青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

四文の得

2012年05月05日 18時00分32秒 | 日常

(夜明けの奥浜名湖@部屋の窓から)

今回は新東名をコンプリートするために三ケ日に宿を取ったのだが、珍しくリゾートホテルに宿泊してしまった。いつもなら渋いひっそりとした温泉宿が好みなんだけど、まあ家族がいるとこう言う選択肢もアリなのかなと。ひっさしぶりにバイキングなんか食っちまったぜ(笑)。リゾートホテルらしくお部屋はすべてレイクビュー、朝5時の奥浜名の夜明け。


家族と一緒だとテツ活動も制約を受けるので、じっくりと撮るなら早朝の時間が一番いい。
そっと部屋を抜け出して朝の奥浜名を走る天浜線を狙いに行きます。
ヨメさんと子供が起きるまでは何枚か撮れるでしょ!と言う事で車を走らせ、寸座駅からスタート。
高台から奥浜名の入り江を望む風光明媚な駅。

 

まだ4月の終わりだと言うのに朝から気温が高く、ムシムシとした空気の中で新所原行きの始発列車。
6時前の始発だと言うのに、地元民が一人乗車。
朝から利用者があると言うのも何だか嬉しくなってしまいますね。
駅を出ると、寸座から浜名湖佐久米にかけての小さなサミット、寸座峠に向けての登り坂。
THR2100のエンジンが唸る向こうには、朝もやに霞む奥浜名の入り江。


都築~三ケ日間では湖面に近い場所を走る天浜線。昨日車の窓からちらっとロケハンしていた場所で構える。
朝の静かな湖面にその姿を映して…


三ケ日でさっきの列車と交換した掛川行き始発列車。
新緑の息吹感じるトンネルを抜けて来ました。


浜名湖佐久米駅は、湖岸に最も近い駅。駅の目の前は浜名湖。
ちょっと朝日の逆光がきつくて撮り辛いが、入り江に舫われた船の横を行くTH。


三ケ日の街に流れる釣橋川の鉄橋を渡る。
遠く向こうに見る山は、遠州と三河を隔てる本坂峠。
今日もいい天気になりそうだな。朝練はこれで終了。

何食わぬ顔をしてホテルに戻って朝食。少し眠いが、旅先の早起きは三文どころか四文の得なのである。
コメント
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