平和記念公園9：あなた知ってる”動員学徒慰霊塔”

広島市中区大手町町地区の平和記念公園(原爆ドーム南側)に建立されている「動員学徒慰霊塔」です。

日本政府は、1944年8月に学徒勤労令を発し、中学生以上の生徒は軍需工場等での勤労奉仕が強制されました。
11月には、空襲による延焼を防ぐため、民家などの建物を取り壊し防火地帯をつくる建物疎開作業にも、多くの生徒が動員されました。
広島市でも被爆当日(1945年8月6日)市内で建物疎開作業を行っていた国民学校高等科以上の生徒約8,400人のうち、約6,300人が犠牲となり、また市内の各事業所に出ていた多くの学徒も犠牲者となったそうです。

「動員学徒慰霊塔」の後側に
戦争遂行のため勉学ではなく、
動員学徒として「食糧増産作業」「女子生徒の縫製作業」「工場における作業」なども行っていたのです。
それに「広島の灯籠流し」の四枚のレリーフが建立されています。
このレリーフ作者も(文化勲章受章の)圓鍔勝三先生です。

2023年7月20日撮影
(裕編集の)動員学徒慰霊塔のレリーフ


国土地理院の地図を使用し加筆しています

8月1日(安芸区のわが家付近)天候：はれ
28.7℃、71%

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中國新聞2面内政・総合面の記事に目が留まりましたので追記しました。
「国産ワクチン初承認」
このブログでも、コロナ感染者数を長く取り上げていましたので、いつになったら国産のワクチンができるのかと思っていたからです。
『厚生労働省の専門家部会は7月31日、
・第一三共が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、製造販売の承認を了承した。
(今年1月に申請をしていた。)
厚労省は近く正式に承認する方針で、承認されれば新型コロナで国内企業が開発した初の純国産ワクチンとなる。ただ、初期に流行した「従来株」に対応した成分を使ったもので、現時点で活用方法は決まっていない。
・一方、塩野義製薬が開発したワクチンは継続審議となった。
(昨年11月申請をしていた)・・・・』
M社のオミクロン対応ワクチンを6月28日接種しましたが、
今後の、国産のXBB対応ワクチンの開発をと願わずにはおられません。