野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

さらば、城島!(19日・シアトル)

2009-10-21 19:25:51 | Seattle Mairners
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 来シーズンから寂しくなる。セーフコ・フィールド一塁側ダッグアウト、イチローの隣には「いつも」城島健司がいた。今シーズンはイチローがDL(故障者リスト)入りして、一人で「寂しそう」な城島を見てきたが、来シーズンからはイチローが一人「寂しく」になる。

 2008年から(総額2400万ドル=約21億円)4年契約を結んだのに、レギュラーの座を剥奪された城島。その間、シアトルのフロントは混乱(政争)状態にあり、GM(ゼネラル・マネージャー)と監督(“スキッパー”)が交代し、城島の「立ち位置」が変更された。
 特に監督=ドン・ワカマツ氏はキャッチャー出身だけに、城島への評価が辛かった。(一部の)スターター(先発投手陣)から城島への(リード面の)苦情が寄せられると、その意見を採用してしまった。

 城島は日本人「捕手」でもメジャーリーグで通用することを示して見せたが、同時に言語(コミュニケーション)を介するリード(インサイドワーク)面で“文化摩擦”に直面した。この現実は乗り越えられないと判断して、城島は日本に帰る決断を下した。
 しかし≪パイオニア≫。キャッチャーとして(メジャーリーガーとして)可能性を示して見せた。後に続くのは誰か? この“文化摩擦”に(果敢に)挑む兵(つわもの)の登場を待つ。

「城島は誤解されている」マリナーズ投手が語る退団劇 (スポーツナビ)

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