまには妻が心配して声をかけてくるような状況です。

男として、常に課題やなすべきことがあるという事は「生き甲斐」なのですが、たまにはバカバカしくなる事もあります。

自分自身が自分のなすべきことに白けてしまったら、そこまでの話。
人の考えない事を考えているとよくあるケースなのです。
ですから、いつも新鮮な気持ちで仕事ができるモチベーションをキープすることが大切ですね。

皆さんも、朝起きて、「なんで・・、俺は会社に行かなくてはいけないんだろう・・・」なんて突然考えてしまう事もあろうかと思いますが、
仕事自体が「慣れ」にならずに、毎日何かしらの課題を見つけて仕事をするようにしたらいいと思います。

中国の古典、四書五経にいわく
『苟(まこと)に日に新たにせば、
日々に新た、また日に新たならん』


「君子の学は、必ず日に新たなり。日に新たなる者は、日に進むなり。日に新たならざる者は、必ず日に退く。未だ進まずして退かざる者はあらざるなり」

少しずつでもいいですから、一つの課題について自分だけの頭の中で「自問自答」というか「想定問答」を繰り返してみると、色々なアイデアや新しい考え方が浮かんでくるはずです。
相手の立場や考え方を理解するためにも、良い事ですよ。

今朝の朝礼はこれで終わります。

以上。


おごうさま

2010年11月25日 11時29分10秒 | Weblog
夜中の2時から起きて、仕事をしていますから今頃になると疲れます。
お昼を食べると眠くなって、お昼寝タイムとなるわけです。

ここしばらくは頭がハードな作業が続いていまして、若干疲労気味
還暦を過ぎてのITビジネスは疲れます。

夢中で仕事をしていると時間の感覚や季節感までも判らなくなる時がありますね
今年も、もう少しで12月です。

龍馬伝もあと2回くらいで終わるわけで、来年の大河ドラマが気になります。
2011年度のNHK大河ドラマは『江~姫たちの戦国』という題目だそうで、
「江(ごう)姫」とは、信長の妹、お市の方の三女で、
戦国の世に波乱に満ちた人生を送り、三度目の結婚で三代将軍家光を生んだ女性の物語です。
現代も波乱に満ちた戦国時代のようになってきたような気がしています。
政治も経済も我が国周辺までキナ臭い動乱の世の中になってきました。

こんな時代ですから
「男はロマン、女は不満」といった雰囲気が蔓延しつつあるわけですが、
どこまでもロマンを追いかけ続ける男の生き方に不満を持ちながらも、それでもけな気に逞しく生きていく女性には男も女も憧れます。



石油業界にもクラウドの時代が到来します

2010年11月25日 04時51分18秒 | Weblog
これからは、石油流通ソリューションもクラウド化の動きが出てきますから、
時代は大きく変わりますね、

時代に合わせた技術と知識が必要になりますから、頭の切り替えが大変です。

インターネット環境が整備されていればサーバー管理も不要ですから、
中小零細企業にもやさしく簡単に運用できます。

高額なシステムでも初期導入時コストは大幅に軽減されますから普及速度も速まるはずです。
まさに『変わるビジネス、変わるシステム』といったところです。
ITに強い経営者にとっては、チャンス到来。

石油に限らずビジネスが変われば、システムも変わります。

大きな時代の流れを感じます。

石油流通業界にも大きな変化を及ぼすことになるはずですが、

とにかく、企業間の経営規模や経営者やスタッフの業務スキルの格差が大きい業界ですから、
さらに、淘汰の速度が速まる可能性もあります。

私も頭の中を整理しながら、今後に向けて対応を考えています。


ガソリンの激安販売を行う経営者の感性

2010年11月24日 06時12分35秒 | Weblog
北朝鮮の韓国に対する砲撃には驚きました。
戦争が身近に感じられる、怖い事件ですね。

平和ボケの日本人にとってはショックです。
今の時代に一つの国家が他国のなにも関係ない国民に向けて大砲を打ち込むわけですから、
よく考ると、非合法組織が対抗する組織にピストルを打ち込む「ガラス割り」のよりも稚拙なイヤガラセ行為です。
国家同士の色々な経緯があるにしても、何の恨みもない「一般国民」に向けて砲撃することはやめなさい。

こんな国家が現実に存在している事。
そして、人間の本質を改めて考えさせられる事件です。

ビジネスも同じですね、
いかに競争の原則があるとはいえ、激安販売競争など「不毛の戦い」は意味がないと思う事が多わけいですが、
色々な業種において「安売り」を貫き通しての「勝ち組」が存在するのも現実です。

まるで、石油業界に対する怨念でもあるように、安売りを行う、キムジョンイルのような経営者と話してみると、
安売り看板は一般業者に対する「ガラス割り」か、「砲撃」のような感覚と重ね合うように感じる事もあります。
それでも、消費者は喜ぶわけですから、戦争とは根本的に異なるわけです。

ビジネスにおける「協調と競争」は本当に難しい課題ですね。

システム運用と人材確保

2010年11月22日 06時27分15秒 | Weblog
月刊ガソリンスタンド誌、来年の原稿テーマを検討中。

来年は「システム」と「人材」を中心とする現場での課題を取り上げてみたいと考えています。
システム構築を通じて全国各地のSS経営幹部の方と話をしていると、最近、特に多く出てくる経営課題があります。それは「人材」に関する課題です。

武田信玄の「人は石垣、人は城」という言葉で表わされるように、戦も企業経営も人の力によりその結果が大きく左右されます。
人的資源はいつの時代でも勝利や成功に向けて最大のファクター(要素)です。

SSのセルフ化が進み社員数を減らすことに努力しているはずの業界ですが、
最近になって逆に「人材不足」の課題が表面化しています。
これだけ失業率が高い現在の状況ですから「人手不足」なんて・・、と思うわけですが、
よく聞いてみるとビジネス成功のために「能力のある「人材」が不足している」という事のようです。

これでは「人手が足りない」というよりも「経営管理のための人材が不足している」といった方が適切です。
例えば、軽油税納税に関する帳票作成作業をベテラン社員が業務として囲い込んでいるため、業務効率が上がらないばかりか、申告ミスが多発している、
さらに、ミスが発生してもそのこと自体が確認できない。

または、「新仕切り体系」に対応するための「リアルタイム単価把握」対応作業などを「エクセル」などの初歩的な演算シートに依存していて、販売単価もそのつど顧客別に「単価マスター」を開いて再設定作業をしているような非効率で煩雑な作業を強いられている事について、「社員に改善の工夫の意志が見られない」。

「ヒト、モノ、カネ」がポイントとなる企業経営で最も基本となる人材が足りないとしたら大変なことです。
ガソリンスタンドビジネスの経営環境の変化を考えると今迄とは違った人の使い方が見えてきます。

ご期待下さい

秋から冬へ

2010年11月20日 06時54分07秒 | Weblog
暦の上ではすでに冬ですが、山々の紅葉は秋真っ盛りです。
群馬の名峰、赤城、榛名、妙義、浅間の山並みが見事な季節。
最近は出張で忙しくて故郷の山を改めて眺める時間もありませんでした。

故郷の山に向かいて言うことなし 故郷の山は有り難きかな
厳冬も間近なこの早朝、石川啄木の名句が浮かんできます。

昔から、見慣れている山並みなのですが、
改めて眺めると、名峰です。

人それぞれに故郷があり、見慣れた情景があるわけですが、
私も山並みを眺めて、改めて故郷を感じる年齢になったわけです。

石川啄木は故郷岩手県の岩木山を眺めてこの名句を詠いました。
東北へ伺うと車窓に映る岩木山を眺めながら、いつもこの句が浮かんできます。
天才、石川啄木は27歳で没したわけですが、
凡人の私はこの年になって、山並みを眺めて同じ郷愁の念にかられているわけです。

多くの人達と接しながら、色々な人生観を感じている昨今です。
石油ビジネスの経営環境も厳しい時代ですが、皆さんと一緒に頑張りましょう。

はたらけど はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る

石油エネルギービジネスの未来像が見えてきます

2010年11月19日 09時09分49秒 | Weblog
今年は灯油ビジネスにも変化が出ています。
「巡回販売」、「引き売り」を中心としてきた企業が本格的に顧客囲い込みの戦略に着手している事です。

すでに、引き売りの大手業者から導入の意向が複数社きており、時代の変化の流れを感じます。

今迄、音楽を流しながら巡回販売をしてきた販売業者もここにきて、顧客管理データベース構築を開始しています。
顔は判っていても名前までは存じ上げないお客様でも「お得意様」なのですから企業としては大きな経営資本です。
今後は、宅配を起点とする配送ビジネスの可能性が高まっていますから、早くお客様を囲い込むことが先決ですし、「先手必勝」となりそうです。

安定供給が前提の石油ビジネスは、「焼き芋屋」や「竿竹売り」とは異なります。

消費者の立場に立っての配送サービスと位置付けた場合、販売業者側の一方的な都合による巡回スケジュールと云うわけにはいきません。

これまで、店頭よりは若干高く、定期配送サービスよりは若干安く、と云う価格設定をしていた巡回配送価格ですが、今後はより決め細かい配送サービスを実行することで適正な配送コストの転嫁を目指すことになりそうです。

ここにきて、
次世代エネルギービジネスを見据えた動きが急に動き出しいる気配がしています。

EVなどによるガソリンス減販の影響でSSビジネスの先行きが不安視されるなか
次世代のホームエネルギーに向けて、新たなビジネスフォームの動きが出てきました。

すでに、リフォームや住宅機器設備などの分野では具体的な動きが開始されており
元売販社系などもホームエネルギー分野の強化策が開始されていることは特に注目されます。

仮に、地方の中小零細SS企業であっても
地域に根差した、石油エネルギービジネスの変化を先取りすることで、具体的な生き残り策が見えています。
ここは、冷静沈着に、特に今年の灯油ビジネスで次世代に向けての方針を確立できるよう情報配信をすることでブログを御覧の皆様を応援させていただきます。


仕事の話ばかりでは疲れます。
小噺を一席

竹や~~~~~、竿だけ~~~~~♯
「アレ・・・!、 キンタマのない人が車にスピーカーつけて騒いでているよ。」
「なんだって!!!」
「竿だけ、竿だけ、だって・・・」
「・・・・・・・、????????」

下品で、失礼いたしました。

今日は、会社の近くに午後、焼き芋屋が巡回してくるはずですから、女子社員は楽しみのようです。私は、千円札を用意して待っています。
「甘くて、おいしい、焼いも~~~~~♯、早く来ないと行っちゃうよ~~~♭」

アドミニストレーター【administrator】

2010年11月18日 04時49分58秒 | Weblog
今週の出張で数社の有力SS企業経営者の方や幹部の方と面談してきました、
ここにきて、石油流通ビジネスに特化した基幹業務統合系システムの導入名より本社管理費のコストダウンに本格着手する企業が増えています。

昔の石油流通企業は運用コストの高いオフコンが中心で「電算室」などを設置していた企業も多かったわけですが、
現代はウィンドウズを中心とするオープン系システムが中心の時代です。
サーバーを駆使してのネットワーク構築によるパソコン処理の時代ですから、コンピューターの運用環境も大きく変化しました。
昔と比較すると、安い導入価格で圧倒的な高機能が実現しているのはご承知の通りです。

パソコンの時代に入りましたので、若いスタッフのほうが時代に合ったIT知識を保有しているケースが多いため、「情報システム部」の世代もだいぶ若返っています。

社内LANや広域ネットワーク(WAN)の構築が中心となっていますから、自社ネットーワークやサーバーを管理するための若手のアドミニストレーター【administrator】を採用している企業が増えています。
若い人が多いですし、都市部などでは人数も増えていますから、ベテランスタッフなどと比較するとさほど給与も高くないようです。

今後は、コストの安い「クラウドコンピューティング」の時代に入りますから、さらに、アドミニストレーターの必要性が高まりそうです。
アドミニストレーターが社内全体の業務を統合的に管理運営することで、データの重複入力や社内の管理帳票管理なども合理的に処理する事が出来るようになるわけです。

支店や営業所などの報告データなども、経営者や管理者其々のネットワーク上にあるPCでリアルタイム参照できますから時間もコストも圧倒的に削減できます。

大手企業ではすでに、当たり前の広域ネットワーク構築なのですが、
最近では中堅企業でも本格的なWAN構築による流通システムを構築する企業が急増しています。

旧泰然とした、古い感覚のスタッフから若手スタッフ中心のシステム管理体制を目指しています。

SS運営だけでしたら、30店舗の運営を社長、専務以下、2名だけで本社管理業務をオペレートしている企業もあるわけですから、石油ビジネスは業態によっては、まだまだスリム化させる事が可能な時代です。

減販の時代ですから、「売り勝つ」事も大切ですが、
同時にシステムを駆使しての総体的な経営管理コストの削減が「勝ち残り」のポイントとなっているわけです。

石油流通企業では、過去の「電算室長」に変わって優秀なアドミニストレータ【administrator】が求められています。

【システムアドミニストレーター(systems administrator)】とは
システム管理者のこと。LANを中心にしたネットワークの運営、管理に当たる。シスアドと略称する。
 経済産業省が実施する情報処理技術者試験での「システムアドミニストレータ試験」を指す場合もある。
出典:「日経パソコン用語事典2008」