大人になっても困らない!つたわる話し方
大勢の人の前で話すとき、お友達と話すとき、目上の人と話すときなどシチュエーション別にアドバイスがあり、すぐに使えそうです。そして、本書も単に話し方のテクニックにとどまらず「相手を尊重する心の大切さ」を説いているので心の成長にも役立ちます。同じシリーズのマナーの本同様小学生女子にも読みやすいので、この本も1節ずつ親子で読み合わせして、内容について語り合い、1つだけを今週の実行目標的にして順番に親子で一緒に実行すると良いと思います。こちらもメッチャ(笑)お薦めです。
私が小中学生の頃にこういう本があれば良かったとしみじみ思いました。
というのは、その当時の私は今とはまったく違っていて、中学生の頃は、大勢の人の前で話すことがとっても苦手でした。緊張して言葉が出なくなったこともありました。そういう自分が嫌で嫌でたまらず、当時結構悩みました。それで父に相談したところ、父が読んだデール・カーネギーの「道は開ける」と「人を動かす」の2冊を貸してくれました。父が赤と青の色鉛筆で線をひき、書き込みした愛読書を夢中になって一気に2冊とも読破したおぼえがあります。そして、環境がまったく変わる高校では情けない自分を変えようと決意し、本の内容を高校1年の入学式から実行し、人知れず努力しました。その結果、高校に入ってしばらくすると父のように「何百人の前で話しても全然大丈夫!」となりました。
「人は目的をもって懸命に努力し、行動習慣を変えれば、自分(行動)を変えることが出来る。」ということを父とその愛読書から教わったのだと思います。
数ある愛読書の中で私の生き方にもっとも影響を与えた本はこのデール・カーネギーの2冊です。