ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

よいお年を、お迎えください。

2008年12月31日 07時14分55秒 | Weblog
今日は大晦日。本年もいよいよ押し詰まりました。

暫定税率で明けて、価格高騰で大騒ぎ、
リーマンショック以降は100年に一度の大不況。

国内政治は麻生政権発足ですが、色々問題を含んだまま解散せずに年越しです。

アメリカではオバマ大統領が誕生します。

来年は、どんな年になるでしょう?

本年よりも厳しい見方をする方が多いようです。
私もそう思います。

しかし、石油流通ビジネスにとっては「新たな時代」がスタートする予感です。
元売りの合併。価格戦略の徹底。

SSという業態の「見直し」と「新たなるビジネスフォームの模索」など、
石油の時代がまだまだ続く以上、我々のビジネスに求められる物も多極化しています。

石油業界の皆様とともに考え、課題解決のために全力で取り組む所存です。
来年もよろしくお願いいたします。

よいお年を、お迎えください。

石油業界、プロフェッショナル 仕事の流儀が来年からスタート

2008年12月29日 06時11分39秒 | Weblog
石油業界、特にガソリンスタンド(SS)に限らず、ほとんどのビジネス業態そのものが大きく変化しています。

「100年に一度の大不況」により時代の流れが加速され、
ビジネスサイクルの流れともに寿命も短くなっています。
業態ごとの複合的な結び付きや、急速な時代の流れのなかで
その使命を終える業態まで出ています。

これらの流れを見ていると、ガソリンスタンドの閉鎖や淘汰は、至極当たり前のように感じられてしまいます。

最近ではそれぞれのビジネスが他の業種の領域に触手を伸ばしながら新たなビジネスチャンスの可能性の模索も開始されているわけです。

経営者たる者、時代の流れを読み違えてしまったら、
企業というよりも業種、業態事態が衰退してしまうという厳しい時代です。
自分の業種が沈没前のタイタニックなのに、なにも知らずに自分たち(SS店頭ビジネス)だけの知識や理屈や物の見方だけでこの先生きていけるはずはありません。

自分の会社業態を客観的に、冷静に、再チェックしてから次の時代の商売に対応することが大切です。

色々な業種でいろいろなタイミングでビジネスチャンスが生まれている反面、社会構造や時代の流れの中で使命が終わり衰退を余儀なくされる業態も出ています。

たとえば、外食産業などでは「ファミレス」といわれる業態はかなり厳しい状況になってきたようです。「ファミレス」という業態は私たち団塊の世代にとっては新鮮な業態でしたが、今の若い世代の家族にとってはもはや「古臭い」と感じられてしまうようです。デニーズや、すかいらーく等の大手でも店舗閉鎖が進んでおり、近いうちに店舗名称まで亡くなるということです。すでに業態としての使命は終焉したということになります。

コーヒーショップの「スターバックス」などは、一時は、店舗がなければ文化都市じゃないということで、長野県の田中康夫元知事のように長野市に地元誘致したこともあるくらいのブームでしたが、最近ではアメリカをはじめ既に日本でも店舗閉鎖が急速に進んでいます。

文房具や事務機器、OA機器などでも、いつの間にか「アスクル」など宅配サービス業態のビジネスが法人客対象の業界を完全に制圧しているようで、街中の文房具屋さんはほとんど、子供のファンシーグッズ販売程度で、まさにお手上げ状態です。

ヤマダ電機のLABI1の本店では、お酒から食品コーナーまで作って販売しています。売ってないのは、野菜と魚くらいです。色々な食品コーナーを作ってマーケティング、テストを繰り返しています。

最近、首都圏ではJRが安い価格で「ゴルフ場のプレー券付きの切符」を売り出していますが、首都圏では結構利用客が増えています。私のホームコース「梅の郷GC」は長野新幹線の安中榛名駅から5分程度なのですが、平日は都内からのJR客でかなり混み合っています。都内から約一時間でゴルフ場へ到着。
もちろん、キャディーバッグは宅配利用ですから、身軽ですし、とにかく疲れずスマートです。私の友達などは帰りの新幹線でビールを飲みながら帰れると大ファンです。特に、ガソリンが高騰した時期から増えているようですね。

失敗はしましたが、ユニクロなどでも過去に「野菜」を作って販売したこともありますね。最近、よく観察してみると色々なビジネスで本当にいろいろな試みが施行されています。

最近、九州の大手ディラー様とSSを、特に灯油配送を起点とする新たなビジネスフォームの模索で話し合いました。
来年あたりから、本格的に色々なアイデアなどを具現化して、共に協力しながらSビジネスに新たな未来を切り拓いてみたいと考えています。

新規ビジネスの可能性という点では、ガソリンスタンドという業態はかなりの可能性を秘めていると思います。
しかし、SS経営者は系列ビジネスであるためなのか、創造性が薄いというわけで、与えられたり提案されたビジネスには飛びつきますが、自らの創造性に対する努力は少ないと言われます。他者が成功すると「視察」して「マネ」するのも早いのがこの業界の特徴ですね。

ですから、もっと創造性に富んだ、業界のオピニオンリーダーにふさわしい発想で激動する時代に立ち向かいたいと考えています。

それなりのスタッフを揃え、システムとして完全にフォーム化してみましょう。
そこから、まったく新しい石油ビジネスの可能性が生まれてくるはずです。

胆略的な「思いつき」の発想ではありません。
石油ビジネスは根底から考え直す時期にはいりました。

我々は、来年から時代の先鞭を切って、石油業界に新たな風を巻き起こします。

冷静に、そして落ち着いて、年越しを。 テーマは「無」です。

2008年12月27日 06時18分49秒 | Weblog
最近のニュースの景気動向や企業のリストラなどの報道を見ていて背筋がゾッとしてくるのは私だけではないはずです。

学生の就職内定取り消し、ホームレスの増加などを見ていると本当にとんでもないことが発生しているのだなと感じます。

自宅の前の新幹線の駅にもホームレスが目立つようになってきました。
身の回りに「100年に一度の大不況」が具体的な形となって見えてきたような気がするこの年の瀬です。

テレビなどで報道されている自動車を中心とする製造業の落ち込みは7月以降からの出来事ということでリーマンブラザースの破綻が口火となった本当に急激な出来事なのです。

しかし、これでもまだ来年の本格的な大恐慌の「序章」であるとのこと。来年の3月以降にはもっと酷いことになるという見方が強くなってきました。

あれだけの財務体質を誇っていた世界を代表する大企業の営業利益が一気に赤字に転落する経済現象というのは、やはりどう考えても普通ではないですね。

ですから、一般企業の経営者は勿論、正社員でもいつ自分の身に具体的な形で不況の影響が降りかかるかわかりません。自分自身が倒産やリストラで失業したら家族や生活はどうなるだろう、どうして食べていこうということになるわけで、自然に財布のひもが閉まります。

中小企業の経営者はこれから、いつ倒産して路頭に迷うことになるか分からない世の中なのです。

一番ひどいのは、街の一般的な零細企業だろうともいわれています。
社会保険などを掛けていない経営者や非正規労働者は年金も少額なんだそうで老後の生活もままならないという団塊の世代の方が、個人事業者を中心にして相当数存在しているということです。

SS業界も、今回だけは、簡単に「油外収益」確保、向上なんて言ってはいられないようです。SS店頭において、SS業界のご都合主義のビジネスフォームで無理に創り出そうとする拡販オペレーションなんてものはこんな時代に消費者に支持され通用するはずもありません。

精神主義だけでスタッフのモチベーションを高揚させてSSの売り上げを伸ばすなんてことも「戦車に竹槍」みたいな前時代的な話になってしまいそうです。そんなヒロイズムが通用する時代でもありません

これだけ、世の中が乱れれば、昔からのお助け宗教みたいなコンサルタントなどが企業の弱みに付け込んで足元を見ながら、色々なことを言っては経営者の心を惑わすことも増えてくるはずです。

冷静に考えると、やはり生活力のある、バイタリティーに富んだ経営者にとってはチャンスの多い面白い時代となってきたようです。しかし、これまでの社会体制の与えられた環境の中で安穏として生きてきた二世経営者や甘やかされてきた社員にとっては「地獄」を体験することになるのかもしれません。

こんな時代を生き延びる方法は、心を「無」にすることです。

こんな自分だから言えることですし、よくわかります。

一度地獄を見ると、わかることもたくさんあります。

こんな風に生きてきて、これからも生きていく。
自分が今生きているエネルギーの源は「無」にあります。

精神的な「エコ」とでもいいましょうか、自分の枠を超えた
とにかく余計なこと、余計なもの、余計な仕事、余計な環境、余計な付き合い、
余計なお金、余計な資産、そんな余計なもの持っていると人生を生きるのも仕事をするにも疲れますね。

だから、当面は自分が人間として経営者として生きるために必要な最低限の無駄のない「エコ」な生活環境を作ること。

自分の経営している企業歩もう一度見直して、無駄のない「エコ経営」に徹したらもっと楽に悩みも少なく生きられるはずです。

そのためには、SS経営者のビジネスはもっと消費者の立場にたったニーズを根底から考え直さなくてはなりません。

SSビジネスの業界の風潮に流されたり、業界の都合や、時代錯誤のコンサルティングやオペレーションを新興宗教のように信じているようでは生き残れません。

これからの時代の新しいビジネスフォームを模索して、創りだすくらいの気概を持って臨みたいものです。

いま、全国各地の石油流通企業の皆様からの声が聞こえています。
新しい時代が、来年には必ず、見えてきます。

灯油配送システム「雪ん子」を基軸に「ガソリンスタンド」を起点とする新たな宅配ビジネスフォーム。

そして、「ペトロマスター」による、IT最前線の石油流通直売ビジネス。

我々は、石油ビジネスの「次の時代」を見据えて、もつとシンプルに「夢をカタチ」にしたい。
そして「エコ」経営に徹してもっと人間らしい経営者と楽しく、安定して儲かる仕事がしたいと考えています。

そのための、企業づくりを、来年もお手伝いさせていただきます。

現在進行中の、夢のある案件を来年には具現化して見せます。
ご期待ください。

仕事納め

2008年12月26日 08時33分43秒 | Weblog
一年間、ご苦労様でした。
当社は今日で仕事納めです。

お客様企業は大晦日まで忙しいことと思います。
私などは昔の思いをしたら、本当に楽すぎて申し訳がないようです。
元金融機関に勤めていたT君などは、「夢みたい」というわけです。

しかし、来年は正月明けから多忙を極めることになりそうです。
仕事が忙しくなければ、所得も上がりません。
こんな不景気に仕事があるだけでもありがたい。

私は休みといっても、仕事が詰まっておりまして自宅でがんばります。

運動不足にならぬよう、ゴルフも一生懸命です。
なるべくカートに乗らないで自分の足で歩きましょう。

来年は、石油業界にとってどんな年になるのでしょう。

我々は、来年から、いくつかの新しい試みに挑戦するつもりです。
大不況に負けずに頑張りましょう。

色々なビジネスで、情報の質。情報の整理。情報の活用。が問われています。

2008年12月26日 05時26分47秒 | Weblog
年末にきて、色々な業種でいろいろな情報が流れてきます。
前向きな情報、後ろ向きの情報、企業買収やら合併、経営危機などなどよくもこんなに色々とあるものです。

不況により企業経営が不安定になっていること。さらには今回は金融機関の財務内容も不安定なようです。
地方における特定の金融機関の「貸し渋り」なども話題に上ってきたようです。今回は全国どこでも地方銀行と信用金庫クラスの経営が特にサブプライムの影響を受けているのか、それとも株価下落による損失の影響なのか、金融機関自体の自己資本比率の維持なども大きな課題となってきたようです。

そのせいか、「黒字倒産」という言葉をよく耳にするようになりました。

それぞれのビジネスによって資金の流れに特性があります。

こんな時代、特に問題となるのは「キャッシュフロー」ということになるわけです。
当面赤字でも、売上さえ維持できれば手元資金が潤沢なビジネス業態もあります。
逆に、売れば売るほど資金需要が発生する業態もあるわけです。

現金安売りでは租利益率が低くて、掛け売り主体でしたらある程度の利益率を確保できる、しかし資金力が必要で債権管理リスクも高まりますから、どちらがよいのか、難しい。

さらに、在庫負担の問題、支払い決済の課題など、当面は資金力を試される時代のようです。
何の商売でも、儲かる業者は、さらに儲かり、儲からない業者は「それなりに」といった状況が続くことになりそうです。

インターネットなどの影響なのでしょう。色々な商売でリテール業者により、流通価格がオープン化されており中間流通業者や卸売の商売はやりづらいという声を聞きます。

石油ビジネスもそうですね、最近ではサブ店さん等も業界の掲示板などで業転価格を知ることができますから価格折衝もシビアになっきたようです。

しかし、情報という物は活用次第で自らの首を絞めるケースもあるわけで、
活用方法がまことに難しい。
情報ソースの良否を判断できる能力がなければマイナス要因となってしまいます。

情報取得のレベルという物は、それぞれの立場やスタンスで大きく変わりますし、アンテナの高さにより見方も判断も異なります。
見える人には見えて、見えない人には全く見えない。

尺度が違えば、いくら説明しても、理解のしようがないというケースもあります。
まことに、難しい時代になってきました。

来年あたりから、石油ビジネスでも、利益を出すには経営センスと視野の問題が問われそうですね。

いずれにしても、個人的にもシステム的にも
情報処理能力がポイントとなりそうです。

年末、雑感

2008年12月25日 08時54分40秒 | Weblog
今年の石油流通業界は国内で政争の具としてさらされての「暫定税率問題」に端を発して、国際的にはBRICS諸国の経済躍進による消費量の増加と投資ファンドなどの対象となってしまったことから派生した「原油大高騰」。
そして国内卸売流通における「新仕切り体系」の問題、
アメリカのサブプライムローンによる株価大暴落による「100年に一度の世界大不況」の到来。
さらに年末にかけては景気大幅後退による原油大暴落と急激な円高のダブルパンチによる国内市況の下落、これほどまでに石油価格が動いた年はまさに「未曽有」な事でした。

アメリカの大統領選挙も初めての黒人大統領候補オバマ氏の勝利で、来年からは「民主党」政治がスタートするわけです。

日本では、福田さんが政治を放り投げ、麻生政権に、しかし、現状ではすでに国民の目は「次」の段階に目が移っています。何しろ、民主党の藤井さんに「総理大臣たるもの、もう少し基礎的な教養から勉強してもらいたい」なんて言われているようでは困ったものです。

とにかく日本の総理大臣は、どう考えても軽すぎる。
先進国でこんなに、政治のトップがコロコロと変わる国はどこにもありませんね。

アメリカなんて大統領選挙に予備選も入れれば一年もかけているわけです。
日本も、首相候補にもっと演説をさせたり、論文などを書かせて「書き取り」と「読み」のテストでもやる必要がある。なんて小学生か中学生の生徒会の選挙のようですね。

基本的には、国会議員から地方議員まで選挙で選ぶのは国民ですから、
一番の責任は国民にあるといわれればそれまでの話です。
政治意識と義理人情。群馬県にいればその矛盾が良く理解できます。

福田、中曽根、小渕、さらには二世の福田と近年これだけの総理大臣を生み出した選挙区は全国見てもそんなにあるもんじゃございません。

現在の内閣だって、中曽根二世と小渕二世の優子ちゃんが大臣なのです。
それで、小渕優子は「子作りをしたから、大臣になった」なんて言って、陳謝した笹川さんも群馬県なのです。あの、騒がしい、山本一太も群馬です。

多士多彩な人材がいても、昔からあのウチは福田。隣は中曽根派で、そのまた隣のあのおばさんは小渕さんに熱心だ。なんて昔から票読みができてしまうような地域が上州人気質です。

昔は、選挙ともなれば、「中曽根レストラン」に「福田割烹」、小渕は自らを「ビルの谷間のラーメン屋」なんて言ってました。
選挙ともなると、まるで、国定忠治の時代のやくざの出入りのような殺気立った雰囲気でした。と言ってはみても、国定忠治の時代のやくざの出入りを見たわけではございませんが・。

さて、そんな気風の北関東ですから、昔から石油ビジネスの販売競争も激しいものでした。古い方ならご存知のはず、あの「高崎戦争」が全国最初の過激な安売り戦争でした。○○屋さんが酒とガソリンを安売りして、同業者が抗議の焼身自殺なんて事まであったわけです。

今はございませんが「関越石油」なんて業者は、業転ビジネスの元祖みたいなもので組合の幹部がローリーを追いかけていた位です。それが48年の第一次オイルショック以前の出来事なのです。

現在ではCOCの大幹部であるS君と私は当時、丸善石油のサブ店で同系列。
ともに紅顔の美少年でした。彼のお父さんと私の父と親しくて、二代の付き合いです。

そんなわけで、サブ店の新年会などが伊香あたりの温泉旅館で開かれると、いつも末席で二人して、ブツブツ言っていたようなわけなのです。
福田康夫さんも、当時は丸善石油の社員で宴会では浴衣を着て一緒に酒飲んで頑張っていたわけです。

その後、特約店が倒産し、丸善石油は「赤字のツバメが左前に飛んで行った」わけで、コスモ石油が生まれて再系列化、

思い出します。石油業界の変遷。それが、今ではS君はCOCインディペンデント(独立系)の旗手として名を馳せています。
私は、システム屋で生きてます。

来年から、石油業界はどうなるのでしょう?

本日も石油メディアの方から質問されましたが、私に判るわけもありません。

暮れの、風情を思い出して

2008年12月25日 05時51分23秒 | Weblog
どんな人が読んでいるのか、おかげさまで最近ブログアクセス数が急上昇しています。

私は、年の瀬のなか今朝も早起きして来期計画と原稿書き、資料作成などの仕事をしています。
サポートスタッフは現在構築中の大阪のディラーまで年内最後の出張です。

昨晩のイブは近くの居酒屋で家内と若手社員のM嬢とで牛タンで焼酎を飲みながらのささやかなクリスマスパーティー。
居酒屋のおかみさんは、「クリスマスイブだから人が来ないと思ったのに、いらっしゃい」なんて迎えてくれました。

猫好きなおかみさんは、近くのビルの谷間に住む野良ネコに名前を付けては、餌を与えています。
店のママさんであるお婆さんは、おかみさんのお母さんです。

うちの家内も猫好きで、お婆さんのママさんと野良猫の話題で結構盛り上がっています。

今夜は永く石油業界に身を置いて、元売りの機関誌などを手がけてきた幼馴染のノブチャンと最近の石油ビジネス談義でもしながら二人で忘年会でもしてみましょう。
彼は某元売りの特約店向け機関誌「繁栄の鍵」を執筆していたので、全国の特約店の社長さんを知っていますから、共通の話題で盛り上がります。

お店は、すいとんの美味いあのお店にしましょう。
ママは昔、私の父親の実家のお勝手にいて修行したこともある方なので懐かしい味で、昔話にも話がはずみます。漬物小屋に付け込んだ大量の漬物の味が今でも懐かしく思い出されます。今度は、たくあんでも持っていきましょう。
昔は、社員というよりも住み込みの使用人がたくさんいて、
暮れともなると、みんなせわしく動き回っていたものです。

あの頃は毎年、決まって27日には餅つきをしたものです。
昼間からもち米を研いで、夕方から蒸籠(せいろ)で蒸して、
当時で30臼以上も付いていたものです。
子供達は餅つきの周りに黄粉やあずき、大根おろしなどの入った皿を手に持って集まって、つきたての餅をほうばって食べていた。
あの頃が懐かしい。

ガソリンスタンドを経営していたころは、年末は一番忙しくて大変な時期でした。除夜の鐘を聞きながら山の中の一軒家まで灯油配達をしていたものです。
酒屋の仕事も配達が忙しくて、とにかく、一生懸命、夢中で仕事をしました。
当時は、まだ門型洗車機なんて普及していなくて、スプレー式の洗車機で夕方になると車が凍ってしまい、手がしもやけだらけで、お正月に彼女とデートするときは恥ずかしかったですね。もうだいぶ昔の話になっしまいました。

あれから、何年たったでしょう。
懐かしい、田舎の、年の瀬からお正月。

石油業界、来年の業界予測は・?

2008年12月24日 16時48分54秒 | Weblog
今年は、季節感も感じないほどに一生懸命に仕事をしてきたような気がしています。
本当に短い一年間でした。あと数日で、当社の年内業務も終了します。

春先の「暫定税率問題」で我々の軽油税納税管理システム「D-TAX」が急に脚光を浴びることとなり、その後の忙しさは大変でした。

お陰さまで、お客様からのオファーには何とかお応えすることができたようです。
この不景気の中で、仕事を頂けた事に社員一同深く感謝しながら頑張ってきました。

特殊な作業ですし、それぞれの企業ごとに業態や内容も異なりますから、構築にはそれなりに時間もかかります。
しかし、これだけの構築事例を重ねましたので、現在ではスタッフも構築業務手順に習熟し、現在では、さらに多くの企業様からの要請にスピードアップして応じられるようになってきました。

来年からは、「卸・直売システム」の構築要請が忙しくなりそうです。

年末ですから、SS店頭をはじめ、直売流通も一番忙しい時期になります。

本年も最後のラストスパートです。
事故の無いように。
そして、風邪にも気をつけましょう。

来るべき年は、石油流通ビジネスにとって必ず大きなチャンスがあるはずです。

実は、数日前に「月刊ガソリンスタンド」誌の来年の予測を書きました。
後で、ご覧ください。

落ち着いてかかりましょう

2008年12月24日 09時52分07秒 | Weblog
今年の初めまで絶好調だった日本の車産業もアメリカの金融問題から派生した大不況でご覧のような惨状です。
今のままだと、あのトヨタ自動車でさえ営業赤字に転落のようです。
いかに今までの内部留保が潤沢だとはいえ、尋常ではありません。
それよりも「あのトヨタでさえ・・・」というショックの方が大きいですね。

もっともアメリカでは「ビッグ3」と呼ばれる自動車会社が、破綻の危機にあるわけですからもっと、とんでもないことが実際に発生しているわけです。

昨日は地方銀行を来春に退職するK氏とゴルフをしながら地方経済談義。
地方経済も自動車関連の製造業を中心に本当に急激に冷え込んで来たようですね、建設関連や建築関連も酷いことになっているらしい。

失業者も実際には中小零細企業の社員などの状況を加味すると実態はメディア報道よりもかなり深刻のようです。
ですから、一般国民が本当に不況感を感ずるようになるのは年明けからという事になるのでしよう。

大きな経済のマクロ情報の目線と自分自身の立場に立った具体的な身近な情報をうまく融合させながらキチンと整理してかからないと訳がわからなくなりそうな状況です。
自分自身の経営にとって絶対に必要な情報、絶対に知っておくべき知識、必ず必要となるレベルの知識や情報があるはずです。

田舎の商店のオヤジであれば世界景気を憂うまえに自分の仕事の手を休めずに、今の仕事に精を出せといいたいところですが、実際にはこれからどんな風にして生きていくのかその方法を考えよう。という訳です。

世界が大不況なのだ。
あのトヨタ自動車でさえ赤字になるそうだ・・

だから自分の仕事なんて赤字でもしょうがない・・・・・
これが一番悪い思考でしょう。

どんなに景気が悪くても、赤字の企業が増えてきても・
自分の会社の収益性だけは絶対にキープしてやろう、
という取り組みが成功のポイントです。

絶対に妥協せずに、自分達に出来ることから一つづつ、
確実に一ずつ、正確に、焦らずに、落ち着いて冷静沈着に事を進める時代です。

アットホームな忘年会

2008年12月23日 06時29分19秒 | Weblog
あなたはこの不景気はいつまで続くと思われますか・?。
一般的には3年から5年程度という見方が多いようです。
政府は、消費税に関して3年程度経過して、景気が回復したら上げると言っているようですが、3年経過してそれでも景気が低迷していて、消費税があげられないということになる可能性もあるわけです。

3年経過したらさらに国家財政が悪化して、国民経済も大不況なんてことになっていないか心配です。
国がGDPの3倍の借金を抱えたら戦時経済らしいですね、第二次世界大戦で敗戦し預金封鎖された時点がGDPの3倍だったようです。

このまま経過すると、それほど遠くない時期にその危険水域レベルに到達するという見方もあるようですから心配です。

昨日は、いつも昼食を食べに行く食堂の親父さんが主宰する忘年会でした。
夫婦二人だけで家庭的な小さな店をやっているのですが、
なぜか多彩な人達が集まっているようです。
私も、家内とよくお昼を食べに行きますが、今回誘われまして会費4000円也を払って参加させていただきました。

レストランのコックさんやお医者さん。酒屋の親父さん。
ソフト会社のSEの方までいらっしゃって、本当に多彩な人たちの集まりでした。
小さな店なのに20人位の方が集まっての忘年会。
ギターを持ってきた方は昔、クラブで歌っていたんだそうです。

みんなで歌を歌っていましたが、伴奏がギターで、カラオケではないところが本当に粋ですね、いい雰囲気です。

料理も「てっちり」からいろいろと値段の割には充実で、親父さんとおかみさん。さらに娘さん夫婦まで参加して、とてもアットホームな雰囲気なんです。

こんな店もあるんですね。

大不況の中で、小さな店を中心にして、知らない人同士が集まり
気兼ねなく忘年会。不思議な体験でした。

はじめての体験でしたが、時間がたつのも忘れました。