青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

ヌケ目タテ目よさようなら 独身貴族解散旅行・二日目①

2008年11月26日 21時55分54秒 | 日常

(画像:津黒高原荘&山小屋店主氏)

宿泊した「津黒高原荘」は、高原の中である事以外何もない場所にありました。
温泉はラドンを含む長湯向きのぬるめの透明なもの。
夕飯に出て来た牛肉の陶板焼きと松茸釜飯が美味でした。

旅に出た時の常として、私は普段に増して早起きになる。
この日の朝も、朝4時半に起きてしまった。
小一時間ぬるめの風呂でウトウトしてから宿の周りをぶらついてみる。
今日はどんより曇り空。
昨日到着した時はすでに暗くて分からなかったのだが、
津黒高原の周辺も結構な紅葉だったのですね。

宿で朝飯をつつがなく終え出発。
今日は昨日回り切れなかった大山の東側から鳥取方面を攻めてみる事に。
ツリマプ@中国四国を片手に、ネタ的に面白いものでも拾ってみましょうかってなもんで。
まずは今回の旅行に残念ながら参加出来なかったZafolia氏が「行ってみたいねえ」と言っていたスポットへ向かう事にする。
最近はすっかりグッピー氏もツリマプがお気に入りだそうだ。
「とにかく詳しいし、これを見るとだいたいカバー出来るから」との事。
津黒高原からR482で三朝温泉を抜け、鳥取r21鳥取鹿野倉吉線へ。
特段の変化のない山間部の隘路。
途中に「投入堂」と言う国宝に指定された崖に立つお寺があったんだけど、
お寺に行くまでの参道があまりにも長いため却下(笑)。
我々の前では国宝と言うのもそんなもんだ。ってか、これから行くのも神社仏閣なんでねえ。

鳥取県鳥取市鹿野町河内。
何の事はない山陰の山村にやって来ました。
どんよりとした空の下のせいもありますが、とにかくひっそりしたもんですね。

県道から集落を流れる河内川を渡った山裾に、鳥居があります。
その名も、「茂宇気(もうけ)神社」。
手元のツリマプには「商売繁盛にご利益あり!」とある。
元々競馬が縁で出会った我々、儲けと言う言葉には縁遠い人生を送って来ました(しみじみ)。
そんな不遇の人生に終止符を打つため、最後の希望を持ってたどり着いたのがこの神社であります(笑)。

それこそ悲惨な外し方を語らせたら両手両足でも足りない一行です。
そんじょそこらの神頼みではとうていご利益不足(笑)。
それでこその、その名もズバリ「儲け」神社。
名前からして神社界のリーサルウェポンと言っても過言ではなかろう。
どんなとこなんでしょうか。
本堂の前に思わせぶりな黒電話があって、JRAの勝ち馬決定委員会に直通電話でも繋がっているのでしょうかw
鳥居をくぐると、静かな里山の縁に沿って参道が続いています。

里山が尽きると、参道は山に向かって一直線の石段となる。
苔むし落ち葉の積もった石段。普段の不摂生と運動不足を痛感させられるw
そんな簡単には儲けさせてはくれないって事ですか。
それでも一行、比較的文句もなく黙々と石段を登ります。
儲けの神の前には従順ですw
石段を 歩みて速し 欲の皮。

およそ200段近い石段を登り切った先に、本堂がありました。
鬱蒼とした森に包まれた、何とも神秘的な感じの本堂です。
有名な神社仏閣にはない、侘びた雰囲気がします。
いかにも、「村の氏神様」と言う感じでしょうか。
祀られているのは天照大神。
建立は1703年(元禄15年)だそうな。
電話は、なかったw

さあ、ともかく祈りましょう。信者と書いて、儲と読む(笑)。

信じる者は、救われるw

全員が信心に目覚めた清らかな表情の下に(明日のマイルCSもろた!って感じの)仮面を隠しつつ旅は続くw
浜村から日本海へ出てR9を西下。すっかり空は晴れてきた。
青空の青谷海岸。日本海とは思えぬ穏やかな表情。
この辺り、京阪神の人のサーフスポットみたいですね。

倉吉市にある東郷池。
池の中から温泉が湧き出て、畔には温泉街が連なります。
冬の間は避寒地にでもなってるんでしょうか。やたらと水鳥が多い。
まあ、人間も鳥も冬は寒いから、温泉でも浸かってようって事ですかw

  

この東郷池のほとりに湧くのが「はわい温泉」。
以前は羽合(はわい)町だったんだけど、倉吉市に合併してしまいました。
「日本のハワイ」って感じのベタネタは方々で使われているので特に論評はせず。
つか、無理やりの道路沿いのヤシの木は痛々しいw
眺めのよさそうな「千年亭」と言う高級そうなホテルの露天風呂。
東郷池を一望出来る非常に気持ちのいい露天風呂で、参道の石段登りでかいた汗を流します。
思わず池に向かって仁王立ちw

続く。

そして今日のおまけ画像@はわい温泉↓

石破ちゃんキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
「きけん」って何やねんw

石破ちゃんは、(ヲタなので)使用上の注意をよく読んでお使い下さい。

コメント
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