野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

調子は良いのに、苦悩する松坂…(10日・ロジャーズセンター)

2010-08-13 13:08:30 | Boston Red-Sox
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 初回に3者連続三振を奪ったピッチャーには(その後)KOされる(勝利投手になれない)運命が待ち受けているのだろうか? 10日(日本時間11日)の松坂大輔(ボストン・レッドソックス)も、トロント・ブルージェイズ戦の初回に3者連続三振! 最速=95MPH(153km)を記録して、絶好調! 快速球が“唸り”を上げていた。

 このピッチングに“酔わない”方がどうかしている。松坂本人もキャッチャーのヴィクター・マルチネスも速球(ファストボール)の威力を過信したが、その速球を狙い打たれ、【2回裏】にソロ、【3回裏】に3ランを打たれ、4失点。
 松坂にとっては≪最速≫(95MPH)でも、メジャーリーガーにとっては“そんなに速い球ではない”という現実……これがメジャーリーグの凄いところ。しかもトロントは(実は)メジャー(30チーム)で最も「本塁打」数の多いチーム。≪最強≫重量打線だった。

 松坂は試合後、「ピッチングが下手だな、と自分で思う」と自嘲してみせたが、そんなピッチャーをリードするのは、キャッチャーの役目。今回もマルティネスとは再三、呼吸が合わず、何度もマウンドに駆け寄って、サインの確認(?)をする始末。……相性が悪い、≪最悪≫だ。
 真っ直ぐが狙われているなら、変化球で目先を躱(かわ)すのが、キャッチャーの役目。それが出来ないマルティネス。本来の「正捕手」ベテラン、ジェイソン・ヴァリテックなら、チェンジアップを織り交ぜて、松坂の良さを引き出してくれる、最適な女房役だった。そのヴァリテック(骨折でDL入り中)と組めない、松坂。……(調子は良いのに)“何となく”苦悩は続く。

松坂、2被弾で4失点KO…9勝目ならず (SANSPO.COM)

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