お盆休みも終わり、今日から夏期講習会後期授業がスタートしました。お盆休み中リフレッシュしたようで、いつも以上に明るく元気にやってきました。残暑厳しい中、みんな本当に頑張っています。
人は誰でも努力すればするほど、その目標を達成したくなるものです。それは幼児でも同じです。どうしてもその私立小学校に入りたいから勉強する。どうしても合格したいから、行動観察(集団行動、指示行動)でもきちんと振るまうのです。つまり、努力させればさせるほど頭も心も行動もすべて良い方向に進むものです。だから、精一杯の努力をさせることが大切なのです。受験勉強はそれ自体は合格するためにやるのですが、結果として、確実な「合格」だけでなく、同時にお子さまの人間的な成長をも得られるのです。このことが「受験を通して大きく成長する」ということです。
「人生には無駄なことは一つもない。」―この言葉は不合格であった人に対する慰めの言葉としてだけ世間でよく言われています。しかし、本来はそういう意味ではありません。
それは、「どんなことでもなにかに打ち込んで懸命に努力しつづけると、その経験はそのときは本人は気づいていなくても、その人を人間的に大きく成長させている。」ということです。だから、勉強だけでなく音楽でもスポーツでも懸命に努力する習慣は大切なのです。
この意味で「人生には無駄なこと(無駄な経験)は一つもない。」のです。