次長課長というお笑い芸人の方が高収入にも関わらず、自分の母親に生活保護受給をさせていたといって、マスコミや世論が騒ぎました。
いろんなパターンが考えられます。
○親が子どもを勘当していたとしても、子どもは親を養うべき?
○虐待と育児放棄が原因で施設に預けられた子どもも、成功したら親を養うべき?
○年収がそれほど多くなかったら?
○親じゃなくて兄弟の場合は?
○いとこは?はとこは?
○友達は?お隣さんは?同じ自治会の人は?同じ市民は?県民は?国民は?佐渡のトキは?
現代は「イエ」ではなく「個」の時代になったはずなのに、やっぱり「イエ」あたりが己の範疇という意識なんでしょうか。
私的には、生活保護の不正受給も、給食費やNHKの受信料未払いも、大差ないので、世のバッシングしていた方々には大きな?マークです。
恐らく年収5000万円への僻みや、自分たちの税金で生活保護費が賄われていることへの底知れぬ恐怖みたいなもんが大きいと思ったのですが…。ええ、もちろんそんなはずはないですよね。みなさん不正を許せない正義の人だからですよね!
「役立たずをどれだけ抱えられるか」がコミュニティの成熟度を表すとも言われますが、今の日本はかなりいっぱいいっぱいなのだそうです。もっとも「今の日本」を語れる人たちは己の範囲がそれだけ広いのですから、立派であるのですが。パチパチ!
♪48億の個人的な憂鬱、地球がその重みに耐えかねて軋んでる!
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