青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

一日十鉄

2012年06月05日 22時15分10秒 | 日常

箱根登山電車を見て来た翌日、特にする事もなく買い物程度でダラダラと家にいると、退屈なのか子供が電車を見せろと騒ぐので近所の踏切へ。某鉄道写真家の方が「一日一鉄」なんて言って毎日一枚ずつ鉄道写真をアップしてますが、ウチのは「一日十鉄」くらい見せないとメシも食わない風呂にも入らないので親として心配なレベル(笑)。どうしてこうなった…と考えながら目の前を通過するのは8000系10両快速急行藤沢行き。新宿方各停の8両化により6も4も使える場所が限られてますので、最近は6+4の10両編成で快急運用に入る事が多いですね。今や小田急唯一の鋼製通勤車、ツライチで江ノ線のストレートをかっ飛ばす姿はまさに編成美。異車種混結を厭わないのが小田急らしさと言えなくもないけれど、鋼製車とアルミ車の混結はいただけない(笑)。引退前の5000なんかもなぜ3000とくっつけちゃうかね、と思いましたもんねえ。確か自分が小学校に上がるか上がらないかくらいの時期に出て来た車両なんでもう30年選手なんですが、方々に手を加えられ車体以外はオールレストア済み。昔の8000の写真を見ると今より古臭く思えたりもする。


8000快急、1000各停、そして佃煮にしても余る3000各停(笑)を何本か見た後、家に帰るよと子供を促すもまだ見たいと子供がぐずる。携帯で時刻表を見たら、もうすぐロマカが来るね!じゃあそれ見たら帰るよ!とやって来たのがえのしま75号MSE4。3月改正で江ノ線にも普通に入るようになりました。これが大野で御殿場から来たあさぎりMSE6とくっついて新宿に向かうのですが、EXE投入以降は急行じゃなくて特急の方が分割併合する時代になったつう事で。んで、特急の場合は自動放送で分割案内板の説明ってやんのかね?

やれ椅子が固てえだとか内装がチャチいとかあまり評判のおよろしくないMSEですが、定期列車への投入は基本的にバリエーションに乏しい江ノ線住民には珍しいらしく、気付けばあちらの線路端、こちらの線路端にも子供を抱き抱えたオヤジどもの姿が!
妙な親近感を覚えながら、先行の各停の後を追いゆっくりと通過して行ったMSE。4両ってえらい短いなあ。ゆけむりサイズやね。
コメント
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