絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

私立小学校に合格してから入学までの数ヶ月どう過ごしたら良いのでしょうか?パート2

2012年01月02日 22時00分32秒 | 受験・学校

  前回家族全員でお祝いをすることをお薦めしましたが、それだけでは

せっかく受験で培った学習習慣を失ってしまうことになり、かなりもったい

ないです。<o:p></o:p> 

 

そこで、まずは毎日学習する習慣は維持することが大切です。なぜなら、

 

子供達は合格した後まったく学習させないで放っておくと学習習慣を失い

 

ます。そして、入学後「入学したので、さあ毎日勉強しよう!」と言って

 

も「勉強しないで遊ぶ習慣」がついてしまっているので勉強することが嫌

 

になりがちです。そこから、また学習習慣をつけるのにエネルギーが必要

 

になります。言い換えれば、子供は大人と違って、頭では「勉強しなけれ

 

ばいけない。」とわかってはいても、「遊ぶだけの習慣」がついてしまう

 

と切り替えるのが難しいのです。「勉強しなくちゃいけないってわかっち

 

ゃいるけど、やりたくない。」状態になりがちです。たとえていえば、

 

たい荷物を押して動かすのに摩擦係数が高いので動きだすまでは大変

 

ですが、ひとたび動き出すと加える力は少なくてすみ、動いている状態を

 

維持するほうが楽になります。しかし、いったん止めてしまうと、また

 

初めからやり直しになるのでまた苦労しなくてはいけません。子供の学習

 

もこれに近いものがあります。習慣は継続するから習慣と言うのです。

 

 そうかといって合格前ほどたくさん勉強する必要はありません。あくまで

 

学習習慣を失わず、小学校入学が楽しみになるような学習が望ましいで

 

す。<o:p></o:p>

 そこで、ウエルストリームでは、ご家庭の学習習慣維持のアシストをし、

算数国語の勉強を大好きにするため「私立小学校入学準備コース」を実施

 

しています。お子様の入学予定の私立小学校に合わせて小1範囲の算数と

 

国語を独自の方法で教えています。

「小1算数なんて足し算と引き算が中心だから誰が教えてもそう大差が

 

い。」とお思いの方も多いと思います。確かに普通の幼児教室の先生が

 

手間に教える小1算数はたいしたことがないかもしれません。

 

しかし、難関中高受験の指導経験と実績のある教師が中学受験や中学・

 

高校数学まで見据えた上で小1算数を教えると質の差がかなり出て

 

きます。せっかく算数を一から教えるのなら先々までいって応用力がつく

 

教え方をするべきです。<o:p></o:p>

 たとえば、足し算と引き算は一体のもので足し算が良くできるように

なれば引き算はすぐ出来るものです。ところが、それを別々のものとして

 

気軽に教えるので、計算問題で指をつかって数えたり、文章題で足し算を

 

つかうのか引き算をつかうのかがわからないという生徒が出てくるのです。

 

文章題が苦手になると中学受験も中学高校数学も計算問題でしか得点できな

 

くなり、算数・数学はほぼアウトです。

 

せっかく入学前に小1算数を教えるのですから原理原則から教えて、まず

 

頭の中にフレームを作り、引き出しを作ります。次に一つ一つの知識、

 

計算技術を教えていき、その引き出しにすぐひき出せる状態でそれらを

 

しまっていきます。そして、新しいことを教えるときは既存の知識との

 

関係まで言及して関連づけて教えるのです。そのように算数・数学を体系

 

的に教えていけば誰でも算数・数学が得意になり、好きになるのです。

 

小1算数は大人にとっては誰でも出来る簡単な単元なので、ついよく考え

 

ないで教えてしまいがちです。ですのであとあと(小4以降)になって

 

子供達が苦労するのです。<o:p></o:p>

 

この体系的な教え方(学習方法)は算数・数学に限らず、どの科目でも

 

必要であり、中・高入学はもっと必要になります。<o:p></o:p>

 

 

まとめ<o:p></o:p>

 

1)合格後も学習習慣を維持するほうが子供にとって最良。

 

2)小1算数を気軽に教えないで、よく考えて小4以降になって応用力がつく

 

ような体系的な教え方をする。←実はこれが実績ある塾教師のプロのワザ

 

 

3)体系的な学習方法はすべての科目に必要であり、大学入学後も使えるもの<o:p></o:p>

 

申し遅れましたが、

 

あけましておめでとうございます。<o:p></o:p>

 本年もよろしくお願い申し上げます。<o:p></o:p>

尚、今後掲載して欲しい内容がありましたらご希望を下記アドレスまで

メールをいただけると幸いです。 

izawa@wellstream.co.jp<o:p></o:p>

 


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