ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

灯油戦略今年の動向・・・最新情報

2006年08月31日 19時18分22秒 | Weblog
今年からは本格的なネットワーク構築が多くなっています。
広域展開、ハンディPOS]からの売上データ転送もWEBを活用するケースが多くなっており、省力化は格段に進みそうですから灯油ビジネスの企業間の収益格差は一段と拡大しそうです。

さらに、WEBを活用した24時間、無人受注体制のフィルードテストなど凄い企画が幾つも計画中。

現在開発中のローリーメーカーとの連動システムも画期的なシステムです。
ご期待ください。

連続出張

2006年08月28日 15時31分04秒 | Weblog
月曜日はミーティング。
提案資料の作成やら、出張準備で忙しい。
今週一杯は中部北陸への遠征予定です。

来週からは、いよいよ東北へ向かいます。
その後も営業スケジュールは目一杯です。

売れれば、売れたで全ての業務が忙しい。
さりとて、誰でもできる作業では決してありません。
現在は、時間、人、モノ、金が全て不足気味です。
早くゆっくりとしたいものですが「季節商品」なので仕方がありません。

昨年とは全く営業パターンも異なり、中身のある動きになっています。
結果はあとから付いてくる。

顧客の絶対数確保

2006年08月28日 08時52分14秒 | Weblog
高速道路を使用しての移動距離が長いので一日に2回程度給油しています。
確かに、どこのSAの給油所でも給油のためにたくさんの車が並んでいます。

夏休みが終わってから市況と販売動向はどうなるのでしょう?
関東エリアでは一般道SSではセルフでもかろうじて140円をキープしているようです。(一部では例外もありますが・・)

これだけ走るとやはりガソリン価格も気になります。


ところで、某有力特約店の役員さんと話したら、「ガソリンの販売ボリュームを落とすわけには行かない。関連商品販売やらホームエネルギーを通じての油外収益確保が今後の経営の最大ポイントなので顧客数のパイは絶対に確保すべきである」との事。

灯油戦略も含め、先手必勝の準備です。
夏休みが終われば、秋の行楽から灯油シーズンへまっしぐらです。

ところで、今年1~3月の灯油収益は素晴らしかったとの事。
今年からは、シーズン初回納入を目指しての拡販戦略を展開するための準備に一生懸命です。

最新版ハンディPOSターミナル

2006年08月24日 11時12分20秒 | Weblog
今回、「雪ん子」が採用したNECのハンディPOS最新バージョンは凄いです。

もちろん、ウィンドウズ版ですからインターネットにも接続できます。
画面はカラー液晶ディスプレイ、仕様はまさにパソコンそのものです。
メモリーも大幅に強化されていますので単体でも数万件の顧客データの保有が可能。

さらに、ブルートゥースによる通信対応ですから計量データはケーブルを接続しなくてもソフトウェアへの読み込みが可能です。現在某大手企業が全国で展開する灯油戦略ではブルートゥースを前提にこのハンディPOSでの展開を計画中で、すでに開発も進められています。

これがあれば、SSフィールドでの売上処理などもハンディPOSで処理できますから、SSフィールドでの稼動の可能性までありそうです。

ポイントカードなども不要になるのでしょう。顧客管理システムとしての運用コストは劇的に削減できるはずですから可能性は無限です。

しかも、経費を掛けずにもっと素晴らしい販売促進のアイデアが生まれてきそうなのです。

ITを「切り口」として考えると、システム開発の可能性とスピードは本当に恐ろしい時代です。

「セルフ」だけでなく、ここ数年でSS店頭オペレーションの大革命が起こる可能性もあります。

当社としては、アイデアを具現化すべく開発作業を進行中です。
本日も、午後から数社との打合せなのです。

我々は、「灯油配送システム雪ん子」と、「軽油税納税管理システム D-TAX」の二つの石油業界向けソリューションシステムを日本で最初に開発してきました。

現在、『決定版』として、他の追従を許さないオンリーワンのソリューションを企画しています。

ご期待ください。




処暑の候

2006年08月24日 09時06分39秒 | Weblog
まだ8月なのですが、すでに石油業界紙には「灯油戦略」の話題が目立つようになりました。
私の原稿も幾つか業界紙に出ています。「雪ん子」の記事や広告も例年よりも早めの掲載が多くなっています。
新聞社や雑誌社なども、読者の「灯油」記事に対する注目度が高まっていることを認識しているようです。

システム販売が生業である当社ですが、私も行く先々で経営者の方からは「今年の灯油市況」などの情報も求められます。
灯油ビジネスに対する期待感の大きさを感じます。灯油の収益動向により決算が左右される企業が多いようです。

地域差はありますが、一般的に6ヶ月から4ヶ月位の灯油商戦が企業としての決算状況を決めてしまうのです。
灯油ビジネスはシーズン市況である程度の収益見込みは立てられます。

最近ポイントとなって問合せを頂くのは、スピーディーな単価設定と変更への対応でしょうか、
昨シーズンの事例もあり過激にしかも短期間に何度も大きな「単価変更」など余儀なくされる場合、細かい期間での単価設定変更が要求されます。これには、「単価ランク設定」が有効です。お客様を使用量も決済条件、購入窓口別などの条件で細かく区分しておき、「単価ランク」だけを設定するだけで一括して瞬時に「単価変更」が可能ですし当日の「販売単価」は全てのハンディPOSターミナルに一斉に配信設定できます。一日の作業中であっても午前、午後で単価変更も可能です。

納品書、領収書への単価表示、金額表示なども「表示する・表示しない」について「設定」により一斉にコントロールする事も可能です

健康管理

2006年08月23日 11時06分01秒 | Weblog
昨日は山形まで車での日帰り営業。
スタッフが2名同行でしたので運転する事も無く、居眠りをしながらの楽な移動でした。
しかし、今週末には北陸までの片道7、8時間を一人で移動するスケジュールになっています。
現在私は、独身なので、健康管理が大変です。

現在スタッフ全員それぞれが仕事を抱え全国を飛び回っています。
コンピューターや「流通」に精通したスタッフが欲しいところです。
業務の流れや営業手順の難しさを考慮すると自己流ではとても適応できるスタッフはいないはずですから時間を掛けて育成するしかありません。

組織と業務内容の構築に関しての手法は「結果が全て」のビジネスですから、成果の出せる手法についてのトップダウンしかないのでしょう。
ただ「仕事をしたい」だけの人間では通用するはずも無いのです。

段階的に「成果と結果」を学習しながらこのビジネスのあるべき姿を模索しながら経営を行うことの大切さを痛感しています。
それぞれのスタッフは自分の考え方が正しければ、それぞれの結果が出せるはずです。
なるべくストレスを溜めないように頑張っています。
現在の自分にとっては「健康管理」がポイントなのです。

「雪ん子」ユーザー様へ

2006年08月21日 08時05分11秒 | Weblog
ITの進化は早いもので、4年も経ったらソフトもハードも大きく様変わりしています。
必然的に、「雪ん子」もバージョンアップを重ねだいぶ進化してきました。

先週は古いユーザー様からの要望により広域配送センター設置に関する打合せ。
モバイルハンディPOSやネットワーク環境を活用した広域展開の可能性について説明しました。

それぞれの地域、企業によっていろいろな手法があります。それが課題(ソリューション)なのです。

ユーザー様からの、システム増設や拡張開発のご要望などは大変うれしいものです。
新しい、お客様をご紹介頂いたり、本当にありがたいことです。
期待とご要望にお応えできるようキャリアと「引き出し」をフルに生かして、お役に立ちたいと考えています。

現在、企画中の最新のビジネスモデルを展開する計画です。

我々のビジネスも大きな過渡期に入り、より「専門的」になってきました。

今日は一人で仕事

2006年08月16日 13時41分38秒 | Weblog
今日は一人で仕事をしています。
灯油システムの検証やら企画やら結構忙しいのです。

古い知り合いの石油業界紙の記者のAさんから電話です。
夏休みですが彼も記事や原稿まとめで大変なようで、久し振りに長話。

彼は昔私が石油業界で暴れまわっていた頃からの古い友人なのです。
軽井沢の山の中まで訪ねてきて、一晩中石油業界の話題に花が咲き泊まっていった事も何度かあります。

あれから十年近くにもなりますが、今考えると業界の流れはその当時二人で予測していた通りになっています。

ですからある部分お互いに意見やアドバイスを交わしながら認め合えることができます。

昔の石油業界の友人もだいぶ少なくなりました。
元売や商社などで残っているのは、ほとんど役員様となり、偉くなってしまい簡単には口をきく事もできませんが、たまには懐かしい電話もきます。

結局のところ、私は現在でも間接的には石油業界に生きているわけで、いつの間にやらベテランとなってしまったようなのです。
日本の石油業界自体まだ創世記から見たら日が浅いのですからしょうがない。

少しでもお役に立てる事があれば、日本中何処でも出かけていきましょう。
明日から、また、遠征です。頑張ります。

石油ビジネスマーケット

2006年08月16日 11時15分49秒 | Weblog
今年から、灯油販売マーケットは大きく変わります。現在全国各地で大手ディラーや元売系販社による受注配送体制の本格構築が開始されているからです。

これは、SSのセルフ化や閉鎖の多発、経営環境悪化などの販売店レベルでの配送体制弱体化などで「配送過疎地帯」が多発している事が大きな要因となっています。ご承知のとおり、現状では灯油に関しては店頭販売と比較して「配送灯油」の収益性と安定性は抜群です。激戦地の関東ではSSは閉鎖しても「灯油配送」だけは継続したいという経営者が多数存在しています。
「一定のボリュームがあれば」の話ですが、灯油配送業務はシステム導入による業務省力化で大きな採算性がみこめる事も確実です。

現在、灯油戦略を進めている大手各社とも「ホームエネルギー部門」、「ホームライフ事業部」とかの切り口で新たな顧客囲い込みの展開に入っています。ガスはナショナルやパロマの機器の問題、電気は非常時の停電の課題、灯油にも課題はありますがホームエネルギーとしてはまだまだ商品寿命はありそうです。はたして、原油が高騰して、将来は不足するからという理由でガソリンスタンド経営を止める企業がありますか?

エネルギー転換に要する期間については、もちろん大きな流れはありますが、石油、電力、ガスなどのそれぞれの企業と消費者が存在する限りリテール業者としての使命は必ず継続するはずです。むしろ、当面は「灯油」を切り口とするホームライフ事業に対しての経営転換をすすめる時期に入っています。灯油を「切り口」として顧客をどのように囲い込むか、エネルギー関連機器、住宅関連機器の販売などに重点が移りつつあるのでしょう。消費者から見た場合、地域それぞれのSSに対してホームエネルギー関連機器を中心としたサービスにより大きなニーズが発生していると考える必要もありそうです。この分野ではSSが生き残り再び成長する可能性は大きなものがあります。

SS業者の原点は地域との密着性にあります。
たしかに、消費者は「良い商品を安く」供給する事を求めています。
「良い品を安く」簡単な言葉ですが中身があり、古くから言い尽くされてきた言葉です。
ガソリンや石油製品に「商品格差」がありますか? 消費者が品質格差を認めていますか?
無いとしたら、「安く」のために「価格差」のみで、安売りをするのですか?
これでは、いつまでたっても結論は出ませんね、

競合する近隣他社に「差」をつけるとしたら、どんな手法があるのでしょうか?
自分が消費者の立場にたってよく考えてみる必要もあるでしょう。
現在のSS業者が全て生き残れるわけではありません。
しかし、石油需要がある限り、消費者ニーズがある限り「石油流通ビジネス」は存続します。

自由化の時代、系列だけに頼らず、自らの経営努力を惜しまない業者が「勝ち残る」。
都合の良いときだけ、系列や組合を利用し、都合の悪いとは系列や組合のせいにする販売業者は淘汰されます。
これからの時代、「格差」がつくのは当然です。

読書の時間です

2006年08月14日 11時57分26秒 | Weblog
ある大学の教授が夏休みの課題読書として池波正太郎の時代物「鬼平犯科帳」を学生に勧めているとの事で、私も文庫本を求めてきて読み始めました。
これがまた非常に面白い、江戸時代の風俗、食べ物、人情の機微。
なにより勉強になるのは長谷川平蔵の「人の使い方」です。

厳しいだけでなく、部下に対する思いやりには本当に反省したり勉強したりで感心しながら読んでいます。
色々な盗人(泥棒)が出てきます、泥棒にもいろいろな人生があります。ダンディズムもあるのです。
それを捕まえる長谷川平蔵と素敵な部下達の人情物語。テレビでは中村吉衛門の当たり役です。

長谷川平蔵様という人は、つまり、
こわくてやさしくてあたたかくて、思いやりがあって、
そしてなによりも……こわいお方じゃ。
(「用心棒」より)

文庫本で全23巻とのことで、現在15巻まで読破しましてあと8巻残っていますが一気にいけそうです。

読書は人に「生きる力」を与えると言われます。
私のような凡人には有名な文学書や難解な哲学書ではなかなか理解できない事でも、時代劇なら面白い。ところどころで涙を流したり、声を出して笑ったりしながら読んでいます。

食いしん坊の私としては、江戸時代の「煮付け屋」や小料理屋へもタイムスリップして見たいものです。

生薑をきかせ、巧妙に葱をあしらった兎汁/さっと煮つけた子もち鯊と湯豆腐、貝柱飯/うす味の汁でさっと煮た白魚の潰し卵かけ/大根と油揚げ/芋膾/浅蜊と葱の煮込み/田螺とわけぎのぬた/白魚と豆腐の小鍋だて/天麩羅そば/茄子の香の物へ溶き芥子/鯉の洗い/鮎、とうふの田楽/鰻/芹の味噌椀、わけぎと木くらげを白味噌和え、鱒の味醂漬け嫁菜ぞえ/鯉の塩焼、軍鶏の臓物の鍋/白髪蕎麦/田舎蕎麦/鴨の網焼きと吸い物/蒟蒻と油揚げと豆腐の和え物/そばがき などなど、江戸時代の庶民のメニューも一杯なのです。

今年は、素敵な平蔵さんとの夏休みです。昨晩はマンションのまん前に大きな花火が上がって一人で『平蔵さん』を読みながら見とれていました。

私のライフスタイルもボチボチと。。