青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

3時間の無駄

2008年03月20日 21時39分43秒 | 日常
開幕戦だって事で張り切って見たんだけどな~。
なんつーか、予想通りに見所の少ないお寒い内容だったな(笑)。

ダルビッシュ相手で札幌ドームだと、これで0勝7敗で打率.158だってよw
相手からしてみると、対戦防御率は脅威の0.83。「まかり間違って1点取れるかどうか」。試合開始前から引き分け以上は望めないってどう言う事よ…ゲッツー崩れで1点やったところで試合終了。
いい投手なのは認めるが、なんにせよ対策出来ないものなのだろうか(笑)。

昔っからロッテ打線ってもやしっ子(死語かw)が多いから、上背があって力で押してくる投手はてんでダメなんだよね。球が甘かろうが何だろうが前に飛ばないから。公相手ではミラバルとかダメでしたねえ。今でも145km以上投げる投手は基本的に苦手だと思う。ってプロなのかそれは(笑)。
今日もバキバキとバットを何本も折られる姿を見て、自然環境に配慮して金属バットでやるくらいでちょうど良いのではないかと思ったりw

まあ、「関根が苦手」とか言ってた時代に比べればレベルは上がってると思いますw
でも、今年もコイツを打てないと、肝心な時に何も出来ないで終わってしまうんだろうなあ。
打てないなら事前に言うように(笑)。

試合終了後、気晴らしにNHKで真昼間からノーブラで巨乳でTバックな番組を鑑賞しつつ、結びの一番で琴奨菊キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!!とか言ってみるw久し振りにあんな豪快な座布団の舞を見たぞ(笑)。ヒュルヒュルと館内を舞う座布団には華すら感じるなw

つか、ドルジが寄り切られた瞬間に嬉々として座布団掴んでるオヤジがいてワロタ。
確かに誰しも「死ぬまで一回はやってみたい事ランキング」の中に、「結びの一番でのザブ投げ」は入ってるよな(笑)。気持ちは分かるw

あ、ドミンゴの炎上振りとかも見てたら座布団投げたくなるんだろうなあw
何となくアイケルバーガーを思い出したけど。
そんな冷たい雨の木曜日。
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もう開幕かよ!

2008年03月19日 23時28分25秒 | 日常
と、あわてて今日帰ってからスカパーのプロ野球パックを契約する私。
最近はなかなか忙しいのでエアチェックもままならないけども、プロ野球パックくらい契約しておかないとマジでスカパーの存在意義がなくなってしまうからな。

まだ桜も咲かないうちに開幕ってのは早いな~。気持ちの整理が付かん。
日ハム三連覇ってのはないだろうが、今年のパはまれに見る予想不可能な混戦状態と聞いている。聞いている、ってのは、最近スポーツ新聞をあまり読まないので何が起きているのかあまり知らないためだw
ロッテは札幌で日本ハム相手に開幕を迎えるようだが、それにしてもロッテは悲しいかな笑える部分、ワビサビとして笑える部分が毎年のようになくなって、普通に優勝争いの本命に推されるチームになってしまったなと言うのが感想。

前回の札幌開幕は初の開幕投手ミンチー。そして初の開幕スタメンに抜粋された澤井が何故かセカンドで起用され案の定松坂に手も足も出ず→2戦目は三井に2安打完封負けで弾みが付いてしまい→小坂がバークハートに突っ込まれ戦線離脱→ボーリックは大不振→メイの無気力な空振りに最後は腹も立たなくなり→開幕11連敗→2週間強でシーズンオワタ\(^o^)/と記憶しているのだが(笑)。

ちなみに11連敗中の相手投手は、松坂・三井・杉内・星野・山田・高村・小池・シールバック・ミラバル・ヤーナル・具台晟。もう記憶もおぼろげだが、とにかく打てなかった記憶があるw

「ロッテだろ?普通に投げれば大丈夫」
との名言は、この年開幕でそんなロッテをちょいとヒネった松坂が、初先発のルーキー杉内に送った言葉でしたw
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ザ・キング・オブ・油揚げ

2008年03月17日 23時04分25秒 | 日常
(画像:道の駅とちお)

トートツですが、私は油揚げと言うものが好きなんですよ。
汁物によし、焙ってから刻んでサラダなんかに混ぜてもいいし、煮物に入れて甘辛くしても良いし、鍋物にも欠かせないアイテムだ。あ、甘辛くするならお稲荷さんってのもあるね。
何より安いのと、何かに入れた時に自身は油で味にコクを出しつつ、味を良く吸い込むと言うのもスグレモノ。特にトン汁は油揚げが入ってないと物足りないですよ。豚の脂と油揚げの油が混じったトコに、野菜の味がよーく出てるのがうめーんじゃねーかと。

何の料理に入れても名脇役として実力を発揮する油揚げだが、真の油揚げ好きにぜひオススメしたいのが「焼き油揚げ」だね。単純に焼いてショーユかけてバリバリと食う。コレ最高。上にカツオブシでもかかってたらもう文句ないですね(笑)。
ツマミによし、おかずによし、食事の時間じゃなくても単に腹が減っている時…そうだなあ、土曜競馬中継を見ながら午後3時くらいに、おやつ代わりに油揚げを焼いてバリバリやってたりする事もあるw

そんなアブラゲリアンな私が、土曜日に中越に行ったのにはもう一つ理由があります。
それは、「栃尾の油揚げ」を手に入れる事でした。
現在は長岡市に編入された新潟県栃尾市に、全国2000万人のアブラゲリアンをして「キング・オブ・油揚げ」と言わしめた(AP通信調べ)油揚げがあると言うのを聞き、はるばる関越トンネルを越えてやって来たと言う訳。つか、やってる事がズムサタの沖縄訛りのオッサンと変わらないのだが、その辺りは深く考えない。

山古志訪問を終えて、一路栃尾市街を目指す。
栃尾は長岡の東に位置する山間部の小さな町だが、そんな町に油揚げ専門店が20軒もあると言う。人口に比して、明らかに大杉(笑)。水を飲むように油揚げを食ってるであろう栃尾の住民は、油揚げの食い過ぎでさぞやグリコ森永事件の犯人のようにキツネっぽい目をして…はいなかったw

♪TO・TI・O トチオが二人を抱いたまま~ってな感じでとりあえず「道の駅とちお」に到着したのだが、いきなりこの看板がお出迎え。
館内にはのぼりも立っていて、油揚げの専門コーナーが出来ていた。
油揚げに対する町をあげてのageっぷりがうかがい知れますw
まあ、油揚げですからw
やかましいわw

と言う訳でこれが噂の栃尾名物の油揚げ。
さすがキング・オブ・油揚げ(笑)。無駄にでけえw
手に持ってみたんだけど、ずっしりと重く、油揚げと言うよりはカステラだw
その長さもさることながら、特徴的なのはその厚みでしょう。5cmはあるだろーか。

この栃尾の油揚げは何しろデカ過ぎて、揚げたあと油を切るのに鉄串に刺して吊る下げておくんだとさ。そーでもしないと油が切れないらしい。鉄串を刺した穴が残ってるのが本物の証拠なんだとか。
ちなみにこの栃尾の油揚げの歴史は古く、江戸時代初期から昭和初期までこの栃尾では盛んに開かれていた農耕用の馬のセリ市で、セリにやって来た農民や馬蹄さんたちの酒の肴としてこの油揚げがたいそう好まれたそうだ。地元では「あぶらげ」が正式名称らしい。伝統の食い物なんだね。馬を扱うのに何で油揚げなの?と言う疑問は晴れませんが。

早速3パック(2本入り300円)ほど購入し、売店で揚げたての焼きたてを買って食べてみる。
ネギとオカカのトッピングで250円はお値打ちだろ!
周りはサクサク&カリカリと香ばしく、噛むと揚げ油の甘味がジュワーッと広がり、その後に豆腐由来の味と香りが口の中に。もうこれは口の中が油揚げの臨界事故や~!(意味不明)って感じ(笑)。JCOも裸足で逃げ出す。

いや、ウマイっす。これは。
普通の油揚げと違って中に豆腐部分が残ってるのがミソだな。
厚揚げの良さと、油揚げの良さのいいトコ取りだね。
これは焼き油揚げで味わうのが一番美味いんだろうなあ。

なくなったらまた買いに行くかw
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あれは三年前

2008年03月16日 10時30分02秒 | 日常
(画像:中越の風景)

そろそろスタッドレスも履き納めかなと思い、昨日は関越道の六日町ICを基点に、中越地区を一周。
路面はまったく雪がなくて、ノーマルでも全然問題なかったけどね。
新潟の、特に中越の風景は眺めていて何とも落ち着く感じがして好きだ。
緩やかに連なる低い丘陵に、杉林と棚田と農家の納屋がポツンポツン。

関東は晴れてたらしいけど、昨日の新潟は天気悪かったすね。小雨混じりの重い雲が垂れ込めて、雪景色も霞んで見えました。気温は高かったから、地面の雪が蒸発してモヤみたいな霧みたいな雲が地面を這ってて見通しもあまり良くなかった。

そんな曇天の下を、旧山古志村へ行ってみた。
山古志といえば三年前の中越地震の一番の被災地として全国にその名を知らしめた場所でもありますが、ちょっと幹線ルートからは外れてて行きにくい場所にあります。周辺の主要都市である長岡からも、小千谷からも、小出からも、山を越えないと行けないし。あ、だからヤマコシ村なのか。

ちなみに山古志と言えば中山隧道でしょう。
ってさも常識のように言っていいのかどうか分からんがw

ちょっと解説。
山に囲まれた村の中でも、特に最深部に位置する小松倉集落には病院もなけりゃ店もなく、最寄の街である小出まで片道2時間(徒歩)の辺境でありました。普段の暮らしはともかく、村で急病人だの妊婦だのが出た時、その不便さは大きなネックになっていたんだね。厳しい冬の峠道は積雪に阻まれ、強行突破を図った村人が吹雪に巻かれ、病人を背負ったまま峠で力尽きた人もいたらしい。
繰り替えされるその惨状に、「どげんかせんといかん」って事で(たぶん言ってないけどw)雪でも行き来出来るよう村人は峠に隧道(トンネル)を掘る事を決意。小さな村の人手は戦争に取られカネも人もない中、昭和8年からコツコツと人力で掘り進め、16年をかけて貫通させたのがこの中山隧道なんですね。
ちなみにこの中山隧道、平成10年に新トンネルが開通するまでは国道291号線の一部として国道指定されていたと言う事で全国的に有名でした。「未整備の国道手掘り隧道」と言う事で、「お好きな方にはたまらない」マニアスポットだったんだけど、実はこの隧道が国道指定されたきっかけは、獄中でこの中山隧道に関する手記を読み、その熱き思いに共感した田中角栄だったらしい。「国道指定されれば整備は進むだろう」と言う角栄の思惑通り平成10年に旧中山隧道の脇に新トンネルが開通し、旧隧道はその役目を終えた訳であります。しかしながら、往時の山古志の人の暮らしぶりを今に伝える貴重な土木遺産として旧隧道は廃道に陥る事もなく、今も地区の人によって整備され通行する事が可能です。

ちなみにこの隧道、坑口幅が1.4mで、国道のくせに軽自動車しか通行出来なかった事でも有名でした(笑)。
試しに坑口に車を接近させてみたんだが、その狭さがお分かりいただけるかと。

中に入ってみると隧道の歴史が書かれた銘板があり、その向こうには落盤防止用だろうか、天井を金網巻きにされた隧道が奥へ奥へと続いている。ちなみに30秒露光で撮ったんで明るく見えますが、実際は真っ暗に近いです(笑)。正直、中に進むのはとっても不気味なんですけど、折角ここまで来たんだからと納得させて歩いてみることにする。
隧道内は地下から染み出した雪解け水でびっしょり濡れており、天井からシタン、シタンとしたたる水の音と足音がビィン、ビィンと反響するのも不気味さを増すSEとして非常に効果的だ(笑)。朝7時に誰もこんなトコに来る訳ないんだけど、思わず心の中の観客が「シムラ~!後ろ!後ろ!」と叫び出す(笑)。手掘りのゴツゴツした岩肌にはノミを穿った跡が克明に刻まれていて、往時の難工事が偲ばれるのでありますが。あの地震でも壊れなかったと言うのは凄いな。

振り返ると、今入って来た坑口があたかも天国へのドアのように光り輝いていました。
当時の村人には、本当に天国への扉だったのでしょうねえ。
このトンネル、手掘り隧道としては日本最長で924mもあるんですが、300mくらい歩いて引き返しました(笑)ええ、ヘタレですともw
出た時のホッとした気持ちと言ったらw

隧道見学を終えて、山古志村の中を流してみる。
地震の痕跡…はもう3年も経てば何も残ってないのかなと。道はきれいに作り直されているし。ある家ある家みんな新築っぽいのはある意味で震災後と言う感じはするのと、川にも砂防ダム、山にも砂防ダムとやたらと砂防ダムが出来ていたのが印象的。山崩れによる土石流を防止するためなんだろうね。中越って地区自体がもともと地盤の弱い褶曲地形だし。

山古志の高台から村内を眺めてみると、曇天の下の冬の風景はいかにも中越的。
手前の池みたいなのは、この地区特産の鯉の養殖池でしょうか。
ただ、村人自体姿をあまり見ませんでしたけどね。
村を捨てた人も多かったのかもしれません。
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ほとんど旅打ちで使ってました

2008年03月14日 22時57分38秒 | 日常
テロ朝で今夜ファイナルランを迎える寝台急行「銀河」の出発生中継を見ている。
いわゆる「葬式鉄」が大跋扈の狂乱の大騒ぎは見ていて滑稽この上ないのだが、気持ちは分からんでもない。西日本ではなは/あかつきが廃止。ヘッドマークが盗難に遭ってしまったらしいけどね。

単純に言えばニーズがないから廃止されてしまうのだけど、趣味的色彩の強い列車がなくなってしまうのは面白みに欠けるのは間違いないすよね。鉄ヲタの趣味の一つとして残しておくにはカネが掛かりすぎるのだろうけど。

寝台列車ってどのくらい乗ったかな~。
さくら、あさかぜ、北陸、あかつき、サンライズ瀬戸、エルムくらいですか。
「さくら」は会社入って一年目、益田競馬に行くために金曜の夜に横浜から勢いだけで小郡まで乗りました(笑)。無論スーツで。
「あさかぜ」は宮島競艇行った帰りに広島駅前の居酒屋でのんびり飲んでたら空港行きの終バスを乗り逃したので、しょうがないので西条から横浜まで乗りましたw
「北陸」は金沢競馬行くために乗りましたねえ。B寝台個室ってのがあって、なかなか快適だった。朝早く金沢に着くので、早朝の兼六園を散歩したり。
「あかつき」は唐津の周年→尼崎の周年をハシゴするために乗りましたね。座席車扱いのレガートシートは割安だし、博多から大阪までの睡眠移動ってのはまさに旅打ち向きの列車でした。
「サンライズ瀬戸」は丸亀競艇へ初めて行った時に乗ったな。確か丸亀のモーターボート大賞。場内の讃岐うどん、あれはうまいもんだ。
「エルム」は初めて日高の牧場へ行った帰りに苫小牧から上野まで。道内の大雨で2時間以上遅れて、ただでさえ遅い上野到着は14時頃だった。特急料金は払い戻しになった記憶がある。

あー、そろそろ下りの銀河が東京駅を発車ですね。
乗った事はなかったけど。
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