首都圏では元売各社の子会社によるSS展開が急速に進行中です。
カーディラーによる「カーリース契約販売」も凄いスピードで進んでいます。
オートバックスやイエローハットなどのカー用品店の過当競争。
そしてタイヤメーカー各社による「タイヤセンター」の新規開設の急増、などなどカービジネスは専門店化と細分化により厳しい競争にさらされています。
特に、中古車市場は激戦となっています。
インターチェンジの近くにはオークション会場もあり、最近の中古車屋さんは見込み客からの要望に応じて随時好きな車を予算に合わせて落札してくるわけです。
それにしても、ディラーの中古車センターから一般業者までバイパスに並ぶ中古車展示場の車の台数と来たら凄いものです。私も仕事で全国を巡回していますが群馬の高崎、前橋ほど中古車屋さんが並ぶ地域は少ないですね。東京の世田谷や練馬などより多いようです。
このような地域ですから、SSの油外収益確保も難しい。
必然的に洗車が中心となるはずですが、最近では新しい形の「洗車センター」まで
出来ていて価格と質の競争です。
ですから、消費者はセルフSSで給油して、それぞれのニーズに応じて専門店を選ぶといった事になります。
ところで、当社へも某自動車メーカーからの「カーリース販売」の資料が来まして驚いたのは、車検費用込み、オイル交換、タイヤ年間8本、バッテリーから整備部品まですべて込みで、必要なのはガソリン代と任意保険だけという販売契約内容です。
ウィンドウオッシャー液からバッテリ-液まで無料ですから、これではSSではガソリンを入れるだけですね。
一般的には既に当たり前のことのようなのですが、私は驚きました。
個人でも期間を決めて中古車としての査定価格を見込んだこのような車両購入があるのだそうですが時代は変わったものです。
これを見たらSSで油外収益なんてなにもなくなってしまいそうです。
SSビジネスも店頭ガソリンと洗車だけで収益確保をするとしたら改めて大変な事になりそうですね。
ですから、一般SSとしては灯油配送や「ミネラル水」の宅配やら「配送・外販」に活路を見出しているところが増えているのでしょう。
ガソリンだけで商売できるのは値幅の持てる元売子会社や大手商社直営のセルフSSぐらいでしょう。
エネルギー転換が進み、灯油の消費量が落ち込んでいるなどの報道もあり一般業者で灯油配送から撤退している企業もあるわけですが、実態としては大手ディラーでは逆に「灯油配送」を切り口にしての外販ビジネスの展開が進んでいる訳で中古の灯油ローリーを買い集めているところまで増えています。
情報が溢れているようで、実は少ないのが石油業界のリテール部門なのです。
最近、石油業界紙の記者さんが何人も取材で来訪しますが、いずれも「厳しいですね・・・・」で始まります。
今日は特別な日ですから、各SSに車が並んで盛況となるはずです。
しかし、不毛なビジネスとならないように祈るばかりです。
当社としては、世に必要とされる限り石油ビジネスの「本質」に迫るソリューション開発を忠実に進めてまいります。
当面は全国の軽油税特別徴収義務者のための「D-TAX」構築に傾注して御役に立ちたいと考えています。
最新バージョンは全石連富山総会の「SSビジネス見本市」に展示する予定です。
是非ご覧ください。
これからも、お客様と「石油ビジネスの未来」を模索しながら歩んでいく所存です。
よろしくお願いいたします。
カーディラーによる「カーリース契約販売」も凄いスピードで進んでいます。
オートバックスやイエローハットなどのカー用品店の過当競争。
そしてタイヤメーカー各社による「タイヤセンター」の新規開設の急増、などなどカービジネスは専門店化と細分化により厳しい競争にさらされています。
特に、中古車市場は激戦となっています。
インターチェンジの近くにはオークション会場もあり、最近の中古車屋さんは見込み客からの要望に応じて随時好きな車を予算に合わせて落札してくるわけです。
それにしても、ディラーの中古車センターから一般業者までバイパスに並ぶ中古車展示場の車の台数と来たら凄いものです。私も仕事で全国を巡回していますが群馬の高崎、前橋ほど中古車屋さんが並ぶ地域は少ないですね。東京の世田谷や練馬などより多いようです。
このような地域ですから、SSの油外収益確保も難しい。
必然的に洗車が中心となるはずですが、最近では新しい形の「洗車センター」まで
出来ていて価格と質の競争です。
ですから、消費者はセルフSSで給油して、それぞれのニーズに応じて専門店を選ぶといった事になります。
ところで、当社へも某自動車メーカーからの「カーリース販売」の資料が来まして驚いたのは、車検費用込み、オイル交換、タイヤ年間8本、バッテリーから整備部品まですべて込みで、必要なのはガソリン代と任意保険だけという販売契約内容です。
ウィンドウオッシャー液からバッテリ-液まで無料ですから、これではSSではガソリンを入れるだけですね。
一般的には既に当たり前のことのようなのですが、私は驚きました。
個人でも期間を決めて中古車としての査定価格を見込んだこのような車両購入があるのだそうですが時代は変わったものです。
これを見たらSSで油外収益なんてなにもなくなってしまいそうです。
SSビジネスも店頭ガソリンと洗車だけで収益確保をするとしたら改めて大変な事になりそうですね。
ですから、一般SSとしては灯油配送や「ミネラル水」の宅配やら「配送・外販」に活路を見出しているところが増えているのでしょう。
ガソリンだけで商売できるのは値幅の持てる元売子会社や大手商社直営のセルフSSぐらいでしょう。
エネルギー転換が進み、灯油の消費量が落ち込んでいるなどの報道もあり一般業者で灯油配送から撤退している企業もあるわけですが、実態としては大手ディラーでは逆に「灯油配送」を切り口にしての外販ビジネスの展開が進んでいる訳で中古の灯油ローリーを買い集めているところまで増えています。
情報が溢れているようで、実は少ないのが石油業界のリテール部門なのです。
最近、石油業界紙の記者さんが何人も取材で来訪しますが、いずれも「厳しいですね・・・・」で始まります。
今日は特別な日ですから、各SSに車が並んで盛況となるはずです。
しかし、不毛なビジネスとならないように祈るばかりです。
当社としては、世に必要とされる限り石油ビジネスの「本質」に迫るソリューション開発を忠実に進めてまいります。
当面は全国の軽油税特別徴収義務者のための「D-TAX」構築に傾注して御役に立ちたいと考えています。
最新バージョンは全石連富山総会の「SSビジネス見本市」に展示する予定です。
是非ご覧ください。
これからも、お客様と「石油ビジネスの未来」を模索しながら歩んでいく所存です。
よろしくお願いいたします。