ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

灯油マーケットの地域寡占化

2006年10月31日 08時32分59秒 | Weblog
配送灯油に関しては、地域寡占化が急速に進行中です。
灯油販売に積極的な業者と合理化などにより配送体制の弱体化に悩む業者の優勝劣敗が顕著になりつつあります。

シーズンを前にして、既存「雪ん子」大手ユーザー様のネットワーク構築が現在に至るまで盛んに行われています。IT環境の進化により営業所や支店を低コストで広域カバーできる灯油配送体制の構築による業務集約化が急速に進行しています。

今後はアナログ作業の一般企業とのコスト格差は一層拡大するはずです。

受注から配送計画、売上処理、データ分析まで非常に簡略化、合理化されたシステムは仕切り格差よりも大きな業務コスト格差として企業収益に大きく貢献できるといわれます。その事が仕様ユーザー様に認めていただけた事は嬉しい限りです。

石油販売業者にとって、冬場の灯油ビジネスは最も安定した企業収益の生命線です。今シーズンも灯油ビジネスをスタッフ全力でサポートします。

よろしくお願いいたします。

話は変わりますが、最近大ヒット中のテレビコマーシャルソングで有名な食品会社の流通システム部門の構築を受注して作業を開始しています。畑違いとお思いでしょうがさにあらず、特化した流通ソリューションベンダーとしての我々の存在が認められたと喜んでおります。

おかげさまで、全員がビジー状態ですがチームワークで油断なく頑張ります。

業務サイクル

2006年10月30日 08時35分38秒 | Weblog
灯油シーズンが開始されると灯油システムはほとんど販売がなくなります。忙しい盛りにシステム構築をする事は大変です。

以前は冬になると春まではサポートオンリーで「冬眠状態」でした。最近では3月決算を前にして軽油税納税管理システム『D-TAX』の立上が増えそうなのでようやく我々の業務サイクルも通年ビジネスになりそうです。

今年は、大手企業による流通管理体制の整備なども増えています。

軽油税システムの開発から4年を経てようやく「D-TAX」も軌道に乗りそうです。

一つのソリューションを開発し世に出して、売れるようになるまでには相当な時間と努力が必要だとつくづく感じている昨今です。

日本で唯一の軽油税専用ソリューション。オンリーワンビジネスが全て暗中模索のなかからスタートしてようやく本格的に一人歩きを開始しました。

今後が楽しみです。


ロバート・キヨサキの「石油危機がやって来る」

2006年10月27日 16時01分28秒 | Weblog
世界的なベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」で大人気の日系4世のロバート・キヨサキさんが『金持ちがますます金持ちになる理由』というブログを書いています。

最近、ロバート・キヨサキ氏が「石油危機がやって来る」という説を唱えています。何かヒントになる事があるかもしれません。

この文章を読む限り石油ビジネスもこれからは悪くはないような感じです。

アメリカ人でもこんな風に考えているのですから、資源のない日本で何が起こるのやらわかりません。

気が向いたら、一読して参考にしてみたら面白いと思います。

http://biz.yahoo.co.jp/column/company/ead/celebrated/person4/061025_person4.html

風林火山

2006年10月27日 09時12分56秒 | Weblog
毎年、年末から正月はNHK大河ドラマの小説を読む習慣があります。
来年は「風林火山」ということで、早々と新田次郎の「武田信玄」を読んでいます。

NHKの大河ドラマはその時々の時代背景や世相に合っているような気がします。

来年の大河ドラマの原作は新田次郎ではないようですが、一人の人物の描き方として異なる著者の描写を見てみたいと考えまして最初に選びました。

若き武田晴信の時代の女性関係に関する事。影武者の話、第三者である武田側からみた「桶狭間の戦い」など歴史小説も裏側から見たら非常に面白い。

武田信玄の戦の仕方は、まさに現代のマーケティング戦略の実践で情報戦ともいえます。戦に美学を求める謙信との長きに渡る戦いはまさに、現代の経営戦略に通じるものがありますね。

寝床で睡眠薬代わりに読みながら、秋の夜長を過ごしています。

SS業界も戦国時代。

長期的経営「戦略」と当面の戦いに勝つ為の「戦術」が大切です。








灯油市況の話題

2006年10月26日 17時42分03秒 | Weblog
本日も某大手商社系で打合せ。
シーズンですからやはり灯油の相場市況の話題が出てきます。

誰にも読めない、天候事情。
昨年の事もあり、難しいスタートとなりそうです。

一般的には11月頃から「上げ」とみている方が多いようです。
流通リテールでは「仕切・業転市況」ですが、上流ではまさに「相場商品」です。

しかし、全体的には昨年度の上げで、価格設定に大変な苦労を経験した業者が多いようでシーズン最初からの「馬鹿値」提示は少ないのではないかという見解もあります。今後、市況が強くなる事も予想されるためリテール市況には注目が集まります。

昨シーズンは外資ファンド参入なども話題になりました。輸出という手段もありますし、北朝鮮情勢も流動的です。

このように灯油は現在では「商品相場」の対象で投機商品なのですが、大量な実需販売を持つ業者にとっては収益的にも魅力ある商品となりつつあるようです。

今後はSSで損しても、灯油相場で大儲けなんてこともあるのでしょうかねぇ・


一直線です

2006年10月26日 17時21分29秒 | Weblog
案件対応、納入立上作業、サポート、開発作業も大車輪。
一直線の営業活動です。

上場企業も複数あり、対応には時間も掛かります。
時間が掛かる大手企業さんほど、決まると構築を急がれます。

少ない人数で全員戦闘中。
人が足りなくても、戦力要員に育つには時間が掛かります。
全員が石油流通プロフェッショナル軍団。

こんな時だからこそ力が付くのです。
まあ、暇過ぎるよりは嬉しい事です。
創業時からみたら嬉しい悲鳴なのです。

いよいよ、石油流通ソリューションのプロジェクトが本格稼動です。
嬉しい反響です。

生きる課題

2006年10月25日 17時57分22秒 | Weblog
世の中には課題の全くない人はいないそうですが、対人関係やお金や仕事の悩みなど不安と悩みがある事が生きている証拠なんだそうです。

とても、人の悩みに答えるような余裕もない自分ですが、どうも性格なのでしょうか最近色々な相談事を持ちかけられます。

自分の体験談などをもとに慰めている自分自身も反省しながら話をよく聞いて、助言するように勤めています。

人の一生に関する問題なんてそんなに簡単に結論や定義づけができるはずもありません。無責任な事は事は絶対にいえません。

人は自分よりも不幸な人や悪い条件の人がいることで安心できるものなのかもしれません。人は弱いものですから・・・・。
私の人生はあくまでも私自身の体験であり、考え方であり「生き様」なのです。
全ての人に同じ努力する心や能力、忍耐があるわけでもないわけですから、
「できる、できない。」「やる、やらない」はあくまでもそれぞれ個人の生きる課題として自分で現実と向かい合う事が大切なのでしょう。

チカラになれる事はなんでも協力しましょう。
しかし、自分で決断すべき事は自分で決断する事が大切です。
誰でも生きるための課題解決について決断が必要な時があるものです。

だれ憚ることなく反省していた彼のことですから必ず立ち上がるはずです。
私は、そんな男が大好きなのです。

きりたんぽ

2006年10月25日 08時26分06秒 | Weblog
秋田県のお客様から「きりたんぽ」が送られてきました。
サポートセンターで食して、残りのスープを鍋まで家へ持って帰りお餅をいれて夕食でまた食べてしまいました。久し振りの比内鶏のスープはなんともいえず、東北地方を一人で「巡業」していた頃が懐かしく想い出されました。この「きりたんぽ」の味は私にとっては仕事の基本に帰る味ですね。ありがとうございます。

今年は「雪ん子」の営業も順調に進んでいます。
多くの場合、灯油ビジネスは手作業で行っていた企業が多く地域性、業態、規模などで本当に企業毎に根付いた多様な業務形態や商法があるものだと思います。特に永いキャリアの配送スタッフなどにはそれぞれの癖や慣れからの個人での作業囲い込みなどもありそれらの改革が課題となっているところもあります。

システム導入によりなるべく業務手順を平準化して、効率化を図るのがポイントですが、そこには、やはり永い間の習慣やIT機器などに対するアレルギーなどがある場合もあります。配送スタッフに運用指導すると「こんなに簡単なのか」と感心していますが逆に配送作業の時間効率や個人別収益成果をはじめ情報が明確となるため複雑な心境のようです。

当然システムの仕様に関するご要望や不満点などが出る場合もあります。
「こんな事がして見たい」、「こんな機能が欲しい」、「この部分をもっと充実させて欲しい」アイデアやご要望は本当に多様です。「雪ん子」はそんな現場でのご要望を取りまとめながら20年以上の歳月をかけて成長してきた灯油専用システムです。最初の仕様からみたら驚くほどの機能に成長しましたが、ユーザー様からの機能追加のご要望はまだまだ尽きません。

まるで、SSのPOS以上だね、なんていわれる様になってきました。

秋田のTさん、ご馳走様でした。
Tさんのところへ私一人で伺ったあの頃が懐かしく想い出されます。
今後も頑張ります。
ユーザー様の喜びが我々の次の開発力につながります。

感謝と商売繁盛の願いをを込めて、上州の「縁起だるま」を送らせて頂きます。


雨ですが

2006年10月24日 07時49分08秒 | Weblog
季節の変わり目の雨です。
一雨ごとに寒さが増してくるこの頃です。

灯油もボチボチ動き出します。
石油業界のほとんどの方がスタートの走り値に眼が行きます。

全体的に価格低下が続くなかで灯油の値取りに対する期待感が大きい事が判ります。

これからも、システム立上作業は続きます。

忙しいので書き込みもままなりません。

久し振りに

2006年10月23日 10時33分53秒 | Weblog
土曜日の夜は友人5人から飲み会のお誘いで夜の街へ・・・
どうも我々の世代は退社して(実はリストラされて・?)暇な人間が増えてきました。ユーターン就職で故郷へ帰ってくる者も増えています。来年の2007年になるともっと閑人(ひまじん)が増えるのかなあなんて嘆きながら、友人同士は地元での再就職情報の交換会です。中年オヤジの再就職活動は大変です。

ほとんど以前はサラリーマンの友達でしたが、私に声を掛けてくれたのはバイタリティーと生命力を評価していただいたようで色々と意見や情報を求められました。

どうも我々団塊の世代はいまの世の中では、「散々いい思いをしてきて・」という批判が強いようで、特に若い世代達からは嫌われているようでジェネレーションギャップはかなり大きいものがあります。新たに企業に入ってもどうしても頭の切り替えができなくて疎外感に悩まされているようで難しい世代です。

自分に何ができるのか、社会が自分のキャリアに要求するニーズは何なのかをよく考える必要がありそうです。

2007年問題の現実には厳しいものがありそうです。