野球少年は夢を見る…MLB篇

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これが球団批判への制裁だ、松坂大輔(11日・フェンウェイパーク)

2009-10-13 19:55:48 | Boston Red-Sox
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WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)連覇(2大会連続MVP)に始まった、今シーズン(2009年)が、まさか、こんな形で終わるとは……松坂大輔(ボストン・レッドソックス)。シーズン(リハビリ)中にチーム批判をした、これ(プレイオフに登板なし)がその報い、制裁なのかもしれない。

 東北楽天ゴールデン・イーグルスのトッド・リンデン外野手(29)にしてもそうだが、プロ野球選手の球団(あるいは)監督への批判は≪御法度≫。したら、厳罰に処せられる。松坂への厳罰がこれ(だけ)で済めばいいが……

 それにしても、ボストンは昨日(現地11日)の第3戦、【9回表】2-OUT(ランナーなし)まで「6対4」2点リードしながら、守護神(クローザー)のジョナサン・パペルボンが突然≪炎上≫して、「6対7」で逆転負け! こんなに滅多打ちを喰らうパペルボンを初めて見た。
 こんなパペルボンを見ていると、来シーズン再びスターター(先発)転向の話が≪再燃≫するのでは? と思ってしまう。新しいクローザー候補には、【6回表】0-OUT満塁のピンチを1点で凌いで見せた(常時99MPHを投げる)速球派の背番号「60ダニエル・バードがいる。……パペルボンも(クローザーとしては)そろそろ限界かもしれない。

 パペルボンが先発に回るとなると、先発に右腕が4人。バランスを考えて、右腕投手に一人「トレード」が通告されるかもしれない。その筆頭候補が、松坂になるかもしれない。元々先発に転向する予定だったパペルボンが“クローザー”に戻ったのも(2007年の)松坂の加入が切っ掛け(要因)。
 パペルボンと松坂。両者は「」の関係。一方の運命(環境)が変われば、一方の運命(環境)も変わる。そういう関係。来シーズン、二人の運命(環境)はどうなるか? 両者が≪デュオ≫を奏すのが理想だが、それはもう「落日」の運命にある、のかもしれない。

 そういえば「5対2」でリードした【8回表】のマウンドには、シーズン途中に(ニューヨーク・メッツから)移籍した左腕ビリー・ワグナーが上がったが、2失点して昨日の敗戦の立役者(“戦犯”)になってしまった。
 本来(昨シーズンまで)なら、あそこは左腕・岡島秀樹の「持ち場」だったのだが、シーズン後半に右脇腹を痛めて、防御率も3.39。そのためにワグナーを補強したが、これが≪徒≫になった。岡島が万全なら……例え不調でもワグナーよりは「マシ」だったかもしれない。

 いずれにしても、このポストシーズン、初戦(ディヴィビジョン・シリーズ)で敗退(しかもスウィープ=3連敗)したボストン・レッドソックス。来シーズン以降のチーム改造は必至だ。FA(フリーエージェント)やトレード戦線でセオ・エプスタインGM(ゼネラル・マネージャー)の名が踊るだろう。……その渦の中に「マツザカ」の名も挙がるかもしれない。

松坂、登板なき終戦…レ軍まさかの3連敗 (SANSPO.COM)

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