青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

古いアルバムの中に

2008年03月13日 22時39分43秒 | 日常
(画像:想い出が一杯)

何の気なしに部屋の隅に積まれている段ボール箱を空けたら、一冊のアルバムが出て来た。
ちなみに引っ越してから一回も開けてませんでしたが(笑)。
中身は、昔ちょこっと撮り溜めた競馬場のいわゆるパドック写真でした。
たぶん1992年くらいに府中で撮った写真ですね。

確かこの頃の土曜日は絶賛セルフ履修(笑)の頃だったんでねえ。物凄い競馬バブルの頃ですから日曜の府中開催は何もなくても10万人近くは来てましたが、土曜日の午前はさすがに人も少なくて、陽に当たりながらのんびりパドックを見ていられました。
午前中ですから当然未勝利戦ばっかなんで、残している写真は馬じゃなくて人、よーするに乗り役さんにスポットを当てたものばかりがアルバムの中に収められている。それも、リーディング上位の乗り役なんか全然撮ってないんですよwラインナップを見ていると、つくづくロクな写真撮ってねーなと思ったり懐かしかったりで、その当時の私を呼び付けて説教したくなるのであるが(笑)。
なんせ、一番メジャーかな?と思う写真が「ダンディアンバーと村本善之」だったりする訳で(笑)。

その中でも、思わずセルフ大受けしてしまった写真。

カバリアリーナと柴田弘之」
そんな写真撮ってマジどうするつもりだったんだ!当時の俺!

いやあ、思い出す。マサトでもヨシトミでもなく「弘之」。ヒロユキと書いてヒロシ。しかも「カバリ」って冠号が懐かし過ぎる(笑)。賀張中川牧場だっけ?当時でもカバリとかカイエンとか佐藤勝美センセのトコしか入らなかった弱小馬主だったけどw
柴田界では、マサト>>(10万年)>>ヨシトミ>>>>>(1000万光年)>>>>>ヒロシな柴田弘之(笑)。
ホーエイテイオーで一年メシ食ってたヒロシ(笑)。
つか食えてたのかw
その他にも「セシルシチーと橋口満朗」「ファインビュウと玉井智光」「ナミノオーと原昌久」「ユールックナイスと菅原隆明」など、なんか世間一般の標準から外れた行為を繰り返してはネガを無駄にしていたようだw

橋口満朗なあ。メイスンボサツで一年メシ食ってたなあ。つか「一年メシ」シリーズが多いな(笑)。それでも有馬の日(テイオー復活)の最終で、「あと一勝で岡部と並んで全国リーディング」だったオーラスの柴田政人テイクランを橋口がヴァンダムシチーで撃破したのは忘れねえ。橋口にだって正月は来るんだよ!と(笑)。今思うととんでもないKYですがw
玉井智光ねえ。オリンピアドウムとかドクターエチュードだね。チーターあたりが作った乱ペース、みんな府中の坂で歩いちゃったトコをヘコヘコ後方をくっついてた玉井が火事場ドロボーよろしくゴボウ抜き(笑)ってパターンがほっとんどだったから、来たところで「事故だ」ってみんな諦めてたけどw
菅原隆明なあ。ほっぺたが赤かったな(笑)。あと、柴原榮さんの勝負服が似合ってたと思う。桃に白星散らし青袖。要するにマイヨジョンヌの勝負服ね。キックオフって馬が好きだった。いっつも菅原が稽古付けてて、手が合ってたんだよねえ。府中のセンハチが得意だったっけ。

しかし写真を見て驚くのは、メモリアル60がまだ建設中でクレーンとかが映ってた事だw
他にも写真を見ると関口睦介とか横田吉光とか梶のジイさんとか語りたい人はいっぱいいるが、キリがないのでこのへんで(笑)。
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言葉の表現力

2008年03月13日 00時07分16秒 | 日常
部下(笑)がちょこっと仕事で上の人に一筆申し述べる事態となり、本日はヤツが文章を仕上げるのを待っていたのだが、上がってくる文章がやたらとダラダラしてたり、上手くまとめ切れてなかったりで何とも隔靴掻痒な思いをした。やり直しだけで仕事が終わってしまった。
どうにも文章書くのって、苦手な人には苦手なもんらしい。

昔、大学で競馬新聞なんか作ってた時がありましてね。
短いセンテンスでいかに表現するか、と言うのがウデの見せ所だったりした訳です。

過去5走の成績を表示する時、道中コーナーの通過順を表現するのに悩んだ事がある。
あ、そこ、「そんな事で悩むな」はNGワードですよ。
競馬新聞で道中の馬の動きって例えば「12-12-5-4」とか数字で表すじゃないですか。その当時使ってたワープロ(笑)ではフォント的に詰め切れなくて、一時期文字で道中からゴールまでの馬の動きを漢字で表記してたんですよね。
使える文字数は5文字だけだったから、「好直鋭伸る(好位から直線鋭く伸びて抜け出す)」「中位漸伸も(中段からジリジリ伸びたんだが)」「後方儘伸ず(後方まま伸びず)」ってな感じでやってたんだけど、結構大変でしたねえ。

紙面では各担当に予想記事を割り振ってたんだけど、「300文字で!」とか指示を出してたんだよね。限られた文字数で言いたい事を収まり良く簡潔に書きつつ、笑いもオチも取らなきゃいけなかったから、みんな大変だったんじゃないかと思う(笑)。だいたいみんな文字数オーバーして書いて来たから、上手く紙面に収まるようになおかつ文意は崩さずに文章校正するのもそれなりのテクがいりました。まあ、ここらへんはへんしうちょの役目だったけど…

ちなみに一部の人間の場合は校正じゃなくて検閲でしたけどねw
何でG1予想の記事がナベツネと政治とオレンジ共済の話で終わってるんだとw
一応学内にランダムに配ってたんでねえ…(笑)

限られた文字数で、伝えたいことを伝えるのって難しいですよね。
そう言えば、ブックの馬柱の一番右側、たった6文字でその馬の現状を表す「ミニ短評」みたいなのがありますよね。あれが凄く好きだった。

例えば、

が上
あ位
り差

一瞬「が上あ位り差?」とか読んでしまって理解に苦しんだもんだ(笑)。
ブックの中で騎手欄とここだけ縦書きなんで、多少脳内変換に時間がかかるんだよなw

あと、どっかの競艇新聞でも、選手のコメント欄をムリヤリな詰め込み書きにしてるトコがあったんだが、妙に印象的だったのが

初日の出
足なくて

…「元旦から愛車を車検にでも出したのか?」って感じなんだが。
しばらくして「初日(しょにち)の出足(であし)なくて」だと理解したw

手前味噌だが、文章力は大学時代に結構鍛えられたなあと思うのです。
コメント (2)
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