畑に咲く花

家庭菜園の野菜を残したら、
どんな花が咲くのやら、楽しみが増えそう

お盆に思うこと

2008年08月16日 | 日記
 今年こそ、富士山にと、足慣らしに近くの山に出かけたが、
脹脛が痛くなり、階段も登れず、お盆は一休み。
膝はなんともないのでまだチャンスはありそう。
12日に登った人の話では、朝方頂上の富士山レーダーの傍の石碑で写真を撮る
のに40分待つほど渋滞したそうです。

 お盆がくると、いろいろな事を考えた。
「産めよ増やせよ」と国の大号令で生まれた
同い年の人が、空襲や原爆で命をおとしたこと、
父母や弟のこと、二十歳まえに亡くなった同級生のことなど。
 先に逝ってしまった人々には、命を大事にするしか浮かばないが。

 一人で生まれてくることがあるだろうか?。
大多数の子供は親からも、社会からも次の担い手として祝福と期待で
生まれてくると思う。
 独死を考える。
 一人で死なないで、皆でしんだほうがもっと怖いのではないかと思う。
ある日突然、一家が、隣近所が、飛行機ごと、村が、町が無くなってしまったら、
知っているだけに、なおさら怖い。
 心の問題かもしれない。
同じ墓に入らない人がいる。
その人にとって、別々は抵抗感なく受け入れることができよう。
 しかし、
次も一緒なろうと約束して別れる人もいる。
この人に、「独死」とはなんと惨い言葉でしょう。
阿弥陀仏が仲のいいことに嫉妬して、言ったとしか考えられない。
 人間の記憶には、「楽しい」ことより
「苦しい」ことのほうが多く残されている。
きっと「悲しい、寂しい」ことを忘れようとするため、
いつまでも思い出してしまうような気がする。
 
 
 





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