絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

私はウエルストリームの生徒とその保護者様を誇りに思っています。(No.1298)

2023年04月07日 16時06分30秒 | 受験・学校

   昨日(4/6)で8日間にわたる春期講習会が終了しました。生徒の皆さんは元気いっぱい、やる気いっぱいです。かなり盛り上がってきました。多くの分野を短期間に集中して学習したので実力もついてきました。みなさん本当に頑張りました。保護者の皆様も連日の送迎、お疲れ様でした。素晴らしいです。私はウエルストリームの生徒とその保護者様を誇りに思っています。この勢いで1学期も伸ばします。

   これは新年中クラスなら約2ヶ月分、新年長クラスでも約1ヶ月分の授業を集中して毎日8日間やることによる狙い通りの効果です。(集中効果の原則=カール・フォン クラウゼヴィッツ)小学校受験や中学受験では特に「勢い」が大切なんです。

    学習の勢いがついたところで日々の努力をしていきます。「日々の地道な積み重ね」これも大切です。何事も日々の努力なしには達成できませんから。

   ところで、本日は明日からスタートする1学期授業の準備のためにお休みをいただいております。思考力育成ハイパーコース講座は明日(4/8)からスタートします。第1弾は「開智小対策過去問+予想問題完璧講座(全3回)で、開智小の過去問(ペーパーA、ペーパーB)を自力で解ける実力をつけます。

 ★ちなみにハイパーコースは塾生限定講座ですので一般の方はお申し込みになれません。新年少・新年中生のご参考までに掲載しました。

    次の講習会は7/22~8/30の夏期講習会です。年長クラスにとっては9月から始まる私立小学校入試本番の直前期であり、まさに天王山です。夏の過ごし方で結果が大きく変わります。年中クラスにとっては約1年前に直前期を体験し、「次は自分たち・・・」と志望校合格をかたく決意する大切な機会でもあります。乞うご期待です。


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記憶で苦労しないお子様に育てていきましょう。(No.1296)

2023年04月06日 14時10分07秒 | 受験・学校

ペーパー問題をやるときだけが勉強ではありません。

幼児にとって、生活のすべてが学びです。生きること自体が学びなのです。

ですから、日々の生活の中で我が子にあらゆることを教えていきましょう。

 たとえば、家族でどこかにドライブに行ったり、一泊二日で温泉に行ったとき、家族の幸せな思い出づくりをしながら、我が子の年齢に合わせて、いろいろな知識をも与えるのです。幼児は非日常が大好きですから、すぐにおぼえます。憶えたらめっちゃ褒めるのです。すると、褒められたくてますます新しい知識を憶えるようになります。

 帰りの車内では今回の旅行について家族で山の手線クイズをやるのも楽しいです。クイズを親子で出し合って、楽しみながら幅広い知識を身につけていきます。楽しみながら知識をつけていくと、何か憶えることが好きになります。

 お子様を「新しい知識を憶えることが大好き少年・少女」に育てるのか、または、「新しいことを憶えることが面倒と感じ、ちっとも憶えられない少年・少女」に育てるのかは御父母様の育て方次第です。

 ここは一つ記憶で苦労しないお子様に育てていきましょう。そうすればお子様の将来は明るいものとなります。


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「早生まれ(3月生まれ)で幼いので成長してから受験勉強をスタートする。」 -合格しないタイプです。(No.1295)

2023年04月05日 13時08分25秒 | 受験・学校

「早生まれで幼いので私立小学校受験勉強のスタートを遅らせる。」-ぱっと聞くと正しそうですが、これは以下の理由により明らかに間違っています。

理由1=入学試験では「早生まれ」を特別扱いせず、生まれ月にかかわらず、同条件で合否を決めている学校がほとんどだからです。

理由2=幼くて、他のお子様より遅れているからこそ、受験準備を早くスタートするべきだからです。

理由3=「ご自宅で勉強させて、成長が追いついてから・・」とよく言われますが、「通塾が遅れれば遅れるほど他のお子様と差がついてしまいます。」

 本来は我が子が「早生まれ」だからこそ、他のお子様と同じようにしっかり行動できるよう子育てするべきなのです。生まれ月はどんなに努力しても変えられませんが、運動はもちろん、学力も努力によって伸ばすことができるからです。

 そうでないと「早生まれだから、鉄棒ができない。早生まれだから字が読めない。早生まれだからお手伝いができない。・・・・・」などとお子様自身まで言い出して、「早生まれ」が努力しない言い訳になってしまいます。


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「合格したら、もう勉強しなくていい。」とは絶対に口にしないで下さいね。(No.1294)

2023年04月04日 14時14分05秒 | 受験・学校

 県内私立小学校受験まで約半年の今の時期、お子様が勉強したがらないと、つい「合格するまでは頑張ろう、合格したら、もう勉強しなくていいから。」などと言ってしまう御父母様がいらっしゃいます。

 しかし、「合格したら、もう勉強しなくていい。」とは絶対に口にしないで下さいね。幼児は本気にしますから。その証拠にそう言い続けて、合格後しばらくしてから「勉強しなさい。」と言うと、「受かったらもう勉強しなくてもイイっていったじゃない。」などといって抵抗するかもしれません。

 合格後は小学校受験の重圧から開放してあげたいです。だから、一日の学習時間は減らしてイイと思います。しかし、まったく勉強しないというのは・・・・・もったいないです。というのは受験勉強でせっかく身についた学習習慣が失われてしまうからです。入学までの約半年間で怠惰な生活が習慣となり、「少しも勉強したくない。」というお子様に退化させてしまうと、入学後が大変です。

 私立小学校は公立小学校よりレベルが高かったり、進度が速いですから、小3~4ぐらいからついていけなくなるかもしれません。それではなんのために苦労して私立小学校に進学したかわからなくなります。

 ですから、合格後も学習習慣を維持した上で、小学校の学習内容を楽しみにしながら勉強すると良いと思います。お子様を素晴らしい私立小学校生にするのも、スポイルしてダメダメ小学生にするのも御父母様次第です。

 我が子に勉強を好きにさせて、自分から楽しんで勉強させるようにするところが親の腕のみせどころです。

 

 


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楽器演奏の4つの発展段階(No.1293)

2023年04月03日 12時19分21秒 | 音楽

楽器演奏って端的に言えば次の4つの発展段階で上達していくのだと思います。

第1段階=譜面等が読めること。

第2段階=楽器の演奏に習熟し、譜面通りに正確に演奏できること。

第3段階=作曲家の人柄、作曲当時の年齢、家庭環境、人間関係、生きた時代の背景等、譜面には直接出てこない作曲家の意図を読み取り、それを活かして演奏すること

第4段階=読み取った作曲家の意図等に自分なりの解釈(個性)を加えて演奏で表現すること

 

第1段階は知識ですので憶えればクリヤーできます。

第2段階―ここが一番時間のかかるところです。楽器の演奏に習熟するために日々の練習が必須です。楽器にもよりますが、その楽器を自由自在にイイ音で響かせられるようになるまで長年にわたる地道な修練が必要です。譜面通りに間違えずに響かせられるようになってはじめて迷惑をかけずに他者と合奏できます。趣味の楽器演奏ならここら辺でOKです。

第3段階-将来藝大・音大に進み、プロを目指すような中高生ならこの第3段階を避けては通れません。この意味で素晴らしい演奏をするためには歴史や時代背景等の周辺知識や音楽以外の巾広い教養も必要になるのです。

第4段階―「好きな楽器を演奏して、それでお金をいただき、生計を立てる。」という意味の「プロの演奏家」になるにはこの「作曲家の意図」+「自らの解釈(個性)」は絶対に必要です。

たかが塾教師(音楽の門外漢)が何を偉そうに・・・・と思われるかもしれませんが、「自腹でコンサートに行く私のような普通の人」が「わざわざ聴きに行って良かったと思える演奏」が「プロの演奏」だと思うからです。

 そこで、私はたまにこんなことを夢想します。タイムマシンで過去に戻り、例えば、どういう意図で交響曲第3番を作曲し、後世の演奏家にどう演奏してもらいたいのかをヴェート-ヴェン本人にインタビューできたらいいですね。

 もっとも、仮にインタビューできたとしても、彼は「後世の演奏家?!そんなことはどうでもいい。自由に解釈し、勝手にやってもらっていい。というよりも、私を大きく越えてもらいたい。それが音楽(藝術)の進歩・発展だ。」と語るでしょうね。

 また、ショパンがその作品を初お披露目するときに、ショパン自身がその曲をどう演奏するのか聴いてみたいです。そういう歴史的場面に立ち会えたらいいですね。その時代には録音機材が存在していないので、今となっては推測するしかないです。

 しかし、ラフマニノフは違います。作曲した曲を彼自身が演奏したときの録音(ロシア革命から逃れ、米国に渡った直後の1919年から、亡くなる前年の1942年まで)が残っているのです。まさに自作自演です。その当時のアナログ録音ですから雑音混じりではありますが、ピアノ協奏曲第2番でどこをどう強調するのか、オーケストラとの関わり等が録音で実際に聴けるのです。「なるほどなぁ~、そうきたか・・・」という感じです。

 譜面からだけでは得られない貴重かつ記念すべき録音です。めっちゃお薦めです。

 


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