ブラタモリに出演なさった方(例の、「砂壌土」のセンセイです)
の著書に『渋沢栄一の深谷――写真で訪ねる ふるさとの原風景』
という本があります。
(著者:河田重三 清水勉、さきたま出版会、1800円+税、
協力:公益財団法人 渋沢栄一記念財団)
都内某所の書店にて。オッと思って撮影。
タイトルに「写真で訪ねる」とあるように、
写真でいっぱいの本です。
栄一の生涯を通した多彩な活動を反映して
多様な方面から あらゆる活動の歩みと
その背景を紹介していて 飽きさせません
というか、まだ読んでいないのですが、
飽きなさそうです。
「8 利根川舟運の拠点 中瀬河岸場」の写真、
「遠く榛名山(左)と赤城山(中央)を望み、
利根川を背にする中瀬集落」(p29)
という写真を見て、住職は
「中瀬の吉祥寺が載ってる!」といって大声を出しました(笑)。
また、パラパラとめくっては
ここは、あそこだ! と喜んでいました。
地域を知ってる人には とても楽しい本です。
知らない人には
身近に感じていただける写真でいっぱいの本です。
中瀬河岸場を 渋沢栄一を 桃井可堂を 煮ぼうとうを
東京駅を 深谷の煉瓦を 富岡製糸場を 東京商工会議所を
東京証券取引所を 東京都健康長寿医療センターを
血洗島を 渋沢平九郎を
少しでも知りたいと思う人には
ぜひ手に取っていただきたい本です。
1800円(税別)です。