ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

まずは、体調管理から

2009年01月31日 05時16分44秒 | Weblog
ドックに泊まり込みで、体調管理中。

検査待ちの時間は「読書」です。
月末で週末のせいか、病院もガラガラ状態です。
それとも、病院も不景気なんでしょうか?

私の場合は、禁煙による食欲増進 ⇒ 体重増加 が最大の課題です。
とにかく、肥満はよくありません。
肥満は、いろいろな所に影響が出てくるようです。

テレビでは、NECで2万人を超える員削減、をはじめ
金融では、みずほFCも大赤字。
トヨタ、日立の大赤字、その他大手製造業の3月末決算予測も総崩れのようです。

今後は、地方の中小金融機関の財務体質の課題が急浮上してくるらしい。
すでに、信金、信組クラスに対する資本注入が開始されているようです。
実際には、とんでもない金融情勢が発生してくるらしいですよ。
金融機関の倒産は国策で極力回避させるようですが、
貸し渋り、貸しはがし、などが多発の予感です。

これからは、企業の財務体質が勝負です。
金融機関よりも良好な財務体質でなければ、問題だという説もあるくらい、
地方中小金融機関の財務体質が悪化しているようです。

今回の不況に名前がついて「かげろう景気」と呼ぶそうです。
株価は日経平均で、いよいよ8000円を切りました。
今日は、月末の土曜日。

週明けは2月ですが、3月の期末にかけて、かなり厳しい状況が発生する予感です。

いよいよ、経営も体調も、本格ダイエットに努めましょう。

人間も、企業もここにきて「体調管理」。今年も、仕事と遊びに一生懸命。
来月あたりから、アクセル全開で全国を飛び回り、仕事にまい進します。

血糖値管理のために、ゴルフも一生懸命です。

ユニクロ、柳井正社長。ソフトバンク、孫正義社長の経営バイブル書

2009年01月29日 06時38分28秒 | Weblog
レイ・クロックという経営者がいます。
あの、ハンバーガーチェーンのマグドナルドの創業者です。

マクドナルド兄弟が経営していた大繁盛のハンバーガーショップのノウハウを一つのビジネスフォームとして取り纏めてあのビッグチェーンを作り上げた「世界一、億万長者を生んだ男」と言われます。

レイ・クロック自伝、「成功はゴミ箱の中に」を読んでいます。

ビジネス企画やアイデアの視点の自己啓発としてはかなり勉強になりますね。
商売が好きな人間から見たら、ビジネスチャンスは足元にいくらでも転がっているような気がしてきます。

ビジネスアイデア発想の起点となるところまではよく理解できそうです。
SSを起点とする今後のビジネス展開などの課題についても、結構参考になりそうです。

ユニクロの柳井社長、ソフトバンクの孫社長の愛読書ということです。
(プレジデント社 本体 定価1425円+税)

ところで、関東でもあちこちで、小規模SSの廃業が増えそうです。
廃業にしても、うまくたためれば良しと言えるような厳しい経営環境となってきました。

「元売の経営統合」と「新仕切り体系」との関連・・・とは???

2009年01月28日 05時28分08秒 | Weblog
最近、「新仕切り体系」に対応するための技術的質問や見解などについて意見を求められる事が増えてきました。

その中で、一部の方から、
『「新仕切り体系」で石油ビジネスが変わるのは理解できる。しかし、「元売りの「再編」や「経営統合」と『新仕切り体系』の係わりが具体的にどのように関係するのか、よく理解できない。当事者の元売り担当者に聞いても、その関わりについては、全く理解できていないようだ。』という、ご意見をよく承ります。

正直なところ、「新仕切り体系」と「経営統合・再編」の関連については、私にもよく理解できません。
ですから、「統合する当事者の企業は御社の取引先なのですから、もう一度、直接お聞きしたらいかがでしょう。」とお答えするしかありません。

前提として、私は「新仕切り体系」については、今回のように原油価格が激しく動きますと、製品原価にも細かく対応する必要が出てきます。単にそれらの状況に対応すべく考えられた「価格決定の新たなルール」であると考えています。したがって、現場でスムーズに運用するためには、どのようにしたらよいかという事について、元売りをはじめ大手企業でもまだまだシステムや業務の手順等について工夫する余地があると思いますし、現在、課題を提起されて必死に対応を模索中です。

「新仕切り体系」について、私自身が「元売りの経営統合」や「国際会計基準」との関わりを述べたことは、誓って、一切ございません。という事です。

現在、多くのサブ店を抱える大手特約店などでは、「仕入・卸売」の両方に関する価格設定について、担当者の業務が増えて大変な作業となっています。

「遡り単価修正」やら「単価告知」と折衝、「請求書作成管理」、など、元売りからの「仕入仕切り」とサブ店への「販売仕切り」の両睨みのリアルタイムな単価管理作業などで繁忙を極めているわけです。

特約店では、元売りからの「仕入れ」も、サブ店に対する「卸売り」も「新仕切り体系」に対応しなくてはなりません。

ところがサブ店となると「新仕切り体系」が直接影響するのは、仕入れのみ、ということになるわけです。
システム的にも、小売販売中心ですから、なんとか従来通りの計算センター委託などでの対応でも可能なはずです。

そんな状況の中で、特約店のサブ店担当者は、サブ店様と「仕切り価格折衝」をするわけですから、大変なのです。

旧態然としたオフコンなどによる単価の「赤黒処理」で調整をしていたら、複雑過ぎて、頭がおかしくなりそうです。

色々な、情報や見解が飛び交っていて「何が何だかわからなくなりそうだ・・」というわけです。
確かに、サブ店の社長や専務さんとの面談時に、雑誌や業界紙の受け売りの「元売り再編や経営統合論」と「新仕切り体系論」に関する見解や意見を論じられても、担当者としては困ってしまいます。

まさに、「そんなの、関係ねぇ~~~」の世界なのです。

まして、サブ店主に、おもに上場企業が対象の「国際会計基準」に関連する話題まで持ち出されたら、とてもじゃありませんが、特約店のサブ担当レベルじゃ対応不能です。(笑
国際会計基準の影響を受けるのは国内の石油販売業者などでも、元売りや特定の大手企業だけでしょう。
そんな、大手業者だけに必要な知識や情報をサブ店が研修したところでどうなるものでもないというご意見には、全く同意します。
それ以前に、目の前に、為すべきことが、もっとたくさんあるはずです。

特約店のサブ店担当者は、「振込」ならいいけれど、昔ながらの顔を見ながら「集金」なんて、頑固なサブ店の親父もいるわけですから、一社回収するのに半日もかかってしまいそうです。

しかし、それでもサブ店はあくまでも「お客様」なのです。
どこまでも、ご要望やご意見を承りながらのビジネスということになるわけです。

儲からない時代ですから、サブ店の経営者の「当たり所」は特約店、しかも、古い付き合いの担当者ということになりやすい。
業転仕入に走ったり、都合で系列仕入に戻ったり、財布と市況と需給を見ながら勝手なことを言われても・・・・、
会社に帰れば、上司に「どうしたんだ!!」と責められて・・・・。
全く、どこへいっても、特約店のサブ店担当者は立つ瀬がありません。

私自身、経験があるから、よくわかるんですよ・・・。
サブ店なんて、不要だと何度思ったことか・・・・、
それでも、たまには、元売りから「特価対応」を貰ったりする材料に利用したりしていたものです。

それにしても、「新仕切り体系」については、諸説紛々ですね。
いろいろなことがビジネスに繋がるものです。驚きます。

「新仕切り体系」のセミナー研修でお金を頂けてビジネスになるとは、
よく考えたら変な時代です。信じられませんが本当なんですね。

なんでも、難しく、厄介に、そして、おかしな理屈をつけて、
元売や大手ディラーを非難さえしていればリテール業者の支持を得られると考える風潮が、いまだに、この石油業界に存在しているとは・。

もう時代が、違いますよ。
これからは、時代の流れを冷静に、
そしてビジネスには「本質」を見極める眼力が大切なのです。


老舗の接客術

2009年01月27日 09時59分11秒 | Weblog
早朝から、バリバリと仕事を消化しています。
最近はようやく筆も走り始めました。

現在、朝の10時ですが、今朝も早朝3時半からPCに向かって全開で作業中。

すでに、本日のスケジュールを消化してプログを書いています。

昨晩、何気なく「テレビ東京」を見ていたら私の親戚の伊香保温泉の旅館がでていました。
創業が1500年頃の老舗中の老舗旅館なのです。
徳富蘆花のあの「不如帰」の舞台にもなった「千明仁泉亭」という名旅館です。
女将が私の一族です。

昨日は、老舗旅館の仲居さんの仕事内容がテーマでしたから、女将は顔を出しませんでしたが、顧客サービスという面から大変勉強になりました。
いつも、あんなに気を使っていたなんて、お客の立場では気が付きませんでした。

どんな仕事でも、お客が気付かずに快適さを感じられるような自然さが、老舗のベテランのサービスなんですね。

逆に、ファミリーレストランなどのマニュアルで画一化された接客の会話などには時々イライラすることもあります。
特に気になるのが、オーダー確認などで「○○で、よろしかったでしょうか?」という言葉遣いです。いま、注文したメニューの内容を確認するのにそんな言葉づかいをします。

ある時、確認したら、やはり大手ではそんな教育はしていないという事です。
群馬、長野、埼玉、都内の一部などの若いアルバイトの接客言葉として使われているらしい。私は、気になるので時々注意します。

ところで、先日相撲を見に行きまして、浅草で食事をしました。
お昼に「駒形どぜう」でドジョウを食べましたが、やはり老舗ですね。若い仲居さんがテキパキと気持ちの良い接客です。
江戸ことばが心地よく響きます。

相撲が終わってから、「今半」の本店ですき焼きを食べました。
やはり、老舗ですね、ホール接客のお姉さんの動きと言葉が違います。

値段が高くて、高級だから当たり前というのではなくて、
やはり、接客というものは、あまり馬鹿丁寧でもよくない訳です。
雰囲気に合った、「程度」というものがあるわけです。
あくまでも、お客として快適な時間と空間を作り出していただければ、
料理も引き立ちますし、雰囲気も合ってくる訳です。

私も、昔は、少しばかり高級な「鉄板ステーキハウス」を経営していたわけですが、サービス業というものはとにかく店舗のステータスである雰囲気作りが難しい。
夏になると、著名人が多くて、あの鳩山一族まで予約してきたような店でしたから
ホールのサービスや社員教育も大変でした。
当時は、SSも経営していたわけですから、接客サービスというものの中身について、本当に考えさせられ、勉強もした時期でした。

元売りの役員などが遊びに来ると、自社のステーキハウスに連れて行って食事をしたものです。
みんな驚いて「どうして、SSで出来ないの?」なんて、言ってましたが、ビジネスが全く異なります。
あんなサービスや接客ができる人材をSSで雇用したら、とてもコストが合いません。
また、SSという職種では、残念ながらあれだけの人材を集めることはできませんでした。
ところで、そんな接客のできるスタッフに、軽井沢の別荘販売の不動産ビジネスをさせてみると、
今度はどこか座りが悪い・・・。
なんか、軽くなってしまいそうなのです。

本当に色々な仕事をしてみました。
工夫したり、努力してみたわけですが、商売というものは難しいものです。

とにかく、老舗の接客術というものは、不思議な事になぜか収まりがいいのです。
どこがどう違うのか、お客としての立場で見る目が違うのか、
そのへんの事がわかれば、もう一度くらい、レストランを経営してみたいとも思いますが、
やはり、一生懸命、本業で仕事してから、
お金を払って、超一流店へ、
気楽に食べに行けるような生活環境を創っておくのが一番ですね。

そんな生活ができるよう。一生懸命仕事をしましょう。

システム構築の季節

2009年01月27日 06時02分09秒 | Weblog
石油流通ビジネス企業にとって、今月から来月にかけてが資金繰りが一番きつい「峠」の月だと言われますが、灯油の販売量が高い企業と店頭販売だけの企業ではかなり格差がつくはずです。

例年のことながら、これからしばらくは販売動向も低迷の様相だと思われます。

灯油ビジネスのありがたみを本当に感ずる季節です。
特に、サブ店などでは灯油の販売力がある企業と弱体化している企業では経営力が全く異なるはずです。

ところで、石油業界でシステム構築が一番増えてくるのもこれからのシーズンです。冬の最盛期が終了するのと同時に各社が基幹系システムなどのリプレイスが開始されます。

不況とはいえ、石油ビジネスの流通部門の上流では他の業界よりもダメージは少ないようで、各社が直売部門システムの検討と見直しに着手するところが急増しており、我々に対するオファーも例年よりも早い時期から増えています。


社内管理コスト軽減による「営業利益向上」の具体的な手法

2009年01月26日 09時07分47秒 | Weblog
ここ数日で、月刊ガソリンスタンド誌二月号以降の原稿を書き溜めておこうと考えています。

1月号 与信限度額管理
2月号 WEB受発注システム
3月号 直売システムによる「新仕切り体系」への対応
4月号 石油流通企業の「内部統制」システム構築の実務
5月号 石油流通ビジネスにおける営業収支劇的改善の実務

などの予定です。

内容については、ほとんどが特約店レベルでの管理業務のコスト削減に焦点を当てて書くつもりです。

SSフィールドにおける油外販売などと違い、ある程度の経営規模の特約店、直売ビジネスでは、
システム化による省力化や合理化で「一般管理費を削減」して企業収益(営業利益)を確実に向上させることが可能です。

こんな厳しい時代です。
石油流通ビジネスで本当に必要な知識と経営情報とはどんなものなのか、その本質を知ることが大切です。
特に、今迄のような「売れれば儲かる」という仮説的な、考え方でなく、
合理化、省力化により企業を実際に無駄のない筋肉体質にして「確実に儲かる」体質に作り替えることがポイントとなっています。

当社のシステム構築では、理屈ぬきのコストダウンにより、営業利益の向上を現実のものとします。
モノが売れない時代ですから、増販することで粗利益高を増やすという考え方よりも「一般管理費の削減」により営業利益を高めていくという考え方の方が現実的なのです。

その辺の、省力化経営の具体的な手法に関しては、石油流通業界においてはいまだに未開発な部分が多いわけです。

その理由としては、特約店や商社業務においては特化した専門的な流通知識なども必要だからです。
SS店頭を中心とする一般的なサブ店のビジネスと卸売や直売部門を持つ特約店などでは企業としての業務管理オペレーションが全く異なるわけです。

しかし、何も特約店だけに限った問題ではなく、サブ店であっても直売部門や潤滑油対策、その他の業務部門で同様の考え方が必要なはずです。

石油流通ビジネスのプロとして管理業務を改めて見直し、具体的な省力化や合理化を実現させ収益性の高い企業を作り上げるためには、どんな点がポイントなのか、全国の有力ディーラーでの構築実績をもとに、成功の手法を公開したいと考えています。

ある程度の規模になりますと、抱えている課題も共通な部分が多いようです。
スタートとなるポイントは、やはり「人材」という事なのですが、システム構築の要諦としてはその辺が難しい課題ですね。

本物の経営者の方に役立つ、現場実務に即した事務的な改善手法を判り易く説明したいと頭を痛めています。

是非、ご期待ください。

どんな時代でもビジネスチャンスはあるものです。

2009年01月26日 05時10分36秒 | Weblog
どんな商売でもみな大変な時代ですが、こんな時代だからこそ、アイデアと行動力で「小よく大を制する」経営手法があると張り切る若手経営者もいらっしゃいます。
上場企業でもこんなに倒産する時代ですから、企業規模の大小だけで優劣がつくわけではありません。
確かに、「やる気」のある経営者にとっては大きなチャンスであるともいえます。

軽量級には軽量級の「小回りの利いた」機動力を生かした戦いのビジネス手法があるはずです。
ニッチ(隙間)を狙ったニュービジネスや関連派生ビジネスなど、実はアイデアも花盛りの昨今の石油業界です。

最近では、地域性や企業の特性を活かした、SSをビジネスフィールドとする独自性のあるビジネスフォームが全国各地で生まれつつあります。。

「中古車を使ったレンタカー」など、相も変わらずビジネスフォーム事態をフランチャイズ業者から提案される業態のものと、いろいろです。

こんな時に、経営者としての思考の柔軟性、行動力、企業統制能力などが顕著に現れてきます。

「どんなビジネスがあるの???、教えてよ・・、視察に行きたい・・」なんていうのが、今までのSS経営者の発想ですね。

人真似をするのが好きな独創性が不足している経営者。
推移を見てから・、という慎重派の経営者は、結果として時代に乗り遅れます。

さりとて、先走りや、思い込みだけで、ニュービジネスに軽率に着手して、失敗するケースも多いわけです。

こんな時代では、慎重さや、独創性、行動力とスピード、など新規ビジネス成功のためのファクターも複雑に絡み合ってきます。

自分自身が苦労して考えたり、高リスクを克服しての新たなビジネスフォームですから、そんなに気軽に公開できるものではありません。当然です。

公開するとしたら、そのビジネスフォーム自体を商材として、フランチャイズビジネスにでもしなくてはならないわけです。

そんな、ことが得意な○●●のような企業もありますね、
他人が考えたビジネスフォームに乗ったほうが楽なのですが、コストもかかりますし収益性も低くなります。

しかし、そんな業者の「こんなに儲かります!!」といった、ウナギ登りのグラフなどを見せつけられると、なんとなく胡散臭いわけです。

収益が薄くて、苦労しているSS業界をマーケットにしている、SS周辺ビジネスも多いのです。

やはり、自分で流した汗と涙だけが、信じられるという経営者の方が強いわけです。

こんな時代です。
「本物」を見極める眼力が、新たなビジネスフォームの成功パータンを作り上げます。

灯油・灯油・灯油の収益

2009年01月23日 11時07分06秒 | Weblog
「雪ん子」は今年も全国でフル稼働。何も説明する必要はないはずです。
灯油は、今年も石油ビジネスの優等生。

真面目に、きちんと灯油の商売をしてきた業者の方はすでに、お分かりのはずです。

ドタバタしないで、一生懸命に売って、売って、配達しましよう。収益の結果は後から付いてくる。

自信を持って値取りして、こんな時こそお客様の満足度を高めましょう。チャンスです。

灯油外販ビジネスの収益があるのと無いのでは全く経営環境も変わるはずです。

SS店頭ビジネスだけで、食べていける時代は終焉した事を、今年こそ多くのガソリンスタンド経営者が認識することになるはずです。

石油業界自ら「セルフ」といサービス無用のビジネスフォームを選択した以上。
もはや、ガソリンスタンドという業態に特殊なノウハウなんて何もございません。
それでも「油外収益」なんて、冷静に考えたら都合がよすぎますよ。

灯油・灯油・灯油、ここ、しばらくは灯油で頑張ってください。

そのあとに、「何か・」が生まれる予感です。

経営改革がスピードアップ

2009年01月23日 07時06分31秒 | Weblog
一年前の今頃まで、業績順調で黒字だった企業でもここにきて、一転赤字転落が急増していますね、
そんな中でも、ソニーが発表した直近の決算見通しは、大ショックです。
産業界や株価に与える影響も大きなものになりそうです。

日銀の景気指標も最悪。

発表されている各種業界の指標や動向もひどいです。
●景気、初の「急速に悪化」 1月の月例経済報告
●スーパー売上高、08年は0.7%減 12年連続マイナス
●貿易黒字、80%減 12月輸出額、落ち込み最大
●12月の造船受注量、9割減 08年通年も20.7%減
●12月の工作機械受注、71.8%減 08年は6年ぶり前年割れ
●12月の百貨店売上高、9.4%減少 消費刺激策効果なく
●12月の中小企業、景況DIマイナス79 過去最低を更新
●11月の機械受注、前月比16.2%減 過去最大の減少
などなど、耳を疑うような情報が飛び交っています。

アメリカではあのマイクロソフトまでが5000人の大リストラだそうです。
すでに、世界最先端のIT企業まで合理化の時代が到来です。

世界的な規模で企業の経営改善意欲が急速に高まってきたようです。
企業の合理化や業務改善についてのスピードアップは予測を超える速度で進んでいます。
すでに、多くの大企業が思い切ったリストラやシステム改善に着手しています。

問題は、経営者と立場が異なる社員やスタッフの意識ですよね、
雇用関係や所得で利害が相反するこんな時節だからこそ、
企業にとっては必要な社員と合理化すべき抵抗勢力が浮き彫りになるわけです。

いずれにしても、経営者にとっては、厳しい試練と決断を求められそうです。

これだけの、業種と企業でこれほどの業績低下が顕著になっている現在、
「待ったなし!」の行動が求められているわけです。
システムによる経営管理コストダウンの実現。
このことについては、スピードアップが至上命令となってきたわけです。

急に、100年に一度のこんな大恐慌に突入した訳ですから、
経営者としては、業務の見直しと改善について、急ぎますし、若干の焦りが出てくるのは当然のことなのだと思います。
どこの企業でも、経営管理者としては「チンタラ、ダラダラするな!」と声をあげたくなる、その気持ちがよくわかります。
社員の気持ちや行動にも変化に対する対応のスピードアップが求められています。
はたして、経営者のその気持ちがスタッフや社員にどうしたら浸透できるのかが大きな課題です。
まだまだ、今迄どおりにのんびり構えている馬鹿社員もいるわけですから、経営者としては腹も立ちます。
これからは、サラリーマン的な思考の幹部社員は不要となってきます。
こんな時代にまず最初にリストラすべきは、無気力な「ホワイトカラー」なんだそうです。

こんな時代です。優柔不断な経営は絶対に許されません。
まさに、決断と「クイックレスポンス」が課題なのです。

仕事と遊び、時間を二倍に使います

2009年01月22日 04時16分54秒 | Weblog
私のブログを読んでいる方は、書き込み時間をみては、「あんな時間に起きて、一体、何をしているのか・・?」と不審に思うようですが、私は早朝人間なのです。

「早寝、早起き」の元気オヤジです。
こんな時間に起きだしては、ひとりで仕事をして、昼間は会社で昼寝しているわけですから社員にとっては迷惑なオヤジなのだと思いますが、すでに慣れてしまいました。

朝早くから起きて仕事をしていると、朝の出勤時には普通の方が一日かかる仕事はすでに消化しているわけです。

今日は、午後から相撲見物。
上野まで、新幹線で一時間以内ですから国技館まで直行すると余裕のスケジュールです。
本日の好取組は横綱「朝青龍」対関脇「把瑠都」。楽しみです。

そんな訳で、今日も早起きして、なんとか一日分の仕事を消化しておいてから、ゆっくりと相撲を楽しみたいわけです。
一生懸命仕事して、余裕をもって人生を楽しみたい。
そしたら、仕事と遊びと二倍の人生を楽しめるはずだ、と欲張って生きています。

人生には、夜が長いと感ずる時と短過ぎると感ずる時と色々ありますね。
苦しくて、悩んで、眠れない、「永い夜」もたくさんありました。
もう朝なのか・・、と思うような素敵な「短い夜」も確かにありました。

最近は、時間を有効に使うということは、お金を有効に使う事と同じ事だと思っています。
ダラダラ仕事をしていると、いつまでたっても仕事にまとまりがつきません。
自らで目標を立てて、自ら計画的にスケジュールを消化する習慣をつけますと、絶対にビジネスもうまくいくはずです。

以前、事業で大成功した仕事のできる方と一緒に旅行した時に、たとえ旅行中でも仕事の時間を充分にそして上手に使っているのに驚いたことがあります。
現代は、モバイル機器もこれだけ発達しています。
経営者たる者、どこにいても、いつでも、自分自身の時間と空間を有効に使える工夫をもっともっと工夫すべきです。

業務改善やワールドワイドなビジネスは時差も克服して夜も眠りません。
日本は早朝でもアメリカはクロージングベルが鳴る時間です。
株価も為替も連動しています。

石油流通ビジネスも「目先の仕切り価格」や店頭の「小手先利益」ばかり追いかけていると「経営の大局」を見失いやすいわけです。

受験勉強のころに立ち返って、深夜放送でも聴きながら、経営学を再学習したり、
夜明けの星を見ながら、若かったあの頃に見た「夢」と「野望」を思い出してみるのも一興です。

今朝も、部屋の窓から、明けの明星を見上げています。