青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

親子でテッパク

2012年06月08日 06時26分36秒 | 日常

開館から5年も立っているのに、未だに行った事がなかった「鉄道博物館」。土日は混んでるだろうからと言う事で平日休みを狙ってました。子供の頃、秋葉原の万世橋にあった時代(その当時は「交通博物館」だったですが)は父親に何回か連れて行かれたもので、ひとしきり見てから目の前にある「肉の万世」の本店でお食事をして帰ったっけねえ。あれから時は流れて、自分も子供を連れて鉄道博物館に来るようになった訳ですが…大宮遠いよ(笑)。


目論見通り、6月の平日の日中と言う事で館内は閑散としたもの。数々の展示物も、整理券が必要なシュミレータも、ミニシャトル列車も、鉄道ジオラマも見放題のやり放題(笑)。平日なんで、子供&母親&祖父母と言う組み合わせが多かったかね。あと中国人か。スマホ持った中国人に「写真を撮ってくれ」と懇願されて写してやったのだが、彼らがともに映りたいと被写体に選んだのは幌内鉄道の弁慶号だった。出来れば満鉄の「あじあ号」とかと写してあげたかったが、そんなもん展示もないし国際問題が大宮で発生しそうなので(笑)。ちなみに「あじあ号」は今でも中国で保存されているようですが、名前が「解放」とか「勝利」とかに替えられちゃってるのがいかにもあの国らしい。


JRになって25年経ちますが、展示物の数々はやはり「国鉄」の薫り高いものが多いですよね。0系、181系、457系、455系、ED75、ゴハチ、20系客車、101系103系…団塊の世代のようにゴソッといなくなった。つい最近まで走ってたと思ってたんだけど。子供にしてみりゃE233とかN700がスタンダードで、寝台特急?何それ?って世界なんだろうなあ。二階に置いてあった「さよなら国鉄」のヘッドマーク、このJNRマークを見ると、日曜朝の「遠くへ行きたい」と、よく出演されていた渡辺文雄さんを思い出すのであります。
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