示玄

日々の雑感

蜘蛛

2008-03-23 16:40:29 | 
暖かくなりいろんな虫がでだしました。
我が家の生垣に蜘蛛が巣を作りだした、朝露があるときこの蜘蛛の巣が見られます。

禅のことばに「別に是れ一壺の天」(べつにこれいっこのてん)があります。
表札ごとに世界ありということです、嫁姑宣戦布告、夫婦円満だが貧しい家、喧嘩の絶えない家、静かに暮らす老夫婦の家、毎日宴会の賑やかな家など。



一つ一つの家が「世界」を作りだす、それぞれの世界があるということのようです。
この白い生垣の蜘蛛の巣の中にも家庭があるのでしょう。
同じように間隔があいているのが面白い。

きょうは親戚の法要でした、禅寺の椎の木の巨木の前に書かれていました。
「足りるを知らぬ貪り(むさぼり)は やがてはわが身を食い潰す」と・・・。
そこそこの生活ができれば感謝の気持ちを忘れず、平和な家庭でありたいもの・・・。


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