前回学力だけでなく、周囲の人々の気持ちが理解でき尊重出来る人が「本当に頭のいい人」という話をしましたが、結局人間力を磨くことが子供も大人も大切で、人間力の違いはいざというときに明らかになります。人間力に乏しく見せかけだけの人はいざというときに馬脚を現してしまい、周囲の人々を失望させるだけでなく不幸にしてしまいます。
お子様の人間力を磨き、本物を見抜く力を養い、教養を高める一つの方法として本物を間近に見せることをお薦めしています。
たとえば、3/28から始まるセザンヌ展(セザンヌ-パリとプロヴァンス)が一押しです。100%セザンヌで約90点の作品が展示されます。オルセー美術館などに行けばセザンヌ作品をみることができますが、ほんの一部です。今回は国立新美術館開館5周年記念ということで世界8カ国、約40館の美術館からセザンヌ作品を集めるとのこと。今からとっても楽しみです。
また、ご存じのようにセザンヌの作品はお子様にもわかりやすい絵が多く、美術のお手本にもなっています。昨年のレンブラント展同様お薦めです。
詳細は以下をご覧下さい。
http://cezanne.exhn.jp/index.html
ちなみに、私も家族で行くためにさっそく早割ペア券を購入しました。
尚、中学生以下はいつでも無料で入館できますし、高校生もだいたいの日祝は無料です。
お子様の人間力育成のために、ためになるいろいろな物を見せてあげて下さい。
そして、いろいろな所に連れて行って、見聞を広めてあげて下さい。
そのひとつひとつの経験がお子様の人生を輝かせることでしょう。
我が子の幸せを真に願う親だからこそ、いいタイミングで
できるだけのことをしてあげたいものです。