ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
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「プロの世界」とは、何だろう・・・

2012年06月18日 04時39分26秒 | Weblog

全米オープンのテレビ中継を見ていると改めてゴルフの難しさがわかります。
あれだけの名選手がプレーしても、アンダーパーが出ないようなコース設定は本当に難しいということです。

まるで、現在の石油ビジネスのようですね。
パープレーが採算分岐点だとして、『黒字(アンダーパー)』を出すのは至難の業です。
注目すべきは、ゴルフという競技は距離がなくても際限なく難易度が高いコース設定ができるということ。
ケンタッキーブルーグラスという芝は粘ってアプローチも大変です。
石油ビジネスも風向きが変わるし、芝は粘るしハザードが多くて本当に苦労しますね。

全米オープンという競技は、予選会から窓口が広いためアマチュアも含め9006名もの選手が参加しています。
当然シードはありますが、名のある一流選手でも予選会から参戦して勝ち残り本戦に進出してくるわけですから、
アメリカらしいまさしく本物の戦いであるともいえるわけです。

元売り販社、大手商社、特約店、サブ店、PB系などが差別なく同じビジネスステージでハンティキャップなしで戦う石油業界ビジネスとも似ています。
たとえアマチュアであってもプロとの立場と差別なく戦うということが前提ですから、
ルールやコース設定委に関して不平や不満なんて言ってるプレイヤーは参加する資格もないわけで、アメリカらしい競技だと思います。

今回も、アマチュアの少年が一時的にトップに立ったり、優勝への可能性を残して闘っています。
問答無用のスポーツというものは、見るものを熱くさせます。

日本のヒーロー、石川遼君も頑張りましたが予選落ち。残念です。
そして、タイガー復活、はたして彼は優勝できるのでしょうか・?

最近、日本のゴルフ界は低迷しています。
女子は韓国勢が急成長して連戦連勝ですから日本人選手の影が薄いですね、
まるで、家電業界のように韓国、中国勢の勢いに押されています。

男子プロの競技はスポンサーが減少して、開催競技自体が少なくなり衰退気味です。
競技が少なくてはプロも飯が食えないと嘆いています。
今のこの時期に、男子プロの後援会がコンペをしているようでは、ダメですね。

景気が悪いから、ゴルフどころではないといえばそれまでなのですが、
何か、今までのプロゴルフ業界の甘えと選手のプロ意識の弱さが垣間見えるような気がして気になります。

プロゴルフ業界も、石油業界も
どうも日本人は既成概念と権益にこだわりすぎているように感じます。
「規制撤廃」の意識改革が必要だと思います。

プロテストに受かると安心してしまい、努力を怠るプロが多いようにも感じます。
「プロテスト」に受かることが目的ではなくて、
素人との格差が明確に見えるような感動的なプレーを実現してみせる本物のプロの技術とスピリットが必要だと思うわけです。

どうも、最近の石油業界にも本物の『プロ』が少なくなったように感じています。、
「勝ち残る」のは、やはり、『本物のプロ』です。

ところで、あなたは、「本物のプロ」を目指していますか・?
それとも、単なるファンなのですか?
自分が、一人になっても、他人が認める知識や技術で飯が食えるのが「プロ」なのです。
小賢しい、猿知恵や小手先の屁理屈だけでは飯が食えません。


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1 コメント

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Unknown (いつも)
2012-06-18 06:58:43

テレビが報じない「世にも奇妙な韓国経済」.wmv
http://www.youtube.com/watch?v=zXdLnBgu0X4
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