新海誠の『天気の子』、観てきました。パチパチ!
周りは、高校生や大学生の子たちだらけでツラかった、、、(^^;)
期待通り、映像もきれい、音楽もぴったり。
マジックの場合も、ショーとして見せるとき、取り出すものや衣装の色などはもちろん、BGMもとても大事です。同じものをやっても、キッズショーになったり、ホールでのステージショーになったり、寄席の色物になったりします。
ここからネタバレ有。反転させて読んでください。※PC以外だと読めちゃうそうです。ごめんなさい。
生ビール960円!? じゃなくて、そもそも、なんでこいつは家出したんだ?と、もやもやしてましたが、「この場所から出たくて、あの光に入りたくて、必死に走っていた」ということで充分なのでしょう。それが若さです。
不思議な力をもらうけど、その反動で、、、というのは古来、王道ストーリーですから、始まってすぐに、陽菜がいなくなってしまう!とハラハラドキドキします。途中、いわゆるお遊びで『君の名は。』の瀧と三葉がでてきます。瀧の場合、お遊びの域は超えてましたけど。いいのかなあ、いいんだね。それが若さです。
「もう大人になれよ、少年。」と言われながら、納得しきれず、、、そして、あのラスト。まさに念彼観音力の世界。「彼女がいれば、世界中どこにいたって晴れなんだ」、という観念の世界だと私は受け止めました。
ちょっと趣は違いますが、三秋縋の『三日間の幸福』のラスト(彼女がいない長い人生より、彼女と一緒で3日間しか生きられない道を選んだ)を思い出しました。
陽菜がかわいくて、健気で、料理上手で、、、、いいのです。映画ですから。
年上の女性が肉感的なのも、お約束。私的には原田宗徳の『十九、二十(はたち)』に出てくる、年上彼女あたりがリアルなんだけど、、、、いいのです。映画ですから。
とりあえず、関東以外の人に、神津島とか、新宿と代々木の距離感とか伝わるかなーと思いましたが、、、それでもいいんでしょうね。あと、今後、アニメで、街並みなどの背景はどんどんリアルになるだろうけど、人物はいつまでも目が大きくあり続けるのだろうなと(^^;)
以下、映画を観た方へ補足
【迎え火】
13日(12日)
軒先あるいは玄関に提灯を吊るし、家の門口などで陶器のお皿などにおがら(麻の皮をはいだ茎)を折って積み重ね、これを燃やし、その場で合掌してご先祖の御霊を迎えるもの。さらにこれらの火を精霊棚に移し家族揃ってお参りをする。お棚経にご住職が来る日が決まっている場合、その前日の晩にお迎えを済ませておきましょう。
【初盆(はつぼん)】
新盆(にいぼん、しんぼん、あらぼん)とも。七七日が終わって初めて迎えるお盆。故人への追慕の念が未だ深く、地域によっては、葬儀よりも盛大に行う。
【彼岸】
浄土、涅槃。悟りを開くための妨げとなる迷いや煩悩を、深い川に例え(よく、三途の川と勘違いしている方がいますが、別物です)、それらを修行により渡り切った向こう岸ということ。
【保護観察】
刑務所や少年院に入るのではなく、地域の保護司や保護観察官による、面接などの指導観察を受けること。主人公の帆高は、第一種保護観察処分を受けたと思われる。
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